2009/11/29

TJO Art on Sale

11~12月ってホリデイ前のちょっと独特な空気感があって意外に嫌いではないのですが、何かと贈り物のやり取りも増えるこの季節、普通の買い物が退屈に感じられたときにはこんなのいかがでしょう? というわけで、我らがタラ・ジェイン・オニールの絵画作品のデジタル・プリントが「Etsy」にて出品されています。高品質綿紙に専用の顔料で刷られているというこの作品、その内容を見てみると昨年の来日時にユニバーサル・マージナルで展示していた作品を中心としたものになっているようです。価格も20ドルとお手ごろ、ちょうど円高の今、皆さまいかがですか。12月17日までに出荷されるようです。ご興味のある方は、あらためてこちらの特設ページをごらんください。

2009/11/24

White Rainbow


弊社刊『Oh Portland, So Much To Answer For』に、リアルな私的ポートランド論を寄稿してくれたアダム・フォークナーが来日します。90年代半ばからポートランド・シーンに深くかかわり、ユメ・ビツやヴァージョン、また、最近ではホワイト・レインボーやブラッドフォード・コックス(ディアハンター)のアトラス・サウンド、ジャッキー・オー・マザーファッカーやキャルヴィン・ジョンソンのサンズ・オブ・ソイルなど、雨の匂いのする太平洋岸北西部サイケデリアの「鍵」のひとつを握る重要人物として八面六臂の活躍を続けている彼だけに、この東京の一夜が貴重なものになることは間違いないはず。

ちなみに彼の原稿がなかったら、失業率12%以上という彼の地の現実や「ポートランド流行り」の功罪みたいなものを身近に感じることもなかっただろうな、と改めて。個人的には、一時期やたらポートランドという地名を聞く機会があって、その活況をうらやましく眺めながら、以前、こちらで紹介したウィル・オールダムのポートランドに対する意見──自分たちが望むものが全部あるような夢の場所で、最終的に、彼らの姿かたちはおろかなロバに一変しちゃうんだよね──がいつも頭のどこかに引っかかっていたのだけど、そんなときにアダムの寄稿は90年代以降のポートランド・シーンの流れや、例の「インディー・ロック」だけじゃない重層性みたいなものをとてもわかりやすく伝えてくれ、そうしたことも含めて自分の興味を一段階上に引き上げてくれたような気がします。もし機会があったらご一読くださいね。ちなみにライヴ当日は、物販テーブルで小誌の販売もさせてもらっています。

というわけで明後日の木曜日、皆で「白い虹」にぐるぐる巻かれに行きましょう。共演者も豪華だよ!
7e.p. presents special show case

11月26日(木)下北沢SHELTER

White Rainbow aka Adam Forkner of Yume Bitsu, VVRSSNN
cancan(植野隆司 of Tenniscoats & グレッグ of DEERHOOF)+一楽誉志幸
helll

OPEN:18:30 START:19:00
ADV.:3,000円 DOOR:3,500円
メール予約/問合せ:http://www.7ep.net/

2009/11/18

オススメ美術展情報をいくつか

ローラ&イーサンのツアー中、友達や知人、お客さんから幾つか面白そうな美術展情報を教えてもらったので、それをここでズラリご紹介。まず名古屋。ずっとライヴを見たかったんだけど、見れてなかった英ブリストルからの音楽家、レイチェル・ダッドさん(すっごく可愛らしい人だったなぁ)のテキスタイル作品の展示・販売が開催されているようです。最終日にはライヴもあるよう(もちチャージ・フリー)、12月には東京でも公演予定があるようなので、それはぜひ行かなきゃなっと。

Rachael Dadd Exhibition
Heads & Tails
2009.11.17 (tue) - 12.6 (sun)
名古屋市中区栄3-34-41
11:00-20:00


次は松本。今回のローラ&イーサンは、去年のタラ・ジェイン・オニールのときにもお世話になった群青というヘアサロンでライヴをさせてもらったのですが(毎回、ここのハウス・ショー的な柔らかい雰囲気は、ツアー全体の中でも見もののひとつだったりするのです)、その日は、松永悠一郎さんの絵の展示のオープニングでもあったのでした。身近のあれこれを丁寧に拾っていく作品の数々は、ローラの歌にもピッタリだったな。今月29日までやってますので、紅葉見物がてら足を伸ばして行ってみるのも良さそう。ついでに髪を切ってもらったり、とか。

松永悠一郎展
2009.10.31 (sat) - 11.29 (sun)
長野県松本市中央3-5-10
11:30-19:00
*11.24 (tue)はお休み


そして東京、ツアーが終わって家に帰ったら届いていたのが、吉祥寺「A.K Labo」で開催されている小池高弘個展と、スウィート・ドリームスでもジュヌヴィエーヴ・カストレイ展やカイル・フィールド展でお世話になった目白のブックギャラリー・ポポタムでの「エドマンド・デュラックの本と切手の仕事展」のお知らせ。どちらも面白そうだし、会期中に足を運びたいなと思ってます。

小池高弘個展
COUNTRY SOMEWHERE
2009.11.12 (thu) - 11.24 (tue)
武蔵野市吉祥寺本町4-25-9
11:00 - 19:00
*11.18 (wed)はお休み


エドマンド・デュラックの本と切手の仕事展
2009.11.18 (wed) - 11.28 (sat)
東京都豊島区西池袋2-15-17
12:00 - 19:00(最終日は17:00まで)
*11.22 (sun)はお休み


それから、この間、2UPの俵谷くんに誘われてオープニングに行ってみたニューヨークのシンダーズ・ギャラリーのグループ展「SPIRIT ASSEMBLY」も、またあらためて行かなきゃと(何分、お客さんギューギューでほとんど展示が見れなかった)。三軒茶屋のウェイティングルームで来年1月16日まで開催中(開廊時間は金・土の午後1時~7時なので注意)です。で、最後にドドーンと、来ましたっ、その俵谷哲典による「黄金虫谷の狭間で」展が、東京・新代田「Fever」内のギャラリー&バー「PoPo」にて今週金曜日より開催されます。初日は、俵谷くんのソロ・プロジェクトであるヴァスチーユ・ラーメン含め豪華出演陣によるライヴも決定。みんなであの、見ちゃいけないものを見てしまったような不思議な感覚を味わいに行きませう。詳細は以下。

俵谷哲典
展示「黄金虫谷の狭間で」
2009.11.20 (fri) - 2010.1
世田谷区羽根木1-1-14-1F

Opening
2009.11.20 (fri)
@新代田 Fever
Show: 19:00 Admission: 1,500yen
Shobu, Vovivav, 狂うクルー, Jonesin' (from San Francisco), Vastieu Ramen

2009/11/17

Elizabeth Mitchell's famous "Freight Train"



お久しぶりです! というわけで、パソコン音痴のエリザベス・ミッチェル(アイダ)が、ついにビデオのアップロード方法を習得した記念作が到着しました。途中で登場する可愛いお穣さんは、去年のジャパン・ツアーの際にも同行していた愛娘であるストリーちゃん、そして、隣のメガネさんは、アイダのロゴ制作者で、今では人気児童文学者として大活躍中のブライアン・セルズニックさん(詳しくは、弊社刊『勇猛果敢なアイダのものがたり』掲載の氏によるエッセイを読んでみてね)、演ずるはエリザベス・コットンの大定番「フレイト・トレイン」であります。エリザベスとダニエル・リトルトンがライフワークとしてやっているキッズ・ショーの様子がよく伝わる一幕としてどうぞ。バイオリンは、これまた去年の来日で素晴らしい演奏を添えてくれたジーン・クック、その手前にいるのはもちろんエリザベスの良き伴侶であるダニエルです。アイダと言えば、マイケル・ハーレーとの共演アルバム『Ida Con Snock』も出たばかり。また日本に来ないかなー。

2009/11/03

Music of New Reference 2009 in Kyoto


サウンド・エンジニアの東さん(tonraum)から届いた耳より情報です。当日になってしまいましたが、すごく面白そうな内容なので、京都にいらっしゃる方はぜひ! 以下、概要をペーストしておきます。
MUSIC OF NEW REFERENCE 2009 in KYOTO 開催のお知らせ

2007年、「灰野敬二 plays Gamelan」と題して行われた「ミュージック・オブ・ニュー・リファレンス」シリーズ。前回同様「音楽の新しいリファレンスを提案する」をコンセプトに、第二回目は、京都にて開催いたします。
今回の出演は、宇都宮泰さん、三輪眞弘さん、川崎弘二さん、岸野雄一さん。川崎弘二さんの著書「日本の電子音楽 増補改訂版」にて語られていた、宇都宮泰さんと三輪眞弘さんそれぞれが考える「音楽と録音再生技術の謎」、来たるべき「未来の音楽」について、シンポジウムとライブを交えて提案していただきます。
■内容 第一部 シンポジウム 
出演 宇都宮泰 三輪眞弘 川崎弘二 岸野雄一 
第二部 ライブパフォーマンス 
出演 宇都宮泰:2009年度版 トクサノカンダカラ エディケーショナル ライブ
三輪眞弘:ラジオとマルチチャンネル・スピーカー・システムのための「新しい時代」
音響システム 宇都宮泰 波面制御システム
■日時 2009年11月3日 火曜日 祝日
■開場 16:00  開演 17:00
■会場 ART COMPLEX 1928 京都市中京区三条通御幸町東南角1928ビル3階  TEL 075-254-6520  e-mail info@artcomplex.net
■料金 100円 前売り券は、アートコンプレックスにて発売いたしております。
電話予約可、お一人様2枚までとさせていただきます。
当日券に関しましては、11月3日 15:00より整理券を配布いたします。
■チケット予約電話番号 TEL 075-254-6520
■定員 180名
■主催 MUSIC OF NEW REFERENCE
■協力 ART COMPLEX 1928 HOREN
■記録 映像担当 企画協力 シマフィルム  制作協力 KyotoDU 
■公式ホームページアドレス http://music-reference.net/mr09.html
■お問い合わせ info@music-reference.net

ツアー、無事終了しました!


8日間の滞在中、計5公演を無事に終え、昨日、ローラとイーサンはポートランドに笑顔で帰っていきました。ヘッズの皆さん、奈良のパステル・レコードの寺田さん、名古屋で出演してくれたGofishのショウタくん、松本公演を仕切ってくれた金沢のアスナくん(出演も!)と松本のチフミちゃん、それから、セヴンス・フロア、アバンギルド、KDハポン、群青、各公演会場の皆さま、どうもお世話になりました。また、日曜日にお世話になったデ・ラ・ファンタジアのスタッフの方々も、どうもお疲れ様でした。それからもちろん会場にお越しいただいたお客様、どうもありがとうございました。東京の初日は予想以上の数のお客さんで、見ていて(というより見れなくて)ちょっと辛く感じた方もいらっしゃったと思います。どうも申しわけございませんでした。ただ、他の会場ではゆっくり楽しんでもらえたんじゃないかなと思っています。個人的には今までで一番酒量控えめツアーで、そういうのもいいもんだな、と(何より節約できるし…)。それに、彼らが持ち込んできた機材/荷物の多さも、僕の上腕をちょっとだけたくましくしていったようです(あれには参った…)。と、そんなヘルシーなツアーでした。

というわけで『Oh Portland So Much To Answer For』の在庫を前にうなだれるのも束の間(お取り扱いいただける店、絶賛募集中です!)、これから『スウィート・ドリームス』第4号の最終仕上げに入っていきますので、ね。あと、今回のツアーを終えていろいろと好感触を得たので(何よりすご~く楽しかったし)、また来年からチラホラいろんな人を呼んでみたいな、なんて。また自分の首を絞めそうなことを…。