2011/06/22

タラとニカのジャパン・ツアー2011 あらためて


タラ・ジェイン・オニール、一昨日無事に6度目の来日を果たしました。昨日は前乗りして広島へ。今、ニカさんの実家のお寺にお邪魔しています。昨日は貴重な梅雨の晴れ間にいてもたってもいられなくなったのか、タラさん、いきなり宮島で水着姿を披露(タハハ)、海に飛び込んでいくという奔放なツアーの幕開けとなりました。

というわけで、本日(6月22日)より全国5都市6公演(うち最後の幡ヶ谷公演には二階堂和美の出演はございません。ご了承ください)が始まります。特に簗田寺公演に関しては、おかげさまでこの数日で急に予約数が伸びてきてます。まだ多少の余裕はございますが、ソールドアウトとなる可能性もありますので、他公演とも併せてぜひお早めにご予約ください。

というわけで、タラ・ジェイン・オニールのソロ・セット、素晴らしい新作アルバム『にじみ』のリリースを間近に控えた二階堂和美それぞれのソロ・セット、さらに両者の共演セットとふた粒で三度(以上)美味しい構成でお届けする今回のタラとニカのジャパン・ツアー2011。さらに、本日の広島公演には福岡からKitamura23さんが、神戸公演にはユンボの山路知恵子さんが、京都には地元たゆたうのイガキアキコさんが、最後の町田公演にはタラとはポートランドつながり、HELLLのジェイソン・ファンクがパーカッショニストとして共演セットに加わる予定です。そちらもぜひお楽しみに。

それでは、各会場で首を長~くしてお待ちしています! ぜひ来てねっ!

あらためてツアーのスケジュールについては、こちらこちらこちらをご覧ください。

2011/06/19

タラ・ジェイン・オニール&二階堂和美:6月25日(土)の簗田寺公演について

タラ・ジェイン・オニール&二階堂和美のジャパン・ツアー2011のスタートまであと3日となりました。ここでチラホラと届いている6月25日(土)の町田・簗田寺公演について一寸。

まず、簗田寺の行き方ですが、こちらにあるとおり、JR町田駅からバスをご利用ください。神奈中バス3番乗り場より「(町33)下山崎行」乗車、停留所「忠生2丁目」下車徒歩5分のところに美しいお寺、会場の簗田寺があります。バスの乗車時間は20分といったところでしょうか。また、複数で一緒に来られる方はタクシーを相乗りしてお越しいただいてもいいでしょう。

なお「車で行きたいのですが、駐車場はありますか?」というお問い合わせもいただいていますが、簗田寺の駐車スペースに限りがあり、当日は関係者専用とさせていただいています。なお、近くにもコインパーキング等がありませんので、お手数をおかけしますが、公共の交通機関のご利用をお願いします。

また、当日の終演時間は8時過ぎを予定しています。町田駅行きのバスはまだまだありますし、終わってからもお寺で少しお休みいただいくのもOK、なぎ食堂のフードも(売り切れになっていない限り)お楽しみいただけますので、終わってからもゆっくりのんびりしていただければと。もちろん、町田かどこかで帰り道、ちょっと飲んで帰ろうかというのもいいでしょう。

ちょうど梅雨の真っ只中のため、残念ながら雨降りの「しょかでら」になるかもしれませんが、飲食用のあずま屋もありますし、雨降りは雨降りで緑美しいお庭が見えるはずです。もちろん、天気になれば天気で最高の環境となること請け合い、曇りだったら、まあ曇りなりの……(笑)。まだ多少はチケットもご用意できますので、ぜひこの機会をお見逃しなく(チケットの予約方法についてはこちらを)。では、スタッフ一同、首を長くしてお待ちしております。どうぞお楽しみに!

2011/06/17

頭痛薬にまつわる少し頭の痛い話 その2


(……こちらのエントリーから続く)さて、話をタイレノールに戻そう。その「アウチ!」なるキャンペーンについて書かれた記事を2本訳出してみた。まず1本目は『The Portland Mercury』のもの(原文はこちら)。まず読んで伝わるのは、インディー・カルチャーに広告業界が触手を伸ばしたことへの危機感、嫌悪感といったもの。「広告業界によるインディー層の狩猟解禁」と同紙は報じているが、さて。

では、最初のインタビューを読んでみよう。タイトルはイギリスのコメディ映画『Once More, with Feeling』(1960年)をもじったもの。「感じる力を取り戻す」ということだろうか。あ、痛っ! 

2011/06/13

2 more news about 6.29 show!!



6月29日(水)に安永哲郎事務室、そして[+]と共同で開催するタラ・ジェイン・オニールの公演(詳しくはこちら)ですが、さらに楽しみなニュースが入ってきました。

まずはこの日、平日の水曜ということもあって、仕事場から会場に直行、何も食べずに空かしたお腹を抱えたまま来ちゃう人も多いことと思います。グーグー悲鳴を上げるお腹を気にしてライヴ見たり映画見ても……ねえ。というわけで、強力な助っ人、アメリカ大陸帰りのYoyoちゃんのVEGEしょくどうからのケータリングが急遽決定しました。というわけで安心して皆さん、お腹空かせて来てくださいな。ちなみに25日(土)に開催するタラ・ジェイン・オニール&二階堂和美の町田・簗田寺公演には渋谷の名店なぎ食堂が出店します。どちらもお楽しみに、ねっ!

さらに、29日の公演ですが、上映作品が1本追加されることになりそうです。「キック・アスのオレゴン支局フィルム/ビデオ課(Oregon Department of Kick Ass -Film & Video-)」代表と言えば、ポートランドを代表する映像作家=ヴァネッサ・レンウィック。彼女の厚意によって、この度、タラ・ジェイン・オニールがスコアを担当した短編フィルム「Portrait #1: Cascadia Terminal」(2005年)の併映が決定しました。ヴァネッサ・レンウィックと言えば、以前マップでリリースしたタラの来日記念EP「Tracer」に収録されていたエンハンスド・ビデオ3本のうち1本が彼女の作品だったな。ちなみに上の映像はヴァネッサが監督したクワジの「Little White Horse」のPV。熊ちゃんと馬ちゃんの壮絶な戦いが!(爆笑)ともあれ、ぜひぜひ見にいらっしゃってください。

また、今ごろになって(苦笑)いろいろ物販商品も制作中。タラニカTシャツ、タラの最新アートブック、もしかしたらポストカード、ツアー限定CDR、もちろん出来立てほやほやの『タラとニカ』や上記の「Tracer」、在庫僅少のCD付アートブック『Who Takes A Feather』なども放出しちゃいますので、ぜひ財布の紐をゆるゆるにしていらっしゃってください。お待ちしてます!

2011/06/08

Press Reactions!!

タラ・ジェイン・オニール&二階堂和美の共作アルバム『タラとニカ』の発売から約1カ月、先月24日にはアメリカからK盤も到着して、国内盤、輸入盤とも出揃い、さまざまに好評いただきました! こちらで以下、その一部をご紹介しましょう。


まずは『ミュージック・マガジン』の6月号。ふむふむ。


そして『CDジャーナル』6月号。信頼の村尾泰郎さんに書いてもらえて嬉しいな。


次に『インディーズ・イシュー』6月号、なーるほど。


最後にワオ! 『Pen』の第292号。

また、タラ・ジェイン・オニールの最新インタビューがSLUGマガジン(こちら)にアップされました。アルバム『タラとニカ』のこと、二階堂和美さんのこと、また日本のことについても話しているのでぜひチェックしてみてください。……と、いうわけで再来週、タラはまた日本にやって来てニカさんとツアーに乗り出します(ツアー日程はこちら)。さらにタラ・ジェイン・オニール単独で出演するライヴもあります(こちら)。下北沢インディーファンクラブにも出ちゃいます(こちら)。「あ、また来てるんだ?笑」。そんないつものタラの来日です。2002年に始まって今回で6度目となりました。もちろん、あらためて振り返ると(振り返らなくても)毎回特別なツアーでした。こうやってスウィート・ドリームスがツアーのブッキングを細々とでも続けている最も大きな理由が彼女にあることは確かです。さて、上のインタビュー中に、今回のツアーについての発言があったので以下に掲載することにします。ぜひ皆さん、彼女(たち)の演奏を見に来てください。各公演日ともチケットにはまだ多少の余裕があります。
SLUG:最近日本で起きた地震/津波がこのプロジェクト(訳注:二階堂和美とのコラボレーションのこと)に何らかの影響を及ぼしたと感じていますか? だとしたらどのように?
TJO:そうね。ただ、録音自体はいろんなことがおかしくなる前に終わってたから。災害が発生したときはジャケットのレイアウトか何かをしていて。震災後最初の2週間、ジャケットのレイアウトの細々した部分をどうするかの連絡を取りながら相手の安否を気遣うのは何だか奇妙なことだった。私はただ彼らに従ったまでで、彼らの方が作業を進めることを望んだの。そうして完成したわけ。今日本にツアーしに行くなんて大事(おおごと)よね。まだ実際に何が原子炉(ニュークリア・リアクター)や核の現実(ニュークリア・リアリティ)で起こっているのかも明らかじゃないし。それに、たくさんのミュージシャンがジャパン・ツアーをキャンセルしてる。これまで起きてきたこと、今でも起き続けてることへの深い悲しみと対に、まるで隔離されているような感覚が日本にあるんじゃないかしら。まさに今、ほかでもないこのプロジェクトで日本に行くことは、私にとってとても重要なことのように思えるの。
最後に、海外のサイト(こちらこちらこちらこちら)でも『タラとニカ』評が出始めました。また、音楽ライターの行川和彦さん(座右の銘は「Hard as a rock!」)のブログ(こちら)でも取り上げていただきましたので、ぜひチェックしてみてください。皆さん、どうもありがとうございます! 

2011/06/06

頭痛薬にまつわる少々頭の痛い話 その1


前々回のエントリーで紹介したロン・リージー・ジュニアのインタビュー(こちら)を訳していて少し気になった部分があった。それはロン・リージー・ジュニアが手がけたアクション人形がタイレノールの販促用につくられていたというところ。で、「あ、そういえばこんなのあったな」とほかに思い出したものがある。


以前タラ・ジェイン・オニールを招聘したとき、多分3回目の来日かな……(今調べてみると、それは2005年5月のことだった)。そのとき、ドラマーのミギー・リトルトン(元アイダ、元ブラッド・オン・ザ・ウォール)が物販商品としてごっそり持ち込んできたCDがあった。それはミギーがやっていたホワイト・マジック(来日の数ヶ月前に脱退したらしい)とアメリカン・アナログ・セットのスプリットCDで、さて、レーベルはどこだろうとジャケットを裏返してみると、そこにはタイレノールのロゴに大きな「アウチ!」のアートワーク、カタログ番号の「OUCH! 5」がレイアウトされていたのだった。ミギーに訊いてみると、どうやら雑誌の付録としてつくったものらしい。元々無料で配っていたものを商品として売ろうとすることに後ろめたさがあったのか、ミギーも余り深くは教えてくれず、こちらも深くは訊かずに物販ブースに並べたのだが、どうやらそのCDもロン・リージー・ジュニアの人形同様、当時のタイレノールの販促キャンペーンである「アウチ!」の一環として、『アーサー』や『スピン』『トキオン』などのヒップな音楽雑誌に添付して配られていたものだったらしい。

Hopeful Feelings


急告、急告~! 開催日当日に失礼します。下のエントリーでも触れたロン・リージー・ジュニアの展示も切り盛りするヴィクトリア・ロングが、本日からマンブルボーイこと花田欣也さんとの二人展を名古屋で開催します。夜7時からのオープニング・レセプションではナイスなバンドも出演するので(しかも無料!)、名古屋も天気いいみたいだし、ぜひ皆様お誘い合わせの上どうぞ。

『hopeful feelings』  by Kinya Hanada + Victoria Long

場所:ON READING(052-789-0855)
住所:名古屋市千種区東山通5-19 カメダビル2A
会期:6月6日(月)~6月26日(日)

オープニング・レセプション 6月6日(月) 19:00~
出演:Summer Drone Club、ジョセフ・アルフ・ポルカジョンのサン


2011/06/02

Introducing... Ron Regé Jr.



タラ・ジェイン・オニール&二階堂和美のジャパン・ツアー2011まで3週間。さて、その準備をしながらスウィート・ドリームス・プレス編集部は1冊の小冊子をつくり始めました。ロン・リージー・ジュニアというアメリカ人コミック作家/ミュージシャンについての本です。

というのも、ことし1月にスウィート・ドリームスもお手伝いした「ウォーマーズ~小さな冬の展覧会」というグループ展を企画したヴィクトリア・ロングさんが、その出品作家のひとりだったロン・リージー・ジュニア単独の作品展を今夏開催することが決まったのです。で、そのカタログ代わりに、彼の作品を知らない人でも楽しく読んでもらえるような本をつくろうか、と、こうなったわけでした。

そういえば以前、ヴィクトリア嬢に会ったとき、「実はすごいことがあるの。まだ言えないんだけど」と耳打ちされたことがありました。「えっ、何? 何なの?」。「いえいえ、まだ秘密」。うーむ、何だか思わせぶりだなあ。そのときは何度訊ねてもニコニコ微笑むだけで、きっとボーイフレンドでもできたのかななんて下世話な邪推をしていたのですが、ふたを開けてみれば、それはこのロン・リージー・ジュニアの展示ができそうなのということだったのでした。

とはいえ、このロン・リージー・ジュニアさん、日本では余り知られていないようです。実は僕も最近まで彼の作品をちゃんと読んだことはありませんでした。でも、その独特な画風は以前から見覚えがありました。多分『ビリーバー』誌のページか何かのレコードのジャケット、もしくはどこかのウェブサイトで見たのかもしれません。可愛げのあるキャラクター造形や夢のような景色。また、アウトサイダー・アートを思わせる描きこみの多さも強く印象に残っていました。


その後、ヴィクトリアさんに『Skibber Bee-Bye』という作品集をいただいて、そこから彼のことをいろいろ調べはじめたわけですが、そのロン・リージー・ジュニア、アメリカでは既に確固とした地位を確立している人気コミック作家とのこと。その『Skibber Bee-Bye』の裏表紙には、米コミック界の鬼才、クリス・ウェアが以下のような賛辞を寄せています。

「ロン・リージー・ジュニアは、ひとりのアーティストとして、漫画メディアの歴史上、自身の風変わりな衝動と霊感に相応しいコミックを再考案しただけではなく、そこに異常な変幻自在の感情的エネルギーを吹きこみ得た数少ない作家のひとりである。私にとって彼は疑いなく偉人のひとりである」

また、ロン・リージー・ジュニアは才媛ベッキー・スターク擁するラヴェンダー・ダイアモンドのメンバーとしても活動中。さらにその音楽キャリアを振り返ると、スワーリーズを振り出しにトローリン・ウィズドロワルってなバンドにもいたらしく……。お、スワーリーズだったら持ってるぞ。トローリン・ウィズドロワルってのも、ローファイが流行ってたときに聞き覚えがあるな……と、こういうところからも身近に感じられていったのでした(さらに下のインタビューではカラテのジェフ・ファリーナジョディ・ボナーノの名前も出てくる)。ちなみに下はスワーリーズが2003年にリリースしたアルバム『Cats of the Wild, Volume II』。ロン・リージー・ジュニアがジャケットのアートワークを手がけています。


それではここで、挨拶状代わりにロン・リージー・ジュニアのインタビューを1本ご紹介しましょう。制作中の小冊子の参考資料としてこちらを訳出してみたものです。ともあれ、ロン・リージー・ジュニアの小冊子、完成をお楽しみに。今後も彼の紹介記事を幾つかアップしていけたらと思っています。