2009/07/31
2009/07/27
Asuna Korea Tour 2009

Asuna Korea Tour 2009
when : 2009 / 08 / 28 (Fri) 8:30 pmwhere : bowiehow much : adv 10000won, door 15000won
when : 2009 / 08 / 29 (Sat) 8:30 pmwhere : kuchu-camphow much : adv 10000won, door 15000won
contact and reservation(for advanced ticket) for foreign person:010 3494 6801, anarchyin (at) naver (dot) com(Park Daham), 010 9092 5979, hoon.cho82 (at) gmail (dot) com (dydsu)
anyone definitely going to this event should email me anarchyin (at) naver (dot) com or hoon.cho82 (at) gmail (dot) com for advance tickets so you pay 10,000 won instead of 15,000. and one more thing! 2 days advanced ticket is 20000 won.
Cambodia's Lost Rock and Roll
スウィート・ドリームス第4号のツアー特集の一貫として、先ごろ、『Sleepwalking through the Mekong』というタイトルのDVD/CDをリリースしたロスアンジェルスのクメール・ロック・バンド、デンギー・フィーヴァー(つまり「デング熱」ですな)をインタビューする予定です。
というのもこのバンド、ボーカリストこそカンボジア人女性ですが、バックはアメリカ人。例えば、スクリーミング・ミーミーズという奇天烈バンドのメンバーがカンボジア旅行から持ち帰ったカセットをまとめた編集盤に『Cambodian Rocks』という名品があるのですが、きっと、それなんかに触発されたに違いない、クメール・ロックの失われた伝統を今に甦らせるべく奮闘中のバンドなのです。
「失われた伝統」というのはつまり、70年代のポルポト政権下、ほとんどのミュージシャンたちは多くの知識人同様、強制労働に従事させられて死ぬか殺戮され、その歴史を文字通り根絶やしにされてしまったため。デンギー・フィーヴァーのはじめてのカンボジア・ツアーを追った『Sleepwalking through the Mekong』。さらに、同じプロデューサーによる完成間近のドキュメンタリー『Don't Think I've Forgotten (Cambodia's Lost Rock and Roll)』(余談ですが、この映画にプロデューサーのひとりとして関わっているアンドリュー・ポープという人が、80年代のDIYインディー/パンクのドキュメンタリー映画『Losers Take All』をクランクインしたそう。これも楽しみ)。どちらも(1本は今のところ予告編だけだけど)、屈託のない笑顔とチープでお茶目なアンサンブルとは裏腹に、デンギー・フィーヴァーが愛した音楽の背景にある凄惨な歴史を考えるきっかけになるのでは、と思います(かくいう私も、遅ればせながら勉強中)。
とはいえ、ポルポト政権以前、カンボジアの愛らしく、ちょっと間抜けで豊かなロック/ポップの歴史は、先述の『Cambodian Rocks』だけでなく、第3号で取り上げたサブライム・フリークエンシーズからも『Cambodian Cassette Archives』なる秀逸なコンピレーションが出ています。デンギー・フィーヴァーともども、ぜひ、聴いてみてね。できれば、うんと湿度が高くてムシムシする日にでも。
2009/07/23
Original Half Japanese Show !!

2009/07/22
Nine to One Vol.4 @ Warszawa
2009/07/21
Rachel Carns Needs Your Help !!

2009/07/06
NOT PILLAR BOOKS

2009/07/01
ジム・ケイン
早いもので2009年も半分終了。昨日は円盤で船、ピンフ、それから穂高亜希子さんのライヴ。久しぶりのアスナ君も元気そうで何より。ピンフには笑ったなー。などと思い出していると無性にビル・キャラハンの「ジム・ケイン」が聴きたくなる。ジム・ケインって、彼が好きな作家のジェイムズ・ケイン(『郵便配達は二度ベルを鳴らす』など)のことだろうか。聴いていると、歌詞の中に「昔は暗い人間だった/そして、明るくなった/でも、また暗くなった」という一節が出てくる。その「明るくなった」時期というのは、多分、ジョアンナ・ニューサムとつきあっていた時期で、近2度の来日もそこにあたるんだろうけど、そうか、また暗くなったのか……(笑)。でも、伸ばした髪も似合ってると思うし、それに何よりも、そうやって自分のことを客観視して歌詞に盛りこむところに余裕のようなものも感じられて、僕は、手に入れてから何度も最新アルバム『I Wish We Were an Eagle』を聴いています。ちなみにそのタイトル、自分が一羽のワシになりたいのではなく、自分「たち」が「一羽の」ワシになりたいと望んでいる、という部分がミソなのかな? ワシというとアメリカのシンボルでもあるし、複数の人間が一羽の鳥になる、というのは、いろんな受け取り方ができて、やっぱり、ビル・キャラハンは面白いな、と、あらためて。で、国内盤に歌詞カードが入っているのかもしれないけど、その「ジム・ケイン」、幼馴染の大束くんが訳してくれたので以下に。
ジム・ケインというわけで、本日、スーパーデラックスで「公聴会」です(詳細は下のエントリーを)。「ジム・ケイン」はかけないけど、「Ex-Con」っていうスモッグ時代の大好きな曲を持っていこうかな、と思っています。
なんでもないものを探すようになった
風を受けた、1本の木のしなりかた
オチを気にせず、話をはじめるようになった
昔は暗い人間だった
そして、明るくなった
でも、また暗くなった
大きすぎて見えないものが何度も通り過ぎていく
日常ってそんなものかなって思ってた
死の影が、輝く一篇の詩になることもある
でも、夜の暗さに魅入られたまま
へとへとになるまでやってしまう
それから、なんでもないものを探すようになった
波のたたずまいのような
計画通りにいかなくて、走るようになった
うまくいかないときは、戻らない
自分だって、うまくやれたことを思い出す
うまくいかないなら、戻らないでおこう
うまくやれたあれこれを思い出す
もしくはうまくしてやられたあれこれを
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