2012/04/23

Hungry Ghost & Helll Japan Tour 2012



一昔前、アンワウンド(Unwound)というそれはそれは大層かっこいいポスト・ハードコアのバンドが米ワシントン州オリンピアにいました。それは、こんなバンドでした。


そして、そこから南に数時間ドライブしたところ、米オレゴン州ポートランドにちょっと変わったバンドがいました。アーヴィング・クロウ・トリオ(Irving Kraw Trio)です。


さらに車では気軽に行けないぐらい離れたところ、ニューメキシコ州アルバカーキの町にザ・ドラッグス(The Drags)というガレージ・バンドがいました。


さて、この度スウィート・ドリームス・プレスは安永哲郎事務室と共同であるバンドを招聘してツアーを計画しています。あるバンドとはハングリー・ゴーストといいまして、こんなバンドです。





ジャン!


このハングリー・ゴーストと、かねてより親交の深い東京のヘルのスプリット・ツアーが始まります! 乞うご期待!

90年代には米ワシントン州オリンピアでフガジと比肩する鉄壁のアンサンブルを誇ったポスト・ハードコア、アンワウンドの一員として、また近年は元スリーター・キニーのコリン・タッカー・バンドを背後から支える辣腕女流ドラマーとして順調な活動を続けるサラ・ランドがポートランド最強のカルト・サイケデリック・バンド、アーヴィング・クロウ・トリオを率いたアンドリュー・プライス(g, vo)と2008年に結成したニュー・バンド、それがハングリー・ゴーストです。

当初はデュオ形態で活動を開始したものの、2010年夏にはニューメキシコ州アルバカーキをトラッシーなガレージ・サウンドで騒がせたザ・ドラッグス(作品は名門エストラス・レコーズより)のロルカ・ウッドをベーシストに迎え、ここにポートランド随一のパワー・トリオが完成。しかも、今後クワージのサム・クームズをプロデュースに迎えたデビュー・アルバムが予定されています。つまり、今回のジャパン・ツアーは、バンドが大きく羽ばたこうとするその最初の姿を目撃できるまたとないチャンスとなるわけです。

「曲が展開すると共にフロアがファンキーな歪みで満たされる。彼らには本物のパートナーシップがある」。『LAウィークリー』

「元アンワウンドのドラマー、サラ・ランドの新バンドにファンキーな要素があっても驚くべきことではない。アンワウンドのマス・パンク・サウンドはいつだってダンサブルだった。ハングリー・ゴーストのトレードマークとも言えるファンク・ルーツ・パンク、もちろん、アンワウンドと同じようにリスナーが殺られないわけがない」。『ウィラメット・ウィーク』

ファンク、ブルース、サイケデリア、パンク、真のオルタナティブ・サウンドをグツグツと煮込んだソリッドなヘヴィ・ロック・バンド、ハングリー・ゴーストの日本初上陸を迎え撃つのは、そのフロントマンのアンドリュー・プライスと共にアーヴィング・クロウ・トリオやホッケンカイトを支えた現在東京在住のジェフ・フッチィロとジェイソン・ファンクがミディアム・ネックスの飛田左起代、minamoの安永哲郎、そしてASUNAとスタートさせたHELLL。過去のアメリカ・ツアーでは、今はなきポートランド・インディー・シーンの伝説となったベースメント「ジ・アーティステリー」にてハングリー・ゴーストとも共演済み。初期のドローン主体のインプロから徐々に独自のバンド・サウンドを構築しつつある中、今回が初の国内ツアー。新たなHELLLの局面が見られそうです。

日米を股にかけた現在進行形のポートランド、彼の地のシーンの層の厚み、得体の知れなさをぜひ体感してください。ハングリー・ゴーストとHELLL、これ以上ないカップリングでのスプリット・ツアーです(一部、HELLLが出演しない公演もあります)。どうぞお見逃しのないように。

HUNGRY GHOST & HELLL JAPAN TOUR 2012
ハングリー・ゴースト&ヘル ジャパン・ツアー2012

5月17日(木)東京・幡ヶ谷 Forestlimit(03-6276-2886)
東京都渋谷区幡ヶ谷2-8-15 幡ヶ谷K3ビルB1F
出演:ハングリー・ゴースト、HELLL、Americo
開場 7:00pm/開演 7:30pm
料金:2,000円(予約)/2,500円(当日)*ドリンク代別

sone records presents nEW POP #4
5月18日(金)浜松 Zoot Horn Rollo(053-458-1388)
静岡県浜松市中区成子町56
出演:ハングリー・ゴースト、HELLL、tatamiNObLUE
DJ:woodymann(Phonolite
開場 6:30pm/開演 7:00pm
料金:2,000円 *ドリンク代別
予約:sone records

太陽のおなら vol.8
5月19日(土)金沢 テトラポット
金沢市石引2-9-2-B1F
出演:ハングリー・ゴースト、HELLL、NOIDYOCO ORGAN
開場 6:00pm/開演 6:30pm
料金:1,000円(学割・要学生証)/1,500円(予約)/2,000円(当日)*ドリンク代別
予約:太陽のおなら

円園 circle.2
5月20日(日)大阪 epok(06-6263-1133)
大阪市中央区南船場1丁目1-12 企業交流プラザビル4F
出演:ハングリー・ゴースト、HELLL、微音生ゑでぃ+まぁこん+ビル+倉本さん)、FUMU FUMU
幕間音楽:栗原ペダル
CD・本など販売:ほ〜ぷ軒
フード:喫茶ゆすらご
開場 6:30pm/開演 7:00pm
料金:2,000円(予約)/2,500円(当日)*ドリンク代別
予約:ENEN

5月22日(火)名古屋 KD Japon(052-251-0324)
名古屋市中区千代田5丁目12-7
出演:ハングリー・ゴースト、ネス湖(松井一平テライショウタ/村上ゴンゾ)+黒田誠二郎ASUNA
開場 7:00pm/開演 7:30pm
料金:2,000円(予約)/2,500円(当日)*ドリンク代別
予約:会場

5月23日(水)松本 MOLE HALL(0263-88-5535)
長野県松本市深志1-2-15CENTURY MAXIMビルB1
出演:ハングリー・ゴースト、slumMANT宮内優里
開場 7:00pm/開演 7:30pm
料金:2,000円(予約)/2,500円(当日)*ドリンク代別
予約:藤沢千史

5月25日(金)東京・落合 soup(03-6909-3000)
東京都新宿区上落合3-9-10 松の湯B1F
出演:ハングリー・ゴースト、HELLL、MayMayLuis Nanook
開場 7:00pm/開演 7:30pm
料金:2,300円(予約)/2,800円(当日)*ドリンク代別

協力:sone records(浜松)、Super Go(浜松)、太陽のおなら(金沢)、ASUNA(金沢)、MOON FACE BOYS(大阪)、藤沢千史(松本)

すべての会場のチケット予約はスウィート・ドリームス・プレス、または安永哲郎事務室でも承っております。お名前、希望日、枚数を送信ください。当日、前売り料金にてご入場いただけます。

企画・制作・招聘:Sweet Dreams Press安永哲郎事務室


ハングリー・ゴースト Hungry Ghost

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Hungry Ghost at The Know 2011
Hungry Ghost @ Rotture 6/20/10


ヘル Helll 

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Night People #01 / Helll
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2012/04/11

サッド・ホースと2UPのジャパン・ツアー2012終了しました。

満開の上野公園の桜にすべり込みセーフ

お陰さまでサッド・ホースと2UPのジャパン・ツアー2012、4月8日(日)の東京・幡ヶ谷フォレストリミット公演を持ちまして無事に全国7都市8公演を終了しました。会場にお越しいただき、満面の笑みと大きな歓声で盛り上げていただいた皆様、どうもありがとうございました。特に最終日はいつの間にやらモッシュピットができてたほど。とはいえ、何より殺伐としたところがまったくなくて、この日に限らずみんな特大の笑顔だったのが何よりでした。サッド・ホースのふたりも今まででいちばん楽しかったツアーだったと言ってくれています。そして、多少心細そうな様子で、今日の朝、これから3公演(釜山・ソウル)を予定している韓国に向けて飛んでいきました。

4月7日(土)の大阪フロート公演から 

今回のツアーもまた、いろいろな方に協力してもらいながら、のものでした。初日のエコーは会場のカトマン、山形フランクはZOMBIE FOREVER~熱演namemeの鈴木聖和さん。テキーラてきめんの仙台パンゲア公演は-W-(Waikiki Champions)の鎌田杜男さん、浜松ズート・ホーン・ロロ公演は地元ソーン・レコーズのクワケンさんにSuper Goのマスヤマさん、金沢公演はいつもありがとうのアスナくん。そして、大阪公演は現在京都在住の我らがMOON FACE BOYSこと竹下慶くん。彼らが会場のブッキングから共演バンドの組み合わせ、時には宿泊まで手配してくれて、そうやって今回のツアーは実現したわけです。いつも、のように。

さらに、名古屋ではみんなをあたたかく家に迎えてくれた石原よしとくん、金沢では観光から食事、宿泊まで世話していただいたリーダー、浜松は会場ズート・ホーン・ロロに泊めていただいたり……、また、東北2公演は2UPのふたりの地元仙台のご実家に大変お世話になりました。もちろん、ほかにもたくさんの方にご協力いただいています。あらためて、本当にありがとうございました。

同じく大阪フロートの2UP

今回、既発アルバムといっても自主制作でリリースしているものが1枚だけ、と、ほぼ無名に等しい状態でのツアーとなったサッド・ホースですが、まだ海の物とも山の物とも知れないのに駆けつけてくれたオーディエンスの皆さん、最高でした! 事前情報も何もなく、ただ目の前の演奏に熱心な反応を返すさまを見て胸を焦がしたアラフォー男子も少なくなかったはず。個人的にも、何か久しぶりに手探りで進んでる感じがして、とても楽しかったです。時々、ちょうど10年前にマップで招聘したタラ・ジェイン・オニールとダニエル・リトルトンの最初のツアーの感触がよみがえってきたりもしました。

浜松ソーン・レコーズさんの壁にサイン。
サッド・ホース~2UPとも、今回のツアー物販商品を幾つかお取り扱いいただいています。
どうぞチェックしてみてください。

なんてカッコつけても、今回のツアーも個人的には反省することが多いんですが、ね。でも、今回のそれはちゃんと忘れないようにしようと思ってます。

ともあれ、大きな事故もなくサッド・ホースと2UPのジャパン・ツアーが終わりました。今回のMVPは、ペーパー・ドライバーのぽんこつレーベル・オーナーふたりを脇に、演奏もあるのにひとりでドライバー役を果たしてくれた2UPの俵谷哲典くんに! 本当にお疲れ様でした。