2007/11/06

Recalling October and Heading out to November


「秋の日はつるべ落とし」とは良く言ったもの。10月はあっという間、11月もあれよあれよで、この調子で今年も終わりそうですが、もちろん『Sweet Dreams』第1号は絶賛編集中ですので、皆様ご心配なく&お楽しみに。でも、多少予定より遅くなりそうで……。うぐ~。とにかく、がむばります。

と、ここで、10月のことをちょっと回想してみるのも一興か、と。まず、特に心に残っているのが1日(月)に円盤で開催されたラブクライ三沢くんの新バンド、レターの東京初ライヴ2日目。いやもう不覚にも……(笑)。とにかく、ぼくはレターのライヴを他ならぬ円盤で観ることができて、心から良かったな、と思います。ライヴハウスのPAを通した強面の音ではなく、パタパタ・ドタドタ・カタカタと、ひとつひとつのドラムの音や三沢くんの歌声、そしてバンド・アンサンブルの間近に居ることができたことで胸いっぱいでした。なんというか、聴いていると、円盤の中なのに、両脇をグングン風景が流れていくんだよなぁ。脱帽。

そして、もうひとつ心に残っているのが、スモール・セイルズ(フロム・ポートランド)のこと。彼らの来日の数日前、タラ・ジェイン・オニールから「友達がそっち行くから、会ってあげてな」なるメールが到着。で、たまたまダグ・シャリンのHIMの日にライヴ会場をうろついていたら、そこに翌々日ライヴを控えたスモール・セイルズ御一行様がご来場。「やあやあ、タラから聞いてるよ」ってなことになったわけです。で、その彼らのライヴ。フロア後方に古式ゆかしい16mmフィルムの映写機が2台控え、ループさせたフィルムをとっかえひっかえメンバーのライアン・ジェフリーが映写していく、という、なかなか見どころの多いライヴでした(前半、映写機の電源が落ちてしまったりトラブルもあったけど)。イーサン・ローズの清涼感いっぱいの「パッパー」コーラスにウエストコースト(ポスト)ロックという形容も似合いそうな、スムースなアンサンブルがとても気持ちよかったなあ。いつもの悪い癖で、途中からフロアを抜け出して、外から耳を傾ける、という風でもあったんだけど(人とおしゃべりしていた、とも言う)、これまた気持ちの良い秋の夜長音楽でございました。

あと、なぜかイスタンブールに飛んだりもしたのですが、それはまあいつかどこかで。生まれ変わるなら、イスタンブールの猫になりたい。

さて、ここで耳寄り情報をふたつほど。まずは、本日の名古屋公演から始まったコスタ・ミュージックの来日ツアー(計9公演!)。「え? コスタ・ミュージック?」という向きも意外にあるかもしれませんが、エステティックスという気持ちのよいレーベルの代表バンドでもあったラルトラ(L'Altra)のジョセフ・コスタのソロ・プロジェクトがそれ。いくつかの公演に帯同するhelllザ・ミディアム・ネックス含め、実はずっと楽しみにしていたのだけど、せっかくだから皆さんで。東京公演はちなみに明日の7日(水)と13日(火)の2日、どちらも渋谷のオ・ネストです。他公演の詳細については、主催のis collage collectiveのサイトをご覧になってください。

そして、もひとつ。The Teachersなるソロ活動はもちろん、M.A.G.O.の片割れとしても知られる冨岡映里と、「村さん」の愛称でさまざまな宴会に波紋を広げる(笑)村久木孝志さんの二人展「手に花と器」が東京三宿の「star poets gallery」にて11日(日)まで開催中です。最終日の11日(日)には午後2時よりライヴ&トーク・ショーも催されるとか。こちらもオススメですので、奮ってご参加くださいまし。

では「秋の日はつるべ落とし」。良い秋をお過ごしくださいませ。

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