2010/10/27

ライアン・フランチェスコーニ:ツアー終了!


ライアン・フランチェスコーニのジャパン・ツアー2010、無事に終了しました。今回も、多くのお客様にお越しいただき、本当にありがとうございました。昨日、デルタ航空90便でポートランドに向けて帰国するライアンを見送り、ホッと一息のスウィート・ドリームス編集部です。

今回、東京はスウィート・ドリームス宅にお泊りしていた彼ですが、「ザ・堅実なアメリカ人」とでも言うのか、これがまあとにかく几帳面な性格で、起きるとぴっちり畳んだ布団から荷物からすべてグリッド状に配置、朝食の皿洗いもマメにやってくれるし、MC用の日本語もメモにびっしり、歯磨きは糸ようじも併用、ツアー中、折に触れお金のことも気遣ってくれて、もう「さすが」のひと言(年下だけど)。ずっとツアー続きだったためになかなか時差ボケが直らず、とくに前半は打ち上げも早々に素っ気なく帰ったりもしていましたが(ま、もともと深酒して盛り上がるほうではないけど)、金沢・松本・東京と3カ所で温泉にも入れたし、楽しみにしていたラーメンも4回堪能。新たにトンカツという好物も増やしてニコニコと帰っていきました。「ジャ、マタネー」だって。

四六時中行動をともにしていると、その神経質に過ぎる性格が引っかかることもあったけど(大体、どんなツアーでもお互いに辟易する瞬間があるものです)、こうやって振り返ってみるととてもよいツアーだったな。ライアンも、RF時代に2回、RF&リリ・デ・ラ・モーラで1回、ジョアンナ・ニューサム・バンドで2回来日しているだけに、さすがに来日6回目ともなると日本に対するエキゾチックなイメージだけで満足できるはずもなく、今回は「カタカナ英語」という日本独自の文化(?)に興味津々で根掘り葉掘り、また、東京の人身事故の多さ、ひいては日本の自殺者の多さに衝撃を受けたり、それから、自分のギター・アンプを持たず/持てず、会場に置いてあるアンプを使ってライヴをすることが当たり前になっている日本のギタリストのライヴ状況の問題点について鋭い考察を披露してくれるなど、いや、本当におもしろかったです。

ところで、ツアーのハイライトのひとつをここで。松本公演で共演したサン・サークルのザック・ウォレスが、たまたま物販テーブルに並んでいた弊社刊『勇猛果敢なアイダのものがたり』を手に取って……。
ザック:この表紙のちぎり絵、アイダ・パール
スイドリ:そうだよ。
ザック:この本って何なの?
スイドリ:アイダの初来日を祝して数年前につくったんです。
ザック:俺、アイダ・パールと5年ほどつき合ってた(笑)。
というわけで、その後、世間は狭いねえと盛り上がったわけだけど、あらためて聞いてみると、このザック、元々ミシガン出身でヒズ・ネーム・イズ・アライヴやフレッド・トーマスのフラッシュペーパーサタデイ・ルックス・グッド・トゥ・ミーでよく演奏していたんだとか。そうか、それならアイダ周辺はみんな友達ってわけだ。あ、今調べたらアイダの『Braille Night』でもベース弾いてた(笑)。

とまあ、ほかにもいろいろあるけれど、次のツアーは12月上旬のシャロン・ヴァン・エッテンです。近日中に詳細を発表するので、皆さん、どうぞお楽しみに、ね!