2009/03/24

バグダッドのヘヴィメタル

チーム・キャシーのミャーザキ氏による『You Know What I Mean』ジンのトピックのひとつでもあった『Vice』と、個人的にはイアン・スヴェノニアスが毎回、最高の相手と対談していく番組「Soft Focus」なんてえのに惹かれてた(これ、文字に起こしてスウィート・ドリームスに載せたいわあ。しかし、自分にもっと英語のヒアリング能力があれば……)VBSTVの共同制作(さらにエグゼクティヴ・プロデューサーにはスパイク・ジョーンズの名前も)で、こんな映画があるそうな。
『Heavy Metal in Baghdad』は、2003年のフセイン政権失墜から現在まで、イラクのヘヴィメタル・バンド、アクラッシカウダを追ったドキュメンタリー映画です。もともとイスラム圏でヘヴィメタルを演奏することは、(不可能ではないにしても)困難がつきものでした。それでもようやく、フセイン体制の崩壊後、バンドにとって、自由な活動が許されそうな短い期間がありましたが、その希望も、彼らの国が血なまぐさい内戦状態に入ることですぐに打ち砕かれてしまうのです。2003~2006年にかけ、イラクがバラバラになっていく一方、アクラッシカウダは、メンバーの絆を保ち、いつでも自分たちが抱くヘヴィ・メタルの夢を絶やすことなく活動を続けていきました。彼らの物語は、若いイラク人たち全体の語られぬ希望の反映でもあるのです。