2010/09/16

Take a look inside... 1/3














い。お待たせしました! スウィート・ドリームス第4号、予定どおり校了しました。つまり、校正が終わって、後は印刷会社でカシャコンカシャコン刷っていただくだけ、というわけです。

店での発売は10月1日から、一部レコード店等ではもう少し早く、9月25~26日から店頭に並び始める予定です。前号から1年と4ヶ月、本当にお待たせしました。何よりも、締め切りどおりに原稿をいただいたにもかかわらず、こちらの怠惰で仕上がりが遅れたこと、本当にすみませんでした。この場を借りてお詫びします。

は、こちらで3回に分けて、第4号のコンテンツをひとめぐり、校正紙を(笑)上からツアーしていきましょう。












P4
 まずは前号同様、モールス酒井くん考案によるスウィート・ドリームス読者ナビゲーションシステム(略してSDDNS)からはじまりまーす。今回は「目玉がツアー特集だからそういう感じで」と伝えたら、タイトルに「ツアーサポートサービス」というのが追加されてました(笑)。略して「SDDNSTSS」、スッドゥンストススだって。くだらない……。











P8
 スウェーデン帰りのカトマンさん(ドットラインサークル)のストックホルムでの1日の様子や、ワルシャワ柳澤さん&プランチャ国井さんの1年前(トホー)の音楽談義を横目に、ページは進んで新連載、第4号最初の1曲をミシシッピさんがコミックでナビゲートします。曲はYMOの「ポケットが虹でいっぱい」。エルヴィス・プレスリーのカバーに乗せて、はっ、見上げると雨がやんだようですねぇ。











P14
 虹の余韻に浸りつつ、本編第1発目はサッド・ホースのインタビューで幕を開けます。米オレゴン州ポートランドの2ピース。ギター&ボーカルのジェフ・ソールは、タラ・ジェイン・オニールと来日したこともあるので、覚えてる方もいるかもしれないですね。元ファックスーパーメガコーポレーションというレーベルもやっていて、最近、ガールフレンドのジェイン・パイク(ジャネット・パンツなる名前でダンサーとして活躍中)とフェスタ・ラニメイルを開始。また、相棒のエリザベス・ヴェナブルは元ネイセイヤー2UPも前回のツアーで対バンした、かっちょいいバンドです。













P16
 勢いに乗ってそのままムッカ・パッツァのインタビュー・ページに。こちらのブログでも何度か紹介したことがあるシカゴの大所帯ブラス・パンク・バンドです。最近は、アンドリュー・バードこちらのビデオにもカメオ出演してるから、やっぱり現地では相当な人気の模様。ボビー・コンベイビー・ディーと仲がいいっていうのも、このインタビューで初めて知った。コミュニティとの関わり方、合理的なバンド運営方法など、なかなか興味深いバンドです。













P24
 と、ここでちょっとしたミステリーを。「金曜日の妻たちの電子音楽」と題して、ウルスラ・ボグナーというアマチュア音楽家のことを取り上げます。彼女の作品は、ヤン・イェリネックが立ち上げたフェイティッシュ・レーベルの第1弾作品として発表されましたが、その経緯というのが、ヤンさんが乗った飛行機の、隣に座った男との何気ない会話だったそう。そのうち話題は一風変わった趣味を持つ彼の母親のことになる。製薬メーカーに勤め、そつなく家事もこなしながら、一方、自宅にスタジオをつくり、日々、電子音楽の作曲と録音に没頭していたという……。











P32
 そして、かねてより紹介しているドラッギング・アン・オックス・スルー・ウォーターのロング・インタビューをここで。メジャー/アンダーグラウンドに対する意識的な考え方、ある種の政治性を、音楽の幻想の中に溶かしこんでいることが、ここで明らかになったんじゃないでしょうか。これから予定しているアルバム・リリースを前に、良きイントロダクション~サブテキストとなること請け合い。案内人は安永哲郎さんと清水久靖さんです。あ、彼もオレゴン州ポートランドね。











P42
 と、そのままポートランドの穴にズボッ。ようやく日本でも流通がはじまったイエティ・パブリッシングのエディター、マイク・マクゴニガルと、気の効いた再発作業が好事家諸氏をうならし続けるミシシッピ・レコードのエリック・イサークソンとのスペシャル対談です。


80年代ジンスターのサバイバル秘話やダニエル・ジョンストンの話、リイシュー作業につきものの罪悪感や、ポートランドの町のことなど、20ページに渡ってふたりの会話を収録しました。











ウトサイダー・センス濃厚なミシシッピ・レコードのジャケットもまとめてドン。もともとのオリジナル作品を流用したものの中に、ときどきとんでもないオリジナル・デザインを交えてくるのが、ミシシッピ・レコードのたまらない魅力だと言えるでしょう。


オブスキュア・パンクからブルース、ゴスペル、フォーク、ワールド・ミュージックまで、このセレクションの幅はきっと、エリックが経営する同名のレコード店にも通じるものなのかな。いつか行ってみたい。











P66
 そして、またまた新連載。小田島等画伯のコミック『Iラブ大阪』ですっ! これは多くを言うまい。

と、ここで一休み。前号より100ページ増、計296ページと、恐ろしいことになってしまったスウィート・ドリームス第4号なので、この時点でまだ4分の1にしかなってなかったりして。ともあれ、次は、目玉特集の「トラベル・イン・マインド」も登場しますので、どうぞお楽しみに。