2021/08/20

GOFISH『光の速さで佇んで』アルバム・リリース・ツアー:京都・神戸・名古屋公演中止のお知らせ

 

こんにちは。スウィート・ドリームス・プレスの福田教雄です。

先日、お知らせしたGOFISHの『光の速さで佇んで』アルバム・リリース・ツアーですが、現下のコロナウイルスの全国的な感染拡大の状況、そして、特に今回はスタッフを含む多人数のメンバーで移動や宿泊など長時間に渡って同じ空間をともにすることを考慮し、お客様や関係者の安全確保を優先するためにも予定していた3公演(京都、神戸、名古屋)をすべて中止することとしました。

下記が公演中止についてのステートメントとなります。残念なお知らせではありますが、今回のツアーにつきましては、上記のように、その予定していた工程などの点からも合理的な判断だと考えていますので、どうぞご理解ください。そして、公演主催者や会場関係者、共演者の皆さまに対してご迷惑をおかけすることを、この場を借りて私からもお詫びいたします。


GOFISHからのお知らせ

8月27日(金)からスタートするGOFISHのツアーですが、現在の急速なコロナウイルス感染拡大の状況下で多人数での移動と宿泊を伴うツアーはリスクが高いこと、そして何よりもお客様や関係者の皆様の安全を考慮して下記の3公演(京都、神戸、名古屋)をすべて中止することにしました。

8月27日(金)京都 アバンギルド
8月28日(土)神戸 海辺のポルカ
8月29日(日)名古屋 ブラジルコーヒー(ブラジル in 金山)

今後、感染の収束を待って、気兼ねなく会場にお越しいただき公演を楽しんでもらえるよう、このメンバーでのツアーの実現をあらためて探っていきます。私たちの気持ちとしては中止ではなく延期と考えていますので、その日をお待ちいただければ幸いです。

なお、ご予約いただいた方には公演中止の旨を予約受付先からご連絡いたします。それに伴い自動的に予約はキャンセルとなりますので、あらかじめご了承ください。ご不便をおかけすることをお詫びいたします。

それでは皆さま、くれぐれもお身体にお気をつけてお過ごしください。また元気にお会いできる日を心から願っています。

GOFISH一同
テライショウタ、藤巻鉄郎、墓場戯太郎、中山努、潮田雄一、元山ツトム、井手健介、浮



スウィート・ドリームス・プレスとしても、心ゆくまで楽しんでもらえるような機会をいつかまたつくることができたらと考えていますので、その日までどうぞお待ちください。それではまた、よろしくお願いします。

2021/08/17

イ・ラン(이랑) - オオカミが現れた(늑대가 나타났다)

 

アーティスト:イ・ラン(이랑)
タイトル:オオカミが現れた
カタログ番号:SDDA-051
デジタル配信開始日(含:サブスクリプション):2021年8月23日
収録曲数:10曲

作詞・作曲:イ・ラン
プロデュース:イ・ラン、イ・デボン
演奏:イ・ラン(ボーカル、アコースティック・ギター)、イ・デボン(ベース、アコースティック・ギター、ウクレレ、コーラス、ピアノ、エレクトリック・ギター、シンセサイザー)、イ・ヘジ(チェロ、ピアノ)、ユ・ヘミ(コーラス)、キム・ヨンフン(ドラムス)、メ・ジウク(ベース)、カン・ジョンホ(ドラムス)、チョン・ジュンヨブ(ウクレレ、シンセサイザー)、オンニ・クワイア(合唱)、廣川毅(コーラス)
録音:イ・デボン、チュン・ハクジュ
ミックス:イ・デボン、大城真
マスタリング:大城真

価格(BandcampMinna Kikeruほか):1,500円(アルバム)、150円(曲)
登録プラットフォーム:Apple MusicSpotifyiTunesAmazon MusicBandcampMinna KikeruレコチョクOTOTOYYouTube Musicmusic.jpmoraKKBOXほか
*CD/LPのリリースも、この後、予定していますので、どうぞお楽しみにお待ちください。詳細が決まり次第、ご案内いたします。

私の友達はみんな貧乏です
この貧しさについて考えてみてください
それはそのうち あなたにもふりかかかるでしょう
この土地には衝撃が必要です
「オオカミが現れた」より


イ・ランの音楽をはじめて聴いたとき、まるで川のようだと思った。満々と水をたたえて、その中で生きているものたちがいて、そしてどこかへ向かって流れているのだ。

/いがらしみきお(漫画家)

イ・ランは話す。無理やり隠した心を、希望の見えない世代を、目立たない人を、静かな一日に訪れる哀歓を、泣きたくて泣いたと語る表情を。やさしい声ではっきりと話す。それはイ・ランの話であると同時に誰かの話だ。私は、イ・ランの歌を最後まで歌ったことがない。悲しくて泣きたくなり、口をつぐんでただ歌を聴いているだけだ。この瞬間、黙って生きていた私を見る。他人の声を聞いてはじめて自分がどれほど汚れているかを知る。放っておけば清らかなふりをする泥水の姿で生きていたことを、上がったり下がったりするメロディで向き合う。 

イ・ランの歌は聴く者を慰めるようなものではないが、聴いていると自分が真っ先に慰められることになる。このような錯覚が起こるとき、涙ぐんでいた力が私の一日を照らす。明日は自分の顔をよく見よう、死ぬほど悲しいときは死ぬほど泣こうと誓う。過去の私と今日の私が、ともによく生きていくことを望むなど傲慢だろうか。イ・ランの歌が流れる瞬間だけでも、私は欲張りでいたい。「よく聞いていますよ」という言葉は、聞き手がやっと見つけた挨拶だ。よく聞いていると言う気持ちは、だからずっと話してほしいという願いだ。

/イム・ジーナ(漫画家/エッセイスト)


名作『神様ごっこ』から5年、イ・ランのオリジナル・サード・アルバムがついに完成!
他者の言葉に耳を傾け、その心の中を想像/創造するイ・ランからの対話の糸口。

現在も続くコロナ・ウイルスの世界的パンデミックの中、一時は制作が途切れていたイ・ランのサード・アルバムが、2021年の夏、ついに完成しました。タイトルは『オオカミが現れた』。昨年にデジタルで発表した「患難の世代」、さらに本年8月にリリースされた7インチ・シングル収録曲「ある名前を持った人の一日を想像してみる」と、いくつかの曲は先行でリリースされていますが、近年のライブ・パフォーマンスでも重要な役割を担ってきた曲も含め、全10曲を収録した堂々たるアルバムがついに姿を現わします。

 性の多様性とフェミニズムを支援する合唱団、オンニ・クワイア(Unnie Choir)が参加する冒頭の「オオカミが現れた」とクロージングの「患難の世代(Choir Ver.)」をブックエンドにして挟み込むような構成で、イ・ランが関心を持ち続ける声=歌の表現をアカペラに宿した「対話」や、シンフォニックなアンビエント・トラックにシリアスな語りを浮かべた「意識的に眠らないと」などの新たな音楽的パレットをアクセントに、先述した既発表曲以外にも一聴してイ・ランだとわかる、あの風のようなメロディは本作でも聴く者の耳を吹き抜け、そしてその耳を捉えて離さないでしょう。これら楽曲の充実度こそ、このサード・アルバムで達成した第一の高みです。

 異なる声を合わせること、そして、その声に耳を澄ませ、反応すること、ささいなことでも疑問を呈すること、いたずらに答えを求めず、むしろ問いかけ続けること。泣くこと、笑うこと、卑屈になること、惨めになること、それでも新しい一日がはじまること……。ここにあるひとりの人間の物語は、きっと聴く者自身の物語への呼び水となるに違いありません。

 前作から5年、イ・ランの新しい歌声と言葉がまた、誰でもない誰かこそいちばん特別なのだということに気づかせてくれるでしょう。タイトル曲で歌われる「あなたの土地に必要な衝撃」を、あなたの場所に見つけてください。「オオカミが現れた」という大きな呼びかけ、これが、イ・ランの3枚目のオリジナル・アルバムです。

曲目
1. オオカミが現れた
2. 対話
3. よく聞いていますよ
4. 患難の世代
5. パンを食べた
6. 意識的に眠らないと
7. 何気ない道
8. パクカン・アルム 
9. ある名前を持った人の一日を想像してみる
10. 患難の世代(Choir Ver.)


イ・ラン(이랑):韓国ソウル生まれのマルチ・アーティスト。2012年にファースト・アルバム『ヨンヨンスン』を、2016年に第14回韓国大衆音楽賞最優秀フォーク楽曲賞を受賞したセカンド・アルバム『神様ごっこ』をリリースして大きな注目を浴びる。その他、柴田聡子との共作盤『ランナウェイ』、ライブ・アルバム『クロミョン~Lang Lee Live in Tokyo 2018~』、デジタル・シングル「患難の世代」、7インチ「ある名前を持った人の一日を想像してみる/イムジン河」を発表。さらに、エッセイ集『悲しくてかっこいい人』(2018)、コミック『私が30代になった』(2019)、短編小説集『アヒル命名会議』(2020)を本邦でも上梓し、その真摯で嘘のない言葉やフレンドリーな姿勢=思考が共感を呼んでいる。



2021/08/15

イ・ラン(이랑) - ある名前を持った人の一日を想像してみる/イムジン河

境界を越え、自由に近づく歌……。大きな話題を呼んだ「イムジン河」のカバーと、新作アルバム『オオカミが現れた』収録曲をカップリングしたアナログ・7インチ・シングル。

アーティスト:イ・ラン(이랑)
タイトル:ある名前を持った人の一日を想像してみる/イムジン河
発売日:2021年8月18日
収録曲数:2曲
発売元:JET SET
カタログ番号:JS7S310
価格:1,700円+税

*本作品の発売元は「JET SET」となります。こちらでご予約を受け付けていますので、どうぞご利用ください。また「イムジン河」につきましては、すでにApple MusicやSpotify等、主要なサブスクリプション・サービスで視聴可能となっていますので、引き続きお楽しみください。

 リリース間近のニュー・アルバム『オオカミが現れた』にも収録が予定されている新曲「ある名前を持った人の一日を想像してみる」。そして、もともと朝鮮民主主義人民共和国で生まれ、日本では在日コリアンの友人を通してこの曲と出会った作詞家、松山猛に近しかったザ・フォーク・クルセダーズによるカバーで広く知れ渡った「イムジン河」のカバー。特に後者は、発売禁止処分など日本でたどった平坦でない道のりだけでなく、近年では2018年の元日に突如として公開されたミュージック・ビデオが大きな話題を呼んだことを覚えている方も少なくないだろう。そう、イ・ランが「イムジン河」を歌う映像である。

 そのビデオの中では、凍てつくようなイムジン河岸にひとり立つイ・ランが韓国語手話を交えて日本語で歌っていたが、今回、新たなアレンジを加えてレコーディングされた本曲は2番までが日本語で、そして3番は原詞の朝鮮語で歌われることとなった。そこにもまた、彼女の想いがあることは言うまでもない。

 また、いまではイ・ランの歌における大きな持ち味となった「語り」は、「ある名前を持った人の一日を想像してみる」でも効果的に差し挟まれ、今までになくシリアスな表情と共に幾重にも折り畳まれた風景をそこに広げていく。そして、そのシーンの中からは「イムジン河」が象徴する分断のみならず、「ある名前を持った人」を震えあがらせてしまうさまざまな脅威、ボーダーやギャップの存在、さらには先述したビデオが公開された2018年と現在を隔てるものにまで思いを至らせてくれるだろう。

 群がり飛んでいく水鳥が落とした2枚の羽根、それがこのシングルだとすれば、この2曲は何かをさえぎるものとしてではなく、とうとうと流れ、交じり合わせるものとして聴き継がれていくに違いない。このイ・ランの新しい歌を、いまそこで、ぜひ聴いてみてください。

曲目
SIDE A:ある名前を持った人の一日を想像してみる
SIDE B:イムジン河


イ・ラン(이랑):韓国ソウル生まれのマルチ・アーティスト。2012年にファースト・アルバム『ヨンヨンスン』を、2016年に第14回韓国大衆音楽賞最優秀フォーク楽曲賞を受賞したセカンド・アルバム『神様ごっこ』をリリースして大きな注目を浴びる。その他、柴田聡子との共作盤『ランナウェイ』、ライブ・アルバム『クロミョン~Lang Lee Live in Tokyo 2018~』、デジタル・シングル「患難の世代」、7インチ「ある名前を持った人の一日を想像してみる/イムジン河」を発表。さらに、エッセイ集『悲しくてかっこいい人』(2018)、コミック『私が30代になった』(2019)、短編小説集『アヒル命名会議』(2020)を本邦でも上梓し、その真摯で嘘のない言葉やフレンドリーな姿勢=思考が共感を呼んでいる。今後、サード・アルバム『オオカミが現れた』のリリースを予定している。

2021/08/04

「浮と港」の単独公演のお知らせ

 

先日、トリオの初披露となった東京・入谷のなってるハウスでの公演を即日完売とした浮と港(米山ミサ+藤巻鉄郎+服部将典)ですが、夏の間にもうひとつ、今度は単独公演を開催することとなりました。先日の公演ではゲストに山入端佳太(KIQ)を迎えた演奏でしたが、今回はシンプルにトリオでの演奏を中心にたっぷりとご覧いただけます。9月よりレコーディングをスタートする3人のこれからに耳を傾けられる貴重な機会となりますので、ぜひお早めにご予約を。今回もまた、この夏空の下、静かな波打ち際を見るような時間が広がるはずです。現下のコロナウイルス感染拡大の状況を踏まえて席数限定での開催となりますので、あらかじめご了承ください。

8月20日(金)東京・神保町 試聴室
東京都千代田区西神田3-8-5
出演:浮と港(米山ミサ+藤巻鉄郎+服部将典)
開場 6:00pm/開演 6:30pm
料金 2,000円 *1ドリンク+スナック込(予約優先、席数限定)
定員に達しましたので、予約受付を終了いたしました。どうもありがとうございます。お気をつけてお越しください。
予約:会場(http://shicho.org/2021/08/1event210820/