2015/08/24

ズビズバー と てぬぐい+mangneng


 平日・金曜日の夜ですが、いつものギャラリー・セプチマで演奏会を企画します。お仕事帰りでもお越しいただける少し遅めの時間から、砂川七番でも帰宅時間を気にしないで済む時間まで(さらに少し残って話していけるぐらいの余裕を持って)。それでいて時間のことを忘れてしまうような内容の(これ大事)。

 ことしの5月に同じ会場で開催したICHIの新作アルバム『maru』発表記念ライブのときにも素晴らしい歌声と演奏を披露していただいたEttの西本さゆりさんが、そのつど形を変えながら、Ettをはじめ数々の共演でも名をはせるソボブキの西尾賢さんとのズビズバーで再登場します! 共演にはスウィート・ドリームス・プレスからの7インチ・シングルが待たれるてぬぐい+mangnengの3人。西陽を受けて家路とは別の方向へ、誰もいない横丁でかすかな温もりを落とした思い出やため息や諦念や鼻歌や独り言の気配に手を当ててみてください。たぶんまだ容疑者は近くにいるのではないかと。

 秋の夜長、外からは虫の鳴き声と月明かり。ありきたりのようですが、それが当たり前のようにあるギャラリー・セプチマにどうぞいらっしゃってください。たっぷりゆったりと2組、ちょうどこの翌々日には同じ会場でとんでもないイベントが予定されているようですし、かと思えば翌日はコウリョウくんのCOINNだったりして。この秋の3日間、夢の始まりを分かち合えれば言うことないのではないでしょうか。

9月18日(金)東京・立川 ギャラリー・セプチマ
東京都立川市柏町3-8-2(多摩都市モノレール砂川七番駅より徒歩2分)
出演:ズビズバー(西尾賢ソボブキ+西本さゆり(Ett))、てぬぐい+mangneng
開場 7:00pm/開演 7:30pm 料金 2,000円
予約:ギャラリー・セプチマ(galleryseptima@gmail.com)、スウィート・ドリームス・プレス(info.sweetdreams@gmail.com


西尾賢:ソボブキ主催/ピアノ/三味線/歌/作詞・作曲など。1963年東京足立区生まれ(最寄駅は亀有)。素朴な題材をもとに作られた独自の楽曲を演奏するメンバー不確定ユニット「西尾賢ソボブキ」を率いて音楽活動中。

西本さゆり:歌など。愛知県生まれ。Ett(エット)を2002年に結成し、ガット・ギターと唄による演奏を各地で行う。


てぬぐいmangneng:小鳥をモチーフにしたアート作品で知られるユカワアツコのアコーディオンと、伊藤琢矢(シネルパ他)のギターによる音楽ユニット「てぬぐい」。mangneng planet bandのリーダーにしてスティールパン奏者の「mangneng」(まんねん)による合体ユニット。



「Gofishトリオと柴田聡子」再入荷のお知らせ


 こちらのエントリーですでに告知したとおり、7月1日にリリースした10インチ・レコード「Gofishトリオと柴田聡子」はお陰様で発売後ほどなくして在庫も底をつき「バンザーイ!」となるはずでしたが、一部のレコード盤にプレスミスが見つかり(なんとB面にまったく関係のないアーティストの曲が3曲入っている盤がありました。もちろんプレス工場から気の利いたシークレット曲のプレゼント、というわけではありません)、その後は該当の盤を手にされたお客様や小売店様におかれましては、返品・交換手続き等々、本当にご迷惑をおかけしました。どうもすみません。

 そこから今回のプレスの代行業者との交渉とやりとりを繰り返し、ときに商習慣の違いに翻弄されながら、それでも約1ヶ月で追加プレスが到着しました。レコード・ストア・デイだなんだと需要が急増してアナログ盤のプレス工場はどこもラインがふさがっているように聞きますが、1ヶ月で追加プレス到着とはそれでもラッキーだったんじゃないかとほっと胸をなでおろしています。ちなみに12枚ずつ盤が収められている箱には品番の後ろに「CLAI」と謎の記号がつけられていて、これは「CLAIM(補償)」のことなのかと気づいたのは受け取ってから数日が経ってからのことでした。少し複雑な気分。

 とにもかくにも、こうしてまた交換のリクエスト、さらにはあらためてのご注文にも再度応じられるようになりました。また、当初は初回プレスのみの予定にしていた付属CDですが、今回は事情が事情ですのでこの追加プレスにもおつけしています。とはいえ数には限りがありますので、ご希望の方はお早めにひとつ。

 なお、柴田聡子さんは9月16日に待望のサード・オリジナル・アルバム『柴田聡子』のリリースを控えています。堂々としたセルフタイトル、また山本精一さんのプロデュースも発売前から大いに話題を呼んでいます。店頭でもその新しいアルバムのそばに、この10インチ・レコードが置かれているかもしれません。ぜひ手にとって、そして、もし何かの導きや弾みがあって購入されましたら……。僕らは、このジャケットから中の歌詞カードを引き出すときにお客さんがハッと驚かれるんじゃないかと、そんなことを思いながらこの数日間、組み立て作業をしていました。追加プレスですが、また、工場のシールには「CLAIM」なんて言葉が入っていますが、でも、これもれっきとした出来立てほやほやの「Gofishトリオと柴田聡子」です。どうぞ変わらずご愛顧のほどを。

 また、Gofishトリオも、年内には再プレスした『とてもいいこと』以来となる新しいアルバムがリリースできるかもしれません。あちこちのレコード店のこれらのレコードが置かれているコーナーが重なり合えばいいなと思いますが、少なくともあなたのおうちのレコード・コレクションにひとつのコーナーができればいいなと思います。この10インチ・レコードやGofishのアルバムや、近くや遠くのあれやこれや。マイ・リトル・コーナー・オブ・ザ・ワールド……。そういえばヨ・ラ・テンゴの新作も出ますね(笑)。と、テニスコーツの素晴らしい『Music Exists disc1』を聞きながら強く感じる夏の終わりでした。

 「Gofishトリオと柴田聡子」、ご注文はこちらからどうぞ。

2015/08/18

Sam Prekop with Archer Prewitt: Tickets on Sale Now!


 僕の実家の方のJRの駅では、まだ駅員さんが改札口に立っています。さすがにもう切符にハサミを入れてくれることはありませんが、その代わりにハンコを押してくれるのでした。停まっているディーゼルカーのドアも開いていることはなく(夏は暑いし冬寒いからね)、扉の脇の開閉ボタンを押して乗客が自分で開けて入るようになっているのですが、関東育ちの妻はいつまでもおっかなびっくり操作しています。

 というわけで、久しぶりにコンサートのチケットをつくってみました。会場からプレイガイドの発券をお願いできないようなときにはいままでも何度かつくってきましたが、はて、最後のチケットはいつだったか。手元に残してあるものだといちばん新しいものが2006年に開催したジュヌヴィエール・カストレイの『Sang Jeune』という展示のオープニング・ライブのもののようで、となると、もう10年近くつくってこなかったことになります。

 自分でつくらないまでも、ライブハウスに発券してもらったチケットを、渋谷〜新宿あたりのレコード店に置いてもらって、ライブ当日、リハを終えたころに汗をかきかき売上金や売れ残りのチケットを回収してまわったのはいつだったか。いまではメールで連絡先を送ってもらい、当日、受付でお名前を訊いて清算というのが一般的になりましたが(ペーパーレス!)、それと比例してなんの断りもなく会場にお見えにならないお客さんも随分と増えました。楽して呼ぼうとしたらそれなりのことになるよね、そりゃそうだ。

 だからというわけではないですが、久しぶりにコンサートのチケットをつくってみました。ただのチケットじゃ詰まらないだろうと、サム・プレコップの写真を使ったポストカードがついていて、ミシン目で切り離せるようになっています。これからさらにチケット部分の半券も回転刃のカッターでミシン目をつけようかな。いやはや、こんな作業も随分久しぶりですが、ぜひ完成品を手にとっていただければと思います。

 こちらのチケットは下のエントリーでも書いたとおり、スウィート・ドリームス・プレス・ストアこちら)の該当ページでご注文いただけます。送料200円をいただく分(コンビニ決済と代金引換便をご希望の方はさらに手数料がかかりますのでご注意ください)、チケットの値段はメール予約よりお安く3,300円とさせていただきました。

ちなみに200円は一律の送料なので、ご友人の分までチケットを複数枚ご購入されたり、もしくはスウィート・ドリームス・プレス・ストアでご紹介しているその他の品物を一緒にお買い上げいただくと……さらにお得になることに気づいたのは先ほどでした。

 そういえば、よくよく考えても考えなくても『map』創刊号の特集は我が愛すべきザ・カクテルズについての壮大な(笑)ものでした。そして、レコード屋の店員だったとき、なんとなく仕入れてみたザ・シー・アンド・ケイクの黄色いファースト・アルバムから「Jackin' the Ball」が流れてきたときのことはいまでも昨日のことのように。たぶん読み返すと(読み返さなくても…)赤面してしまいそうなサム・プレコップ最初のアルバムのライナー・ノーツ。シュリンプ・ボート、ソフ・ボーイ、アメリカン・オルタナティブ・コミック、ハイボール・レコーズ、レタープレス……。

 不思議な縁があって、この20年間、大好きだった音楽とその周りの一等中心にいたサム・プレコップとアーチャー・プルウィットの演奏会をお手伝いすることになりました。平日の夜ですが、混じりっ気なし、そのふたりだけの静かで熱いコンサートです。ぜひこの機会をお見逃しないように…、というよりも、みんなで一緒に楽しみましょう。10月7日の水曜日、東京・早稲田の早稲田奉仕園、スコットホールにてお待ちしております!

2015/08/11

Sam Prekop with Archer Prewitt Japan Tour


ことし2月に米スリル・ジョッキーよりリリースされた4枚目のソロ・アルバム『The Republic』を携え、サム・プレコップがザ・シー・アンド・ケイクの盟友アーチャー・プルウィットとともに日本にやってきます。ザ・シー・アンド・ケイクの諸作や最初の2枚のソロ・アルバムに耳かたむけた者を虜にした、浮き立つような歌声やふたりのエレクトリック・ギターのさざ波はもちろん、さらに今回は前作『Old Punch Card』から『The Republic』への核心をなすモジュラー・シンセサイザーを持ち込み、マッド・サイエンティストさながらのレトロ・フューチャリスティックなパフォーマンスも披露します。またとないこの機会、1921年に建てられた赤レンガの歴史的建造物でゆっくりとご堪能ください。


SAM PREKOP WITH ARCHER PREWITT JAPAN TOUR
サム・プレコップ with アーチャー・プルウィット ジャパン・ツアー

10月7日(水)東京・早稲田 早稲田奉仕園スコットホール
東京都新宿区西早稲田2-3-1
東京メトロ東西線早稲田駅より徒歩5分|東京メトロ副都心線西早稲田駅より徒歩8分
出演:サム・プレコップ with アーチャー・プルウィット(アーチャー・プルウィットのソロ・セットは予定しておりません)
開場 6:00pm/開演 7:00pm(終演予定8:30pm)
料金 3,300円+送料200円(ポストカード付き特製前売チケット)/3,500円(メール予約)/4,000円(当日)

ポストカード付き特製前売チケット販売:スウィート・ドリームス・プレス・ストア

メール予約:スウィート・ドリームス・プレス(info.sweetdreams@gmail.com
*上記メール・アドレスに、1)お名前、2)電話番号、3)枚数を送信ください。当日、ご予約料金(3,500円)にてご入場いただけます。なお、場内はすべて自由席ですが、それぞれ先着順で、1)前売りチケットをご持参の方、2)メールで予約された方、3)当日券ご希望の方の順にご入場いただきます。

企画・問い合わせ:スウィート・ドリームス・プレス
音響:Taguchi、Fly sound
招聘:ourworks合同会社

ツアー全体の日程・概要につきましては、こちらにあるプレスポップのウェブサイトをごらんください

2007年にスタートした北シカゴを拠点とするオンラインのコミュニティ・ラジオ局、
CHIRPラジオに登場したふたりの演奏は上のように映像でも残されています。
息のあったふたりのギター・プレイはもちろん、サムのモジュラー・シンセサイザーも登場。
今回の公演の参考にどうぞ。


SAM PREKOP(サム・プレコップ):どのようなスタイルでも、サム・プレコップの作品は驚きと発見に満ちている。古くはシュリンプ・ボート、90年代半ばからはザ・シー・アンド・ケイクのフロントマンとして、シカゴのアヴァン/インディペンデント・シーンの多様性を支えてきたシンガー/ギタリスト。近年はモジュラー・シンセサイザーの奏者として、オシレータ、シークエンサー、リミッター、フィルターの驚くべき組み合わせを編み出している。


ARCHER PREWITT(アーチャー・プルウィット):ガレージ・ジャズ・コンボ、ザ・カクテルズを率いて颯爽とシーンに登場し、サム・プレコップ同様ザ・シー・アンド・ケイクのメンバーとして活動。その緻密なアンサンブルに欠かせないギター奏者である。シンガー・ソングライターとしても、これまで5枚のソロ・アルバムをリリース。カルト的人気を誇るコミック『ソフボーイ』やミニマルなドローイング/絵画を手がける作家としての顔も持っている。

2015/08/03

かわのかみしも


東西に長い鳥取県の中ほどに、倉吉という美しい古い町が残っています。中心には打吹山(うつぶきやま)という天女伝説がある可愛らしい山、その麓には白壁の蔵が並ぶ赤瓦の家並み。みなが愛する三色の小さな串団子。美味い! その町の商店街の一角で親戚が荒物店をやっていたので何度か訪れたことはありましたが、この歳になってあらためて足を踏み入れると「あぁ、いいところだなぁ」としみじみと感じます。ちなみに「倉吉のイーノ」の異名をとったのはボルゾイのシバタ氏、彼のシンセサイザが今でも町のどこかに埋もれていて、小さな音を立てているのかもしれません。

 さて、立川の砂川七番でギャラリー・セプチマを運営している波田野州平くんと知り合ったのは今から7年前のこと、彼もまた倉吉の出身で、地元で開催するイベントに『Sweet Dreams』を置かせてもらえないかという相談がきっかけでした。そのイベントには上述したシバタやAsunaボルゾイタナカといった裏日本のスーパースターが軒並み参加、波田野くんのワークショップを含め、大いに賑わったそうです。

 その後、さまざまと豊かで愉快な時間を一緒に過ごし、ことし波田野くんは鳥取藝住祭という鳥取県の地域活性化事業にディレクターとして関わることになります。その鳥取藝住祭、要は県内各地で作家や美術家が住んで作品を制作したり発表する、いわゆるアーティスト・イン・レジデンスのプロジェクトなのですが、彼が担当する倉吉市内小鴨川沿いの2地区、関金(かみ)と小鴨(しも)での活動をまとめて特に「かわのかみしも」と名付け、これからイベントの企画や作品の展示、制作、流通に乗り出すことになりました。

 というわけで前置きが長くなりましたが、まずはその最初のイベントが決定しました。概要は下記をご覧いただくとして、スウィート・ドリームス・プレスもあれこれと協力させていただくことになりましたので何とぞお見知りおきのほどを。倉吉のみならず、鳥取のみならず、さらに山陰のみならず、もちろん西日本のみならず、ぜひ倉吉の町の散策がてらお越しいただければ幸いです。空港や新幹線の駅や高速自動車道から少し離れてみるだけで、こんなに美しいものが壊されないで済んだのだ、ということがきっとよくわかるんじゃないかなと思っています。

 なお、倉吉までは鳥取空港から空港バスで45分、もしくは米子空港から同じくバスで90分。ようやく着いたJR倉吉駅から会場まではバスかタクシーをご利用いただくことになります。近くには三朝温泉関金温泉といった屈指の名湯もありますし、せっかくなので一泊されてもよいかもしれません。心よりお待ちしております。

かわのかみしも 〜下祭〜
10月10日(土)倉吉 旧仲倉医院
(鳥取県倉吉市越殿町1551−1)
出演:二階堂和美、attc vs Koharu
出店:夜長茶廊BAR思考する庭食堂カルン
時間:開場4:00pm/開演5:00pm
料金:3,000円(前売り)/3,500円(当日)
予約:波田野州平(090−9501−3070|kawanokamishimo@gmail.com
*ご予約の際にはお名前と枚数をお伝え下さい。
チケット取扱:夜長茶廊(倉吉)、たみ(松崎)、ボルゾイレコード(鳥取)、食堂カルン(鳥取)、めがねのスエツグ(米子)、きっちんピノキオ(米子)
駐車場:JA鳥取中央倉吉支所(倉吉市越殿町1409|会場より徒歩2分)
企画:かわのかみしも


二階堂和美(にかいどう・かずみ):1974年、広島県生まれ。高校時代からバンド活動を開始、1997年からシンガー・ソングライターとしてのキャリアをスタートさせる。これまでに単独作として12作品をリリース。全曲を作詞作曲した2011年発表のオリジナル・アルバム『にじみ』がきっかけとなりスタジオジブリ映画『かぐや姫の物語』の主題歌へ起用されるなど、広く知られるところとなる。
 近年は地元・広島県大竹市の学園歌の制作、同市のイメージソングを制作するなど地域に密着した活動も展開している。この春夏、地元のテレビ局が展開する「RCC 被爆70 年プロジェクト『未来へ』」へテーマソング「伝える花」を提供、シングルとして発表する。中国新聞ではエッセイ「負うて抱えて」を連載中(毎週月曜日「洗心(せんしん)」ページにて)。著書に『しゃべったり書いたり』(2011年/編集室屋上)がある。


attc vs Koharu:ジャマイカ産のバージョン(B面インスト)の魅力を伝えるべく、ミニマルかつグルーヴィーな演奏に徹して現在に至る、Amephone’s attc。小唄・端唄界の最後のイノベーター、柳家小春師匠。カリビアン・シンコペーションと江戸風俗の軽やかな遊びと。齟齬を隠さず、パラレルに進行するリズムの夢。ハイブリットという現実。乞う! ご期待。

2015/07/13

ハウイー・リーヴと川手直人の演奏会


 先日『デモデモデ ーデモデとモデのパラレル・ワールドー』をスウィート・ドリームス・プレスからリリースした川手直人。もうギターを弾かないのでは? もう人前で演奏をしないのでは? などなどの噂が巷の一部を駆け巡るも、夏到来の蓋を開けてみればあさっりスコットランドはグラスゴーからやってきたベース奏者、ハウイー・リーヴとのお盆直前2デイズふたり旅の情報が。しかも今回、よーく見ると川手さん、手にしているのはアコースティックではなくてエレキじゃありませんか。しかも、ひっそりとサウンドクラウドに上がっている新機軸のエレキ・インスト曲、これがまたモーリス・ディーバンクもかくやという麗しの演奏でして……、これは恍惚。いやはや底知れない御仁でございます。

 ツアーの相棒ハウイー・リーヴさんは、ほかにも7月18日(土)に東京・千駄ヶ谷のBar Ishee、8月2日(日)に東京・大久保のひかりのうま、8月6日(木)に東京・高円寺のUFOクラブ、8月7日(金)に大阪FIGYAでの演奏が決まっていますので、ご興味ある方はこちらもぜひ。ちなみに今回、BMXバンディッツのダグラスから私のことを訊いたようで本人よりブッキングをお願いされたものの、なかなかタイミングが合わず動きあぐねていたところだったのでした。なので、こうして各地で公演が決まったようで本当によかったです。

 デモデモデからモノトーンへと移動中の川手直人、ポスト・パンクの青白い静けさとユーモアを重ねるハウイー・リーヴ。どうぞこのグラデーションの中に身を投じてみてください。そしてもちろん会場のどこかにある『デモデモデ ーデモデとモデのパラレル・ワールドー』も手にとってみてね。そちらにもぽっかりと大きな穴が開いています。ぜひ落ちてみましょう。

「ソロ・ベース+うた」と「ソロ・ギター」演奏会

8月8日(土)京都 ユーゲ(075-723-4707)
京都市左京区下鴨松原町4-5 
出演:ハウイー・リーヴ、川手直人
開場 6:00pm/開演 7:00pm
入場料 881円

8月9日(日)金沢 オヨヨ書林 せせらぎ通り店(076-255-0619)
金沢市長町1-6-11
出演:ハウイー・リーヴ、川手直人、I Know I Have No Collar
開場 6:30pm/開演 7:00pm
入場料 1,200円(高校生以下 500円/小学生以下 無料)





ハウイー・リーヴ(Howie Reeve):ソロ・アコースティック・ベーシスト&シンガー。グラスゴー在住。「たっぷりとした独創と茶目っ気…。豊かな表情の旋律と思案によるベース演奏はまた、フラメンコ的装飾、ポスト・パンクのグルーヴ、パーカッシヴさ、カオスの驚くべき暴力的局面によってもたらされている。」(Matt Evans, The List)
https://howiereeve.bandcamp.com/ 


川手直人:作曲とギター演奏。京都在住。休止していたライブに今回、モノトーン(単音)をコンセプトにソロ・エレクトリック・ギターで復帰。近作は娯楽録音作品「デモデモデ デモデとモデのパラレル・ワールド」(2015年5月/Sweet Dreams Press)。
https://soundcloud.com/sound-as-room


アイ・ノウ・アイ・ハヴ・ノー・カラー(I Know I have No Collar):画家として知られるアーロン・セワーズを中心にしたブリストルのナイーヴ・ポップ・グループ。現在アーロンは富山在住で、今回は家族での演奏予定。
https://iknowihavenocollar.bandcamp.com/album/a-little-slow-a-little-late

2015/07/02

【スウィート・ドリームス・プレスからのお詫び】「Gofishトリオと柴田聡子」不良盤の返品・交換について


10インチ・レコード「Gofishトリオと柴田聡子」をご予約・ご購入いただいたお客様へ

 この度は「Gofishトリオと柴田聡子」をご予約・ご購入いただき、誠にありがとうございました。あれよあれよと言う間にディストリビューターの(株)ブリッジの在庫も底を尽き、また、手元の在庫もほぼなくなってしまいました。早速、好評の声があちらこちらから耳に入り、作者・演者はもちろん、レーベル一同ほっと胸をなでおろして喜んでいるところです。本当にありがとうございます。

 しかし、ここで残念なお知らせがございます。実は、この10インチ・レコード「Gofishトリオと柴田聡子」ですが、一部商品にアナログ・レコードのプレスミスがあることが発覚しました。これまでに、B面に収録されている曲がGofishトリオと柴田聡子の「長い歌」ではなく、まったく異なるアーティストのまったく異なる曲が入っているとの報告が数件寄せられています。

 ただいま実際の不良盤を取り寄せているところで事実確認前ではありますが(*7月3日に実際の不良盤を確認いたしました)、下の写真にあるように不良盤はB面に関係のないアメリカ人アーティストの楽曲が3曲収録され、盤の内周に「PIRATES PRESS SD1574-1 B」、その対角上に「130525N2/A」と打刻されているものとなります。お買い上げいただいたお客様におかれましてはお手元のレコードが該当の不良盤ではないか、あらためてご確認いただけますでしょうか。もし、そのような不良が見つかった場合、下記連絡先までご購入いただいた店名を添えてすぐにお知らせください。こちらで返品・交換の手続きをとらせていただきます。

上の画像のように不良盤のB面(レーベルに曲名表記のない面です)には3曲、くっきりと収録されています。

さらに不良盤は内周に刻印されている2か所の記号が上の画像のようなものとなっています。

 なお、ただいま今回の作品のジャケット印刷/プレスを担当したプレス代行会社、米パイレーツプレス社に追加プレスを依頼しておりますが、原因・事実関係の見極めや作業ラインの確保などで少し時間がかかりそうです。当面はレーベルに保管している在庫にて対応させていただきますが、その数も少なく限りがあり、不良盤の枚数によっては追加プレスの完了までしばらく交換をお待ちいただく場合があるかもしれません。誠に申し訳ございませんが、あらかじめご了承いただければ幸いです。

 重ねて、この度は多大なご不便・ご迷惑をおかけして、誠に申し訳ございませんでした。何とぞご容赦いただけますよう、よろしくお願い申し上げます。

平成27年7月2日

スウィート・ドリームス・プレス(担当:福田)
〒154-0015 東京都世田谷区桜新町2-26-8 メゾンイシダ桜新町302
電話 03-6676-1206 FAX 03-6676-1206 メール info.sweetdreams@gmail.com

Fountainsun - Music Today


アーティスト:Fountainsun(ファウンテンサン)
タイトル:Music Today(ミュージック・トゥデイ)
カタログ番号:SDCD-023
発売日:2015年7月15日
収録曲数:11曲
パッケージ:トールボックス・サイズの紙ジャケット(ダブル)に同サイズのブックレット(フルカラー/32ページ/録音日記・歌詞掲載)を貼付した国内盤独自パッケージ
アートワーク:ダニエル・ヒグス、石井文得
オリジナル・レーベル:米ノーム・ライフ・レコーズ
定価:¥2,400+税

ご注文はこちらから

ディスコード・レコーズからの諸作で知られるポスト・ハードコアの怪魚ラングフィッシュ
そのフロントマン、ダニエル・ヒグスのたおやかな新プロジェクトのデビュー作。

まるで枕元で読み聞かせる昔ばなしのように身近に始まるミュージック・トゥデイ~今日の音楽。ラングフィッシュのフロントマン、ダニエル・ヒグスと石井文得が乗り出した新しい音楽プロジェクト、ファウンテンサンのデビュー・アルバムは、ふたりのリレーションシップの賜物か、そのアンサンブルは親密にして緻密、バンジョーやガット・ギター、エキゾチックな打楽器の数々、マントラの読呪とわらべ歌で織りなすユニバーサル・フォーク・ミュージック。シャーマン、ダニエル・ヒグスを案内役に、まずリスナーが喜ぶべきは石井文得という得がたい歌声の発見だろうか。その無垢、無作為は、ここにある音楽の喜びをいちばんに伝えるものだと言えるだろう。それでいて「Ripening Sheaves」後半でリスナーを不意に巻き込んでいく嵐のようなサウンド・スケープなど、大きな物語、広大な景色、無限の宇宙の中にプライベートな陰陽と器楽を対比して浮かべ得たことはひとつの奇跡かもしれない。小さくて大きな、大きくて小さなアンサンブルが次元を拍動させていく。ミュージック・トゥデイ~今日の音楽、僕らは今ここに古代から受け継ぐ錬金術を体験するだろう。


ファウンテンサン:http://fountainsun.com/

ダニエル・ヒグス(Daniel Higgs):米メリーランド州ボルチモアのハードコア・バンド、レプタイル・ハウスを皮切りに、その後1987 年にポスト・ハードコアの怪魚、ラングフィッシュを生み落としたシンガー/詩人。ラングフィッシュはシンプル・マシーンズよりデビュー後、ワシントンDC のディスコード・レコーズより11 枚のアルバムを発表、また、ソロ活動と並行してコーン・オブ・ライト、他にもザ・ピューピルズスカル・デフェクツといったバンドにも参加している。かつてはタトゥー・アーティストとしても、その名を知られる。

Daniel Higgs:http://www.thrilljockey.com/thrill/Daniel-Higgs/#.VXabH1ztmko

石井文得(いしい・ふみえ): 東京生まれNY経由の写真家、マルチ演奏家、パートタイム・ファーマー、報道チャンネルにおける民主主義の大きな砦のひとつである「Democracy Now!」日本語版、月曜日の翻訳も担当している。ほかにもドローイングやジンの制作なども手がけ、自身のブログ、オムニプレゼント・ジャーナルも主宰。現在はヒグスと共に全米各地をツアーしながら音楽アート活動を展開している。

Fumie Ishii:http://fumieishii.com/

曲目
1. Ripening Sheaves
2. Fragment 1
3. Old Pine Tree
4. Fragment
5. Fountain Theme
6-8. Garden Gate 1, 2 & 3
9. Only One
10. Witness the Wonder
11. We Will Meet Again



2015/07/01

Gofishトリオと柴田聡子:取扱店リスト


 発売前から大好評、早々にスウィート・ドリームス・プレス・ストアでもご用意できる枚数に達して予約受付を終了してしまい、ほんとに申し訳ございませんの10インチ・レコード「Gofishトリオと柴田聡子」ですが、本日7月1日に記念すべき発売日を迎え「どこで買えるのでしょう?」という声もチラホラ、というわけで下記に取扱店リストを掲載します。どうぞお近くのお店、お好きなお店でご購入いただければ嬉しいです。

 なお、中にはすでに予約だけで完売となっているようなお店もあるようですので、ぜひ事前に在庫の確認をお勧めいたします。そしてもちろん今週末に開催されるGofishトリオと柴田聡子のライブ会場(7月4日:埼玉・久喜市カフェ・クウワ、7月5日:東京・神保町試聴室)でお買い上げになるのも確実な方法です(と言いつつ、7月5日はソールドアウトになっちゃいましたのでぜひカフェ・クウワで! 詳細はこちらを)。

HMV(record shop 渋谷店イオンモール高岡店イトーヨーカドー宇都宮店オンライン札幌ステラプレイス店大宮アルシェ立川店)、タワーレコード(札幌ピヴォ店オンライン横浜ビブレ店吉祥寺店京都店秋葉原店渋谷店川崎店池袋店町田店梅田大阪マルビル店名古屋パルコ店名古屋近鉄パッセ店新潟店新宿店梅田NU茶屋町店)、Sound Channel MUSIC STORE(盛岡)、カフェ・クウワ(久喜)、ディスクユニオン各店(首都圏)、JET SET(下北沢、京都)、ココナッツディスク各店(吉祥寺、池袋)、PET SOUNDS RECORD(武蔵小山)、円盤(高円寺)、Amleteron(高円寺)、古書コンコ堂(阿佐ヶ谷)、珍屋 立川1号店(立川)、PLANETS(諏訪)、CORNERSHOP(静岡)、sone records(浜松)、林ショップ(富山)、バナナレコード各店(名古屋)、ON READING(名古屋)、STIFF SLACK(名古屋)、FILE UNDER(名古屋)、RECORDSHOP ZOO(名古屋)、喫茶ゆすらご(京都)、ホホホ座(京都)、HOPKEN(大阪)、アオツキ書房(大阪)、borzoi record(鳥取)、グリーンハウス各店(岡山、倉敷)、record shop DIG DIG(岡山)、Lilmag(オンライン)、Record Shop Reconquista(オンライン)、classics records(オンライン)、珍庫唄片/NGOO(オンライン他)

2015/06/30

Surround Circuit 2


 慣れてないもので、あまり人前に出て喋ったりするのは苦手なんですが、今まで幾度もお世話になったsukima industriesのAAAsaaREEさんすなわち浅利くんのお願いとあっては断れませぬ。というわけで大阪・安治川 FLOATにて開催されるサラウンド・サーキットというイベントで浅利くんとお話しさせていただきます。「30歳からのインディペンデント音楽道」というテーマが設けられてまして40台半ばのおじさんがあれこれ問われるようですが、多分レーベルとかツアーのこととか、かな。大してなにも考えてないことがバレそうですが(笑)、さて、どうなることやら。でもでも、朝から夜まで盛りだくさんの内容で、このイベントとっても楽しそうです。ゆっくり過ごす日曜日、お近くの方も遠方の方もぜひいらっしゃってください。

Surround Circuit 2
7月5日(日)大阪・安治川 FLOAT
大阪市西区安治川2丁目1-28 安治川倉庫
時間:10:00am〜10:30pm
入場料:2,000円
出演(ライブ):アサダワタル(DJ話芸)、中林キララ(メタミュラーグヌピコ)、大城真+ヤマモトタカヒロ+米子匡司、PARADISKa、DJふくわらい、みやけをしんいち、武村篤彦、田川雅康、森山ふとし、無職・イン・エクスカーション(Yuko Nexus6 + タカハシ 'タカカーン' セイジ)、にしもとひろこ、ryotaro × 仙石彬人、kaxpab mthtyk+sonsen gocha bacco、s l o n n o n + 今村達紀
出演(トーク):福田教雄(Sweet Dreams Press)+AAAsaaREE
展示:かいはつクラブ
本:FLOAT図書室
出店:シカク、巴大樹(ラッキーチャンス☆クッキング)、メガネヤ(即興小パーティー)、ふっくら(天然酵母パン)、fumi note(洋菓子)、うたかた珈琲(珈琲)

当日のタイムテーブルについてはこちらをご覧ください。またFacebookにも、こちらにイベント・ページがございます。出演者の紹介もされているのでぜひ。