2010/08/18

小さな小さなポートランド


きょうから渋谷のアップリンク・ギャラリーで「Little PORTLAND」という素敵な催しがはじまります。もちろん、プレゼンテッド・バイは、minamoやhelllで活躍中の安永哲郎さん。企画・招聘や共演だけでなく、彼の地からの音楽人を家に泊めてあげたり、と、そんな個人的なつながりがこうやって形になる。その尊い当たり前を応援しに行きましょう。お近くにお越しの際はぜひ、ね。

で、気になるその内容はというと、米オレゴン州ポートランドの旨味をグッと凝縮した展示・販売……。

まず、ヴァレットやナッジ、また、ジャッキー・オー・マザーファッカーの一員として来日したことも記憶に新しいハニー・オウエンズのセレクトショップ、ラッド・サマーからのアパレル、雑貨、インセンスやカセット・テープ。そして、ようやくその第9号が発売されたイエティ・パブリッシングの出版物たち。最後に、イカ(し/れ)たマニアックなアナログ盤リイシューでファンの度胆を抜いてきたミシシッピ・レコードのオリジナル・ミックス・テープなど。

……と、もちろん、これだけじゃありません。さらにポートランド在住の写真家、サラ・メドウズと、東京在住のアーティスト、飛田佐起代(The Medium Necks)のコラボレーションとして『The Sun Alone』という企画展も併設。こちらは飛田さんデザインのドレス作品と、そのドレスを纏った女性たちをサラが彼の地で写した写真から構成されています。

サラ・メドウズは、先日、アダム・フォークナー(ホワイト・レインボー)と一緒に来日していたし、先週は1週間、タラ・ジェイン・オニールと、こんな森の中で過ごしていたみたい。また、現在ばりばり制作中(やってもやっても終わらない…泣)のスウィート・ドリームス第4号には、上記イエティ・パブリッシングのマイク・マクゴニガルと、ミシシッピ・レコードのエリック・イサークソンの対談なんていうページもあり、さらに、その次号はツアー特集なんですが、イエティからは『Art of Touring』なるツアーを題材にした単行本もあって、やけにやろうとすることがかぶっていたり。ライアン・フランチェスコーニも、タラも、今秋リリース予定のドラッギング・アン・オックス・スルー・ウォーター(猛烈にけったいな音楽です)も、みーんな、ポートランド在住だし、何より『Oh Portland, So Much To Answer For~オレゴン州ポートランドの音楽と人とレコード』なんて小冊子を出しているスウィート・ドリームスとしては、とても見逃せない展示なのです。

というわけで、ずっと在庫を切らしていた『Oh Portland, So Much To Answer For~オレゴン州ポートランドの音楽と人とレコード』ですが、ちょうど10部程度の返本があったので、上の「LittlePORTLAND」展に出品させていただく予定です。買い逃した方、この機会にぜひどうぞ。その代わり、ライアン・フランチェスコーニの『パラブルズ』、ご好評につき在庫切れとなってしまいました(笑)。10月の来日までに再プレスするので、しばし、お待ちください、ね