2011/11/17

k.(カーラ・シックリー)の『ヒストリー・グロウズ』予約受付開始!


スウィート・ドリームス・プレスは、この度、アイダ第三のメンバーであるカーラ・シックリーのソロ・プロジェクト、k.の9年ぶりのサード・アルバム『ヒストリー・グロウズ』を12月15日にリリースします。

というわけで、上はできたてほやほやのジャケットのアートワークです。バックミラーにハンモックでくつろぐ女性の姿、遠くには鳥が飛んでいます。今日の午前中に無事入稿してきました。ちなみにこの写真は、カーラのパートナーであるケイト・ミルフォードという写真家の作品で、これ以外にも裏ジャケットや中面、ブックレットに彼女の作品を使っています。静かで、ノスタルジックで、ほのかに人間の臭みが漂ってくるアメリカの風景を音楽とあわせて楽しんでいただければ嬉しいです。彼女のウェブサイトはこちら。残念ながらそこでは余り写真を見ることはできませんが、彼女の経歴は垣間見ることができます。またケイトは2008年のアイダの来日にも同行して、かいがいしくカーラのふたりの赤ちゃんの世話をしていました。背が高く、知的ですらっとした方でした。

ちなみにこの『ヒストリー・グロウズ』は、アメリカでのリリースがまだ決まっていません。また、このジャケットのデザインはスウィート・ドリームス・プレスで手がけたので、将来アメリカ盤が出たとしても、異なる仕様になることが予想されます。どちらにしても、いまはスウィート・ドリームス・プレスだけの『ヒストリー・グロウズ』というわけです。

では、収録曲から冒頭を飾るオープナー「Stevie」をお聞きください。ドラムは2008年のアイダの来日でも活躍したルース・キーティング、そしてたなびくような印象的なスティールは、そのルースとマラーキーズというバンドをやっているマット・サットンです。これをきっかけにして、そのマラーキーズや、カーラが以前やっていたビーキーパー、さらにUIベイブ・ザ・ブルー・オックスなど、ブルックリンのアヴァン・ポップ・シーンの裏面を探求してみるのも面白いでしょう。


k. (Karla Schickele) - Stevie by Sweet Dreams Press

ちなみにこの曲、聞き覚えがある方もいらっしゃるかもしれません。そうなんです。2008年のアイダ来日時にスウィート・ドリームス・プレスで発行した『勇猛果敢なアイダのものがたり』の付属CDにも収録されていた曲なんです。……で、ぜひ、この本も一緒に読んでもらいたいなと思い、今回、格安なセットもご用意することにしました。題してアイダ・セット。ジャド・フェア&テニスコーツのときの青空セットも好評でしたが、こちらも持ってけドロボー価格、約30%引きでご提供させていただきますので、ぜひこの機会にご利用ください。詳細は下に記しておきます。

また、発売日の前日、12月14日までの予約者限定価格として、『ヒストリー・グロウズ』ご予約の方には消費税もサービスさせていただきます。さ・ら・に、この『ヒストリー・グロウズ』も絡めて、最近の女性シンガー・ソングライターが概観できるような、そんな小冊子をつくってみようかなと思っています。『ヒストリー・グロウズ』、もしくは「アイダ・セット」をご予約・ご注文の方には1冊ずつ同封させていただきますので、そちらもお楽しみに。内容はまた追ってお知らせします。

では、k.(カーラ・シックリー)の『ヒストリー・グロウズ』をどうぞお楽しみに。参加メンバーの中には、もちろんアイダのダン・リトルトンとエリザベス・リトルトン、ベイブ・ザ・ブルー・オックスのローズ・トムソンといった面々が並んでいます。そして、レコーディングはヒズ・ネーム・イズ・アライヴのウォーン・デフィーヴァーがウッドストックにあるリヴォン・ヘルム(!)のスタジオで敢行。タラ・ジェイン・オニールも2曲をミックスし、マスタリングは過去にニック・ジャイナホース・フェザーズの作品を手がけてきたジョン・コーズが担当しています。

さらに、とかくカバーに定評のあるアイダの血筋だけに、本作にもルシンダ・ウィリアムスの「Passionate Kisses」、ジェシー・メイ・ヘンプヒルの「Jump」、ジュリー・ドワロンの「For Me」にジェリー・ラファティーの「Baker Street」の4曲を収録。この人選の幅広さ、この折衷性こそ彼女の肝でしょう。とにかく、とてもいいアルバムなんです。カーラと親交のある中西良之さんのライナーノーツ、そして、mmm(ミーマイモー)が手がける今すぐ歌えてしまいそうな歌詞対訳も含めて、存分に味わっていただければと思います。

アーティスト名:k.(カーラ・シックリー)
タイトル:ヒストリー・グロウズ
発売日:2011年12月15日
カタログ番号:SDCD-009
価格:¥2,100(本体 ¥2,000)
パッケージ:6面デジトレイ+ブックレット
収録曲数:10曲
ライナーノーツ:中西良之
歌詞対訳:mmm(ミーマイモー)



スウィート・ドリームス・プレスWEB限定アイダ・セット!

タイトル:アイダ・セット(『ヒストリー・グロウズ』+『勇猛果敢なアイダのものがたり』)
カタログ番号:SDSP-002
WEB限定価格:¥3,200(税込)
通常定価2,100円+2,520円=4,620円の約30%OFF!




『勇猛果敢なアイダのものがたり』の内容については、こちらをごらんください。

ご予約/ご購入を希望される方は「info.sweetdreams@gmail.com」まで、1)お名前、2)郵便番号+ご住所、3)電話番号、3)ご希望の商品名、4)ご希望の枚数、5)希望のお支払い方法(指定の銀行口座へのお振込み、もしくは現金書留)をお知らせください。折り返し、スウィート・ドリームス・プレスより送金先などを添えた確認メールをお送りします。また、PayPalをご利用の方は、上の「Add to Cart」ボタンをご利用の上、通常のショッピング同様の方法でご送金ください。どちらも入金の確認をもってご予約成立とさせていただきます。もちろん、スウィート・ドリームス・プレスのほかの商品を併せてご購入いただくことも可能です。なお、特典は数に限りがありますので、お早めのご予約をおすすめします。

2011/11/16

Introducing Karla Schickele 1


2008年、スウィート・ドリームス・プレスはアイダの初来日を記念して『勇猛果敢なアイダのものがたり』というCD付きの書籍を発行しました。その本は、アイダのメンバーやバンド関係者のインタビュー、メンバーが影響を受けたレコードのリスト、ディスコグラフィや評論などで構成していて、シークレット・スターズのジュディ・ボナーノの感動的な思い出話やマイケル・ハーレーがあの伝説的なコミックをその本のために描いてくれたことなど、今でも思い出深い1冊(枚)だったりします。

そして僕はその本を抱えて、行商よろしくアイダのツアーの約半分について行ったわけでした。ちなみにマップのときに2度目に企画した招聘がタラ・ジェイン・オニールとアイダのダニエル・リトルトンだったこと。そのときにちょうどアイダのプロデューサーとしても有名なヒズ・ネーム・イズ・アライヴのウォーン・デフィーヴァーが日本に滞在中だったこと。さらに数年後、タラ・ジェイン・オニールの何度目かの来日メンバーとして、元アイダのミギー・リトルトンを連れてきたこと。マップではダニエル・リトルトンの妻であるエリザベス・ミッチェルのキッズ・アルバムを2枚リリースしていたこともあるし、ともかく何かと縁があるバンドだったわけで、そのファミリーとしての広がりをいつか一冊にまとめることはアイダの来日が決まる前から頭の隅にいつもありました。

ともあれ、アイダが来日してメンバーと一緒に行動を共にする中、ベース/ピアノのカーラ・シックリーが1枚のCD-Rをくれたのでした。それは、既に2枚のアルバムを出していた彼女のソロ・プロジェクト、k.の録音したてのニュー・アルバムとのことでした。タイトルは「Ghost and the Other Swimmers」。最初に聴いたときからとても印象のよいアルバムで、この3年ほど何度も何度も何度も何度も聴き続けたアルバムになりました。でも、その間アメリカでリリースされる気配はありませんでした。

ある日、カーラにメールで「あのアルバム好きなんだけど誰も出さないの?」と訊くと、特にリリース予定がなくまだマスタリングもしていないとの答え。というわけで、ひょんなことからスウィート・ドリームス・プレスでそのアルバムをリリースすることにしました。タイトルこそ『ヒストリー・グロウズ』になりましたが、僕がずっと聞き続けてきたアルバムと同じものです。リリース日は12月15日、今、ジャケットのデザインをいろいろ試しているところですが、まずはカーラ・シックリーなる女性の人となりを知ってもらうために、先述の『勇猛果敢なアイダのものがたり』に掲載したインタビューの完全版を、以下にお蔵出ししてみます。

それでは、k.(カーラ・シックリー)の9年ぶりとなるアルバム『ヒストリー・グロウズ』をぜひご期待ください。きりっと冷えた街の歌のアルバムです。


■まず、あなたの子供時代のこと、それからあなたのご家族のことを教えて。あなたの父親のピーターPDQバッハという架空の人物を作り上げた作曲家なんですよね。そういうユーモラスなアーティストを父親に持つ気分ってどんな感じですか? また、そのことがあなたの音楽や、そのほかの活動に影響を及ぼしていると思いますか?
□いつも音楽がかかっている家で育ったのはラッキーだったと思う。わたしの両親はどちらも、いろんな音楽が大好きでね。ポップも、クラシックも、ジャズも、フォーク、ブルーグラス、カントリーやソウルも。それに、自分たちが好きな音楽を人と分かち合うのに熱心な親だった。父は「シリアス」な作曲家だけど、PDQバッハという喜劇的なキャラクターを創出した人でもあるの。それに『シックリー・ミックス』っていう、何でもかけるラジオ番組のホストもしていたわね。彼はコメディをすごくシリアスに捉える一方で、シリアスな音楽に対するアプローチ方法には、いろんな遊びを盛りこんでいた。彼を通して、作っている音楽がファニーなものじゃなくても、ユーモアを忘れないことの大切さを学んだんだと思う。

■ベースを手にしたきっかけ、歌いはじめたきっかけを教えてください。若いときに入れ込んでいた音楽は?
□歌うことは私の人生の基盤みたいなものね。だから、歌い「はじめた」って感覚はないの。ただ、いつも歌っていたのよ。で、ティーンになって、なにか楽器を弾きたくなったの。最初にギターを試してみたけど、あんまりピンとこなかったのね。で、良いベース・ラインって、目立たないけど曲の感触を微妙に変えたりするでしょ? エルヴィス・コステロのジ・アトラクションズにいたブルース・トーマスみたいな、メロディックなベース・ラインが大好きだったの。それで、自分の18歳の誕生日プレゼントにベースをおねだりしたのね。それからベースを弾きはじめて今日までずっと弾いてきたの。1日に100万時間も練習するタイプだったことはないけれど、それ以来、ずっとバンドでベースを弾いてきたってわけ。若かったころ、いろんなポップやロックが好きで聴いていたけど、とくにメンバーに女性がいるってだけで昔はそのバンドのレコードを買っていたわね。そうやって、いろんな素晴らしい音楽を発見していったの。いま、思いつくのはザ・モデッツとかね。すぐに解散しちゃったイギリスのガールズ・バンド。注目されることはなかったけど、最高のバンドよ。

■アイダのダン・リトルトンやエリザベス・ミッチェルと出会って、1996年にアイダに加入したいきさつは? 一番最初のライブ、もしくはリハーサルを覚えていますか?
□1996年、アイダにはパーマネントなベーシストがいなかったのね。だから、彼らはツアーやレコーディングの度に他のバンドからベーシストを雇っていたの。で、私のプロジェクトだったビーキーパーから私も雇われたわけだけど、一緒に歌いはじめたり、曲を作ったり、公演を重ねていくうち、お互いの相性が本当に良くってね。で、フル・タイムのベーシストになったのよ。しばらくは、掛け持ちでやっていたんだけど、すごく大変で。そうこうするうちにビーキーパーは解散して、アイダが私のメイン・バンドになったの。最初にアイダで弾いたときのことはよく覚えているわ。ダンとリズと、彼らのアパートで2~3回、楽しいリハーサルをしたんだけど、それからふたりはミギーと一緒に西海岸へ家族旅行に出かけていったのね。数週間後、私も西海岸に飛んで、ロスアンジェルスの街角で彼らと合流したの。私を迎えにきてくれて、1回、リハをしたその夜に、最初のライヴをやったんだけど、めちゃくちゃ緊張しちゃったわ! で、翌日には次のショー、そのまた翌日には……。そうやって2008年のいまも、わたしはアイダにいるというわけよ。

■アイダでの活動で一番面白かった思い出は?
□おかしな思い出なんてたくさんありすぎてひとつに絞りきれないなあ。でも、パッと思いつくのは、ニッティング・ファクトリーでフリートウッド・マックの『Tusk』を全曲カバーしたときのこと。ダンがスティーヴィー・ニックスになりきってて、めちゃくちゃ楽しかったの。たしか2004年だったはず。

■アイダから特別な精神性や態度を学んだとしたら、それはどのようなものだったでしょうか?
□難しい質問ね。単語をずっと並べることしかできないかも。まじめさ、楽しさ、注意深さ、自発さ、思慮深さ、調和、折衷的であること、そして忍耐強さね。

■あなたは以前、ミギー・リトルトンとビッグ・ディールというレコード店を経営していましたよね。どんなお店だったのでしょうか? また、レコード店を運営する中で、あなたが好きだったのはどんなところでしたか?
□ビッグ・ディールはクレイジーな試みだった。基本的に、他の仕事に就かずにフルタイムで音楽ができるように家賃の安いところを探していたのね。ミギーには、スリフト・ストアで古いレコードを漁って人が欲しがってるレコードを見つける天性の素質があったから、お店を借りるのって良いアイデアに思えたのよね(しかも、借り賃がアパートより安かったの)。で、お店に住んで、もちろんレコードが中心だったけど、タラ・ジェイン・オニールやザ・クリーンのハミッシュ・キルゴアなんかの絵も売ったりしてたの。あと、これは私の受け持ちだったんだけど、ヴィンテージ古着も扱おうと思って、でも、私にはそっちのセンスがなかったのよね。中途半端で終わってしまって。レコードの方は人気があって、数年の間、週末になると人でいっぱいだったの。1日中、誰かがレコードを見ていてね。これが、お店をやっていた上で好きなことでもあり、そうじゃなかったことでもあり。面白い人がいるっていうのは素晴らしいことだけど、でも、時にはひとりになりたいじゃない?

■最近の音楽活動について教えてください。あなたはウィリー・メイ・ロック・キャンプ・フォー・ガールズのエグゼクティブ・ディレクターとして働いていますよね? それはどのような役職なのでしょうか? また、ロック・キャンプのどのような点に魅力を感じたのでしょうか?
□いまは、そんなに音楽活動をしていないのよね。エメットとオーギーっていうふたりの息子がいるから、自分の時間はほとんど彼らと一緒にいるの。アイダ以外では、いまでもk.としてライヴをやることもあるし、ちょうどk.のレコーディングが終わったところなの(編注:『ヒストリー・グロウズ』のことだと思われる)。それから、ウィリー・メイのロック・キャンプ・フォー・ガールズで忙しくしているわね。私たちの使命は、少女と若い女性に音楽を演奏することを通して自信を持ち、ともに作業する機会を設けることにあるの。オレゴン州ポートランドで開催された最初のロック・キャンプ・フォー・ガールズにボランティアとして参加して、そのエネルギー、音楽、そして、他の女性と一緒に働くことが大好きになったのね。で、ニューヨークでも、そのロック・キャンプをはじめたくなったの。いまでは、世界中いたるところでキャンプが開催されているのよ。スウェーデン、ロンドン、ベルリンにも。日本はいつになるのかしら?

2011/11/02

Rachael Dadd - Bite the Mountain


アーティスト:レイチェル・ダッド
タイトル:バイト・ザ・マウンテン
カタログ番号:SDCD-008
発売日:2011年11月5日
収録曲数:14曲
パッケージ:E式紙ジャケット+糸綴じ36ページのブックレット貼付
ライナーノーツ:飯島直樹(DISC SHOP ZERO
歌詞対訳:喜多村純

定価:1,800円+税
ご購入はこちらから
日常の風景を切り取る「うた」の裁ちばさみ
日英をまたいで活躍するクラフティ・フォーク一番の笑顔を

英ウィンチェスター生まれ、その後ブリストルに移り、ソロ活動以外にもディス・イズ・ザ・キットことケイト・ステイブルズとのホエールボーン・ポーリーやウィグ・スミスとのザ・ハンドを並行して稼働。ブリティッシュ・フォークの可憐な超新星として一際大きな注目を集めてきた女性シンガー・ソングライター、レイチェル・ダッド。

日本に滞在した半年間に約40ものライヴを敢行した2008年以降、近年はパートナーのICHIと頻繁に日英を往復しながら、そのチャーミングな笑顔で日本のオーディエンスをすっかり虜にする中リリースされる通算4枚目のアルバムです。2011年1月に札幌、翌2月に神戸グッゲンハイム邸で録音された本作には、先述のICHIだけでなく、稲田誠(演奏だけでなく録音、ミックスも)、アキ・ツユコら、彼女が日本で親交をあたためてきた人たちも多く参加、レイチェル本人もいつものようにピアノ、ギター、バンジョー、ウクレレ、クラリネット……楽器を取っかえ引っかえ、大草原の小さな家よろしく、おばあちゃんのキルト細工のようなレコードをまたこしらえてくれました。

散歩、おしゃべり、想像にふけること、手を動かして何かをつくること、木の上のカササギの巣のように、庭での昼ごはんを楽しむように……、日常風景を切り取る「うた」の裁ちばさみ、それがレイチェル・ダッドの「うた」です。バイト・ザ・マウンテン……、山をかじる。その山は、例えば収録曲の「Rice Triangle」に出てくる三角形のおにぎりです。では、みんなで声と手を合わせましょう。いっただっきまーす!

Tracks:
1. Balloon
2. Tsubomi
3. Claw And Tooth
4. In The Morning
5. Moth In The Motor
6. The Distance
7. Hedgehog
8. Rice Triangle
9. Time Makers
10. Tower Tower
11. Good Good Light
12. Anchoring
13. The Wind And The Mountain
14. Window


Rachael Dadd - Rice Triangle by Sweet Dreams Press

ライアン・フランチェスコーニの新曲到着!


ヴェチヴァー~カリタック・カウンティのケヴィン・バーカーも「Holy friggin crap Ryan Francesconi! Way to show us how rad of a meter 9 is. This is almost so great as to not be inspiring anymore. But no, this is totally inspiring.」、つまり「ライアン・フランチェスコーニってヤツぁなんてぇすげーんだいっ!」云々と大絶賛する新曲がついにユーチューブにアップされました。タイトルは……もぐもぐもぐもぐ……これ、ギリシャ語でしょうかね。皆目見当がつきませんが、タイトルの意味・由来などは後ほど本人に聴くとして、まずはぜひ見て、聴いてみてください。この7分を超える大曲をライアンは、大切な友人でもあるフリストス・ゴベタスに捧げています。ちなみにフリストス・ゴベタスなる人物はギリシャのウード/ブズーキ奏者で、ビル・フリーゼルのアルバム『ジ・インターコンチネンタルズ』(2003年)にも参加していることが知られています。

さて、ジョアンナ・ニューサム・バンドのメンバーとしての活動もひと段落、ようやく自身の次のソロ・アルバムに向けて楽曲制作~録音を始めたライアン・フランチェスコーニ。しかも、ユーチューブに1曲アップしただけで、もうこんなサイト(こちら)でレビューされていたり、こういったことからも彼の音楽に対する注目度の高さが窺えます。もし、彼の音楽をまだ聴いたことがなければ、ぜひ2010年にリリースしたアルバム『パラブルズ』を聴いてみてください。アコースティック・ギター1本でどれだけのことができるのか、そのひとつの答えを感じていただけるかもしれません。