2009/05/28

色々なお祭り


ホーリー祭(以下はウィキペディアより引用)
インド暦第11月の満月の日(太陽暦では3月に当たる)の午前中がクライマックスであるが、前日から色粉の掛け合い等を始めることもある。祭りの前週から繁華街には色粉や水鉄砲(主に子供が使う)を販売する露店が多数出る。人々は色粉等を購入して準備する。当日は他のヒンドゥー教の祭りと異なり特定の神に対する祭礼は無く、地域の人達が集まって祭りが始まる。

祭りが始まると友人知人はもとより通りがかった見知らぬ人にまで顔や身体に色粉を塗りつけたり、色水を掛け合ったりする。色粉を塗りあった後は「ハッピー・ホーリー」と言いながら抱き合うことも多い。最初は特定の色を額に塗る程度だが、次第にエスカレートして顔全体や体中が色だらけになってしまう。また ヒンドゥー教徒は比較的飲酒を忌避するが、ホーリー当日だけは盛大に飲む人が多く、昼頃には芝生や木陰で酔いつぶれている人をよく見かける。
「ヒンドゥー教」というと、思い出すのが以下のやり取り。スウィート・ドリームス第3号に掲載した『The Believer』誌のアラン・ビショップ(サブライム・フリークエンシーズ)のインタビューのアウト・テイクです(アンディ・ベータのブログより)。
アンディ・ベータ:旅行中、さまざまな宗教に接してこられたと思いますが、いちばんしっくりきた宗教は何ですか?
アラン・ビショップ:今のところ、ヒンドゥー教にいちばん興味をかきたてられ、魅了されているよ。他は、あまり身近に感じられないんだ。これからもずっと、イスラム教の美点と規律に敬服していくことに変わりはないけどね。
インド4千年の歴史上、初のダリット(不可触民)の首相なるか、と話題を呼んでいたインド総選挙は、結局、与党連合が大勝してシン首相の続投が確定。「インド版オバマ」として、下位カースト層の支持を得て勢いに乗った件のマヤワティ氏率いる大衆社会党(BSP)は1議席増の21議席という惨憺たる結果に終わったようです。また、インドと言えば、カースト制被差別民の解放を目指して尽力してきた、インド仏教の最高指導者である佐々井秀嶺師が40数年ぶりに帰国されている、というニュースもあります。カーストから抜け出し自由になるためにキリスト教やイスラム教、仏教へ改宗する者が多いとのことを考えると──だからこそインド仏教が現在一億人もの信者を得ているのでしょう──、その依然とした差別の強さが窺えます。とはいえ、アラン・ビショップがヒンドゥー教に魅了される理由は、むしろ、聖典の『バガヴァット・ギーター』で説かれる無償の行為や、上のホーリー祭の色彩のようなものの中にこそあるのかも。ヒンドゥー教のどういったところが彼にアピールしたのか、ちょっと気になります。

塩と声

2009/05/20

ワルシャワでDJします

今週の土曜日(5月23日)、渋谷のレコード店、ワルシャワで、DJというかBGM係というか、そのようなものをすることになりました。ZSやスクール・オブ・セヴン・ベルズを国内リリースしているレーベル、プランチャの国井央志くんの企画で、一緒に、『Sweet Dreams』第3号で健筆を奮っていただいた村尾泰郎さんも参加決定! ワルシャワは昨年末にカフェ・スペースが併設されたので、ゆっくりとおつくろぎいただけるんじゃないかと思います。もちろん、チャージは無料。時間も午後9時~12時まで、なので、終電まで一緒に飲みましょう。お待ちしてます。さて、なにかけようかな~。

2009/05/19

Archer on Paper

「ソフボーイ」のアーチャー・プルウィット(ザ・シー・アンド・ケイク)とは一味違う、静かなミニマル・ドローイングを集めた画集がプレスポップより発売されます。一足先に、その現物を見せていただいたのですが、布張りに銀の箔押しカバーといい、しっくりと手と目になじむサイズ・重さ・レイアウトといい、アーチャーの作品を古くから紹介してきた、これぞプレスポップ謹製といえる丁寧な造作に勇気づけられました。うん、こうでなくちゃ、ね! 発売は5月下旬、プレスポップのサイトでは、すでに予約受付がはじまってますので、ぜひ皆様、手にしてみてください。

また、その発売を記念して『Work on Paper』からの3作品がレタープレス版画で限定販売(各30セット)。さらに、その実際の版画が来週5月26日(火)~31日(日)まで、青山のNOW IDeA by UTRECHTで展示されることが決定、とのことなので、お近くに行かれた際には覗いてみるとよいでしょう。レタープレスならではのポコポコした凹凸が愛らしかったですよ。おっと、その版画を手がけているのは、元ロダンジューン・オブ・44シッピング・ニュースのジェフ・ミューラーってところも、インディー・ロック・ファンにとってはポイント。彼はいま、デクステラティ・プレスという版画工房をやっているのです(以前は、カクテルズにいたジョン・アップチャーチがやってた印刷工房、ファイアプルーフ・プレスで働いてた、のでした)。


2009/05/15

俵谷哲典インタビューと新規取り扱い店

さて、スウィート・ドリームス本誌でもおなじみ、あのけったいなコミックを手がける俵谷哲典氏のインタビューが「WhiteWebMagazine」に掲載されてます(こちら)。仙台の地元話、渡米時の様子(「麻薬中毒者と勘違いされましたね(笑)」)など、彼のバックグラウンドが楽しく読めますので、ぜひご覧になってください。おっと、2UPのライヴも明後日の日曜日、高円寺UFO CLUBであったはず! 皆で行きましょう。

それから、スウィート・ドリームス第3号も無事、発行しております。好評のようで編集部一同ホッと胸を撫で下ろしつつ、が、まだ未発送のお店、未配本のお店もいくつかあります。この数日中にはなんとか回ろうと思っていますので、しばしお待ちください。また、ありがたいことに、今号から、取り扱い店舗リストに、以下のお店が加わりました。ぜひ、お近くの方はチェックしてみてくださいね(その他の取扱店についてはスウィート・ドリームスのホームページの「LINKS」欄でご確認ください)。

AGIT for hair (BGMで普通にボニー・プリンス・ビリーがかかるらしい神戸のステキな美容室)
borzoi record (ボルゾイ前垣くんのお店。これにて、ついに鳥取進出を果たしました!)
カフェ&ブックス ビブリオテーク (福岡・天神のブックストア/カフェ。パスタ美味そー!)

Sweet Dreams issue #3


タイトル:スウィート・ドリームス第3号
ISBN:978-4-9903771-5-1
カタログ番号:SDBK-006
発売日:2009年5月15日
ページ数:192ページ
定価:1,200円+税
SOLD OUT
妄想と現実のぶつかり稽古を見学する音楽読本

インタビュー/アーティクル■ミンガリング・マイクのステキな妄想レコードの世界:発見者にして、架空のソウル・スーパースターのマネージャーになってしまった男、ドリ・ハダーに訊く/コーズ・コモーション!:動き回って騒動を引き起こすブルックリンの4人の若者について/エターナル・ビーチ・パーティー~トゥイー・ポップ再考/ロウファイは部屋を飛び出し路上を目指す:ジー・オー・シーズとホーム・ブリッツ/特集 世界を暴露しろ!:虚構と現実の間を泳ぐサブライム・フリークエンシーズ~シアトル発、珍奇な世界音楽レーベルがやろうとしていること/メキシコ断章:舞踏家、中嶋夏と過ごしたグアナファト/アントニー(アントニー&ザ・ジョンソンズ)が伝える舞踏と大野一雄について/アンチG8サマー・キャンプの思い出:教師のいない教室のような/ウィキピープルの死亡年齢:ダニエル・ベラニーのおかしな試み/傍役音楽家名鑑 その3:トム・レーラー~トム・レーラーのキツい冗談ソングの世界

寄稿者■酒井泰明(moools):スウィート・ドリームス読者ナビゲーションシステム/ジュヌヴィエーヴ・カストレイ:「無題 もしくは ゴグル1985」コミック/マクラウド・ズィクミューズ(ル・トン・ミテ):知られざるスウェーデンの自然派フェスティバル訪問記/ニール・モーガン(ジョアンナ・ニューサム・バンド):ある音楽家のオバマ応援奮闘記(続編)/俵谷哲典(2UP、デモンストレーションズ)「夢の扉」コミック/ティム・キンセラ(ジョーン・オブ・アーク):レット・ゴー/植野隆司(テニスコーツ):ボサノヴァ/ダーティ(チーム・キャシー):CARSON ZINE~特集 アイリーン・マイルズと<私たち>~

2009/05/13

天国のような店頭より

発売日の5月15日を前に、ポツポツ店頭に並びはじめた『スウィート・ドリームス』第3号ですが、その店頭からの特大の第一報が届きました。場所はHMV渋谷店。見てください、この素晴らしい大展開! 第3号で大特集しているサブライム・フリークエンシーズの諸作にミンガリング・マイクの『ミンガリング・マイクの妄想レコードの世界』、本文に登場するジー・オー・シーズやクロコダイルズの新作に、クリスタル・スティルツ、ペインズ・オブ・ビーイング・ピュア・アット・ハート、ヨ・ラ・テンゴ、ダニエル・ジョンストン、ヴァセリンズにジョナサン・リッチマン、(我が家でもヘヴィ・ローテーション中の)イアン・スヴェノニアス(の最高の新譜)、さらに目を凝らせばシャッグスやショップ・アシスタンツ、トム・アルドリーノなどなど、実際に第3号に乗っていてもいなくても、もはやスウィート・ドリームス定番とでもいえそうなクラシックがズラリ。こうやって展開していただけるなんて、本当に発行人冥利につきます。星空に星座を見つけるような行為、とでもいうか……。うん、レコード店の素晴らしさって、これだよね! さらに今後、新しいアイテムが加わっていくとのことなので、ぜひ皆様、近くにお越しの際には覗いてみてくださいね! よろしくお願いします!

2009/05/07

「八つ目うなぎ」できました!


下でも紹介していた、スウィート・ドリームス第3号のオンライン注文者向け特典コミック、できました! その名も『八つ目うなぎ』! 作者の俵谷哲典くん(2UPデモンストレーションズ)が敬愛するジミー・ウォング監督へのオマージュを練りこんだ16ページの人生模様。1冊1冊、作者と発行人夫婦でコピーを取り、カッターで切り、手でむんずと折り、ホチキスで留めてます(写真はサイズが分かるよう、ダーティーさんにもらった韓国土産のライターをあしらってみた)。もちろん俵谷節全開のバカバカしい傑作! あらためて、この豆コミックは、スウィート・ドリームスへ直接ご予約・ご注文いただいたお客様、先着50名様への限定特典となりますので悪しからず(ご注文方法はこちら)。よそでは(ほぼ)入手不可能です。

さて、最後に、連休後半~連休明け、天気こそパッとしないものの、そんな、ちょっと憂鬱な日に聴くタラ・ジェイン・オニールの新作『A Ways Away』がとても馴染んで良かったことを。せっかくなので買ったアナログ盤で聴いたのも良かったのかもしれないし、僕がTJOのことを書くと「またか」って思われるかもしれないけど、まあ、騙されたと思って聴いてみるべし。