2018/09/13

A Night with Tara Jane O'Neil with Chalon


下でご案内したスウィート・ドリームス・プレスの11周年記念イベント「eleven 〜スウィート・ドリームスの11〜」に合わせて来日するタラ・ジェイン・オニールの単独公演が急遽決定しました。会場は東京・渋谷の7th FLOOR、今回の来日期間中唯一の単独公演となります。

 サポートしていただくのはTEASI、わすれろ草と、過去に何度となく彼女と共演してきた松井一平くんもメンバーのひとりに連なるシャロンというDJチーム。李ペリーさん、沖真秀さんともども、きっとタラの周りを幽玄な音響で包み込んでくれると思いますのでご期待あれ。

 なお、今回のタラ・ジェイン・オニールの単独公演は、彼女のマルチ・インストゥルメンタリストとしての腕前が冴えわたるインプロヴィゼーションのアンビエント・セットと、おなじみのシンガー・ソングライターとしてのセットを分けてそれぞれのパフォーマンスを楽しんでいただけるような構成としました。タラ・ジェイン・オニールというひとりのアーティストの多彩な顔と、そして来日9回という実績が積み上げた人的な広がりや信頼をそこに感じていただけたら幸いです。まあ、いまだに日本のチューブアンプの扱いにくさには毎回文句言われてるけどね(笑)。


この写真を撮ったのがタラ・キー(アンティータム)というのも、
一部の人にとってはたまらないものがあるのではないかと。

 また、本公演のみ、ヴィジュアル・アーティストとしても知られるタラ・ジェイン・オニールのアートワークを満載した東京・武蔵小山はHand Saw Press謹製の特製ZINEが限定部数、販売されることも決定しました。さらに、前日の「eleven 〜スウィート・ドリームスの11〜」と本公演のみ、タラが周りの仲間たちに声をかけて秘密につくっていた(泣かせる…)CD『Sweet』も販売します(生産数100枚とのこと)。タラ・ジェイン・オニールはもちろん、同郷のウィルとエルサのオールダム夫妻、さらにお久しぶりのアイダやシャロン・ヴァン・エッテン……そのほかにもスウィート・ドリームス・プレスゆかりのアーティストが未発表曲を提供してくれていますので、こちらもどうぞお楽しみに。ちなみにカバーのアートワークはトータスのジョニー・ハーンドンです。みんな本当にありがとう。

 そして、さらに上記の「Sweet」にも楽曲を提供しているサッド・ホースのジェフ・ソールも緊急来日(!)、このタラ・ジェイン・オニールの単独公演のみドラマーとして数曲で参加してくれることが決まりました。「eleven 〜スウィート・ドリームスの11〜」のアフターパーティーとして、そしてもちろんタラ・ジェイン・オニールという素晴らしい音楽家に初めて接する方にとっては、これ以上ない格好の機会となりそうですので、ぜひお集まりいただければ幸いです。


A Night with Tara Jane O'Neil with Chalon
9月18日(火)渋谷 7th FLOOR(03-3462-4466)
出演:タラ・ジェイン・オニール(スペシャル・ゲスト:ジェフ・ソール
DJ:シャロン松井一平李ペリー沖真秀
開場 7:00pm/開演 7:30pm
前売り 3,000円/当日 3,500円 *ドリンク別
チケット:会場、map(aki@mapup.net
主催:map、松井一平


Tara Jane O'Neil
"What I Did Instead"
(Hand Saw Press)
サイズ:A5変形
予価:1,000円



V.A.
Sweet
Music by Dragging an Ox Through Water, Tara Jane O'Neil, Sharon Van Etten,
Will and Elsa Oldham, Fountainsun, Sad Horse, Ida, Little Wings,
Le Ton Mite + Children of Changshu
Ltd 100 Copies



若かりし頃のジェフ・ソール(左から二番目)。彼が所属していて、先日に再結成を果たしたバンド、ファック(マタドール・レコーズでいちばん過小評価されてるバンドのひとつじゃないかと)の懐かしい宣材写真より。


2017年のジャパン・ツアーより。波田野州平監督による映像を。

タラ・ジェイン・オニール(Tara Jane O’Neil):米ケンタッキー州ルイヴィル生まれのシンガー・ソングライター/マルチ演奏家。現在はカリフォルニア州ロスアンジェルス在住。ポスト・ハードコア・バンドの嚆矢のひとつであるロダンのベース奏者としてキャリアをスタート。バンド解散後もソノラ・パイン、ファルスタッフといった短命なグループで活動しながら、充実したソロ活動もスタート。ファースト・アルバム『Peregrine』(2000年)を皮切りに2017年の最新アルバム『Tara Jane O'Neil』含めて9枚のソロ・アルバムをリリースしている。その他、辣腕演奏家として、セバドー、アイダ、カム、マイケル・ハーレー、ジャッキー・O・マザーファッカー、パパMなど客演作品多数。日本にもたびたび来日し、二階堂和美との共作アルバムを2011年にリリースしている。

2018/08/18

Sweet Dreams Press 11th Anniversary


 3周年も5周年も、さらに10周年もすっ飛ばして、2007年の夏にスタートしたスウィート・ドリームス・プレスの11周年記念イベントを9月16日〜17日の2日間、これまでも何かにつけてお世話になってきた東京・町田の簗田寺(りょうでんじ)で開催することにな……。いや、開催していただくことになりました。というのも、Gofishのテライショウタくんを先頭に、錚々たる有志の皆さんが企画してくれたわけでして、なのであれよあれよと知らぬ間にこれだけの出演者が決まっていたのでした。皆さんどうもありがとう。僕は本当に幸せ者です。

 さて、特に公言してきたわけではありませんが、これまでスウィート・ドリームス・プレスからリリースしてきた制作物に僕の名前はほとんど記載していません(編集や執筆などの具体的な作業をしていない限り)。それは、エクゼクティブ・プロデューサーだとかA&Rだとか、そういう肩書きとは無縁なレーベルにしたいと思っていたからで、なので、周年記念イベントにいたっても自分が主催者として名を連ねていないのは面白いというかなんというか、いやはや、なんたることでしょうか。恐縮です。

 とはいえ、みんなに甘えっぱなしというわけにもいきませんので、おひとりでも、もちろんどなたかとご一緒でも、ぜひお越しください。僕の出来の悪い頭に収まっている小さなスウィート・ドリームスではなく、関わってくれたみんなが考える/考えた大きなスウィート・ドリームスがこの2日間にあるはずです。そしてまたここで受けた恩返しもありますので、これからもスウィート・ドリームス・プレスを続ける理由がひとつまた増えました。さあ、そろそろ重い腰を上げましょうか、ね。では、スウィート・ドリームス・プレスのイレヴンス・ドリーム・デイ、ぜひいらっしゃってください。

eleven 〜スウィート・ドリームスの11〜

9月16日(日)/17日(月・祝)東京・町田 簗田寺(りょうでんじ)
東京都町田市忠生2-5-33
出演(16日):イ・ラン柴田聡子風の又サニーミノルタナカ村岡充三富栄治井手健介と砂、nan!ka? feat. 前垣克明(ボルゾイ)、MOON FACE BOYSシネルパてぬぐいアキツユコ松井一平(ドローイング)、植野隆司 JAZZ TRIO(植野隆司稲田誠さや)、Noahlewis' Mahlon Taits
出演(17日):タラ・ジェイン・オニールわすれろ草テニスコーツGofishトリオ(テライショウタ+稲田誠黒田誠二郎)、フジワラサトシattc vs koharummm王舟、池間由布子、Her Braids碧衣スイミング齋藤紘良&ミラージュ楽団
出店:シンボパンブックギャラリーポポタムなぎ食堂(16日)、CRY IN PUBLIC(16日)、喫茶ゆすらご(17日)
音響:片岡敬|ロゴ:武部敬俊 (THISIS(NOT)MAGAZINE
開場 11:30am/開演 12:30pm(16日)
開場 10:30am/開演 11:00am(17日)*運営・会場の都合で開演時間が30分早くなりましたのでご注意ください。お詫びして訂正します。
料金:3,500円(予約)4,000円(当日)二日間通し券 6,000円(予約のみ)
*高校生以下無料
予約:sweetdreamseleven@gmail.com
*予約は両日とも予定枚数に達したため打ち切らせていただきました。なお、当日券もございませんのでご容赦ください。よろしくお願いします。
主催・協力:テライショウタ、簗田寺、齋藤紘良、波田野州平、7e.p.、小田晶房(map)、松井一平

会場アクセス:簗田寺(東京都町田市忠生2-5-33)
簗田寺(りょうでんじ)へは小田急線町田駅西口(町田バスセンター:のりば3)より、神奈川中央交通のバスで約20分ほどかかります。「町32 小山田桜台行き」「町34  小山田桜台行き」乗車「忠生二丁目」下車。もしくは「町33 下山崎行き」「町66 下山崎行き」にご乗車いただき「山崎小学校前」で下車してください。どちらもバス停より徒歩5分程度ですが、「山崎小学校前」が簗田寺の最寄りとなります。なお、以前より告知していた「下山崎行き」の路線につきましては「忠生2丁目」バス停が本年度より上記の「山崎小学校前」に改名しましたのでご注意ください。なお、会場含め近隣には駐車場がございません。公共交通機関のご利用をお願い申し上げます。

なお、各バス停の地図/時刻表につきましては下記リンク先をご覧ください。

神奈川中央交通ホームページ
https://www.kanachu.co.jp/dia/index.html

町田駅西口(町田バスセンター:のりば3)
https://www.kanachu.co.jp/dia/noriba/terminal?nid=00025625&pno=3

山崎小学校前(地図)
https://www.kanachu.co.jp/dia/noriba/stopmap?nid=00130494

山崎小学校前(時刻表)
https://www.kanachu.co.jp/dia/diagram/search?t=0&k=%E5%B1%B1%E5%B4%8E%E5%B0%8F%E5%AD%A6%E6%A0%A1%E5%89%8D&nid=00130494

忠生二丁目(地図)
https://www.kanachu.co.jp/dia/noriba/stopmap?nid=00129394

忠生二丁目(時刻表)
https://www.kanachu.co.jp/dia/diagram/search?k=%E5%BF%A0%E7%94%9F%E4%BA%8C%E4%B8%81%E7%9B%AE&sd=&t=0&x=0&y=0


elevenによせて|波田野州平


「痒いたことがないとこに手が届く」
そんな奇妙な謳い文句の本がありました。音楽の本だと思ってその本を開くと、そこには聞いたことも見たこともない、果たしてそれが音楽なのかどうなのかも分からない、僕のまったく知らない大海原が広がっていました。


僕はその大海原を泳ぎ切ろうと、必死になってその本を読み、何とかして紹介されている音楽を聞こうとしました。
赤い本の表紙には「Sweet Dreams」とありました。
それは、今から11年前のことでした。


その本をつくった人のことは、以前から知っていました。
その人は僕が買うCDのライナーノーツによく出没しては、セイレーンのように僕を未知の音楽の海原へといざなってくれました。そしてその声に導かれ、僕は知らないCDをたくさん買い、たくさんの難破と座礁を繰り返しました。


その人は、美しい人魚ではなく、福田教雄という男の人でした。


僕は勇気を出して、その人に連絡を取りました。そして自分が主催するイベントで、その本を販売させて欲しいとお願いしました。
イベント前日に届いたダンボール箱には、本と一緒に、しわくちゃのビール券が入っていました。そしてその人が僕と同じ鳥取の出身であることと、このビール券で楽しいうち上げをしてくださいと書いてありました(ちなみにこのビール券のエピソードは、今となっては本当にあったことなのか、それとも「北の国から ’87初恋」の泥だらけの一万円札のエピソードと混濁しているのか、定かではありません)。

6
その人が教えてくれる音楽はいつも、僕の中にある音楽の枠を押し広げてくれました。
それは音楽だけにとどまりませんでした。
その音楽家たちの生き方は、彼らの音楽に直接反映され、その音楽を聞くことは、生き方を学ぶことでもありました。
それは「ワイルドサイドを歩け」というのとは少し違い、「いやぁ、この道が正しいと思ってたんだけどさ、振り返ったら誰もいなくなってたんで、ひとり獣道をかき分けて、ここまで歩いてきちゃったよ」といったさりげない調子で、自分だけの生き方があることを僕に教えてくれました。

7
それから僕はその人と親しくなりました。
スウィート・ドリームス・プレス主催のイベントで映像を撮影させてもらったり、時にはツアーに連れて行ってもらったりもしました(ジャド・フェアとノーマン・ブレイクに挟まれて電車に乗ってるって一体どういうことなんでしょうか、目の前にジョアンナ・ニューサムがいて同じ鍋をつついてるって一体どういうことなんでしょうか)。
僕が運営していたセプチマという場所では、たくさんイベントを開いてくれました(セプチマの名物でもあったイベント後の花火とバーベキューは、その人の発案だったと記憶しています)。
その時間は、頬をつねりたくなるような夢のように楽しい時間でした。

8
「Sweet Dreams」と出会ったことで、僕の人生の羅針盤の針は狂いはじめたのでしょうか。それとも、ついに本当の航路を見つけたのでしょうか。それは今もってわかりません。ですが、自分だけの羅針盤があること、そのことに気づかずにいたら、僕の人生はずいぶんと味気ないものになっていたことだけは確かです。


さて、ここまで「僕」と書いてきましたが、この「Sweet Dreams」との出会いは、僕だけの経験ではなく、これを読んでいるあなたの経験とも、きっと重なるのではないでしょうか。
ということで、ここからは「僕たち」として進めます。

10
音楽の大海原にはたくさんの島があって、それぞれの島で、その島固有の奇妙で美しい音楽がひっそりと奏でられています。そして音楽が大好きな僕たちは、いつもまだ聞いたことのない音楽を聞きたいと思っています。その願いを叶えてくれるのが、僕たちには福田教雄さんであり、「Sweet Dreams」でした。
そしてこの度、スウィート・ドリームス・プレスの11周年を記念して、スイドリ祭とも呼べる音楽イベント「eleven」が開催され、各島々の音楽が一堂に(本当にお堂に)会します。

11
「Sweet Dreams」という赤い本を開いてから11年。まさか自分がスウィート・ドリームス・プレスのイベントを主催する側になるとは思ってもいませんでした。いえ、これは僕だけが主催するイベントではなく、「Sweet Dreams」を愛する僕たち皆が主催するイベントです。皆で甘美な夢のような時間をつくり上げましょう。
ということで、9月16日/17日は、ヨーソロー進路は町田へ。

2018/04/16

ASUNA Tour Diary (Europe Tour 2016) 第1話


4月14日(土)よりまた何度目かの欧州ツアーへと旅立っていったASUNA(日程はこちらでご覧になれます)。彼からはときどき道中からハガキが届けられ、いつも楽しみにしていたのだけど、と同時にいつか彼のツアー日記を読みたいなと思っていた。帰国した折に興奮して教えてくれる新しく触れたあんなことやこんなこと。最近は彼もツイッターで報告してくれ(こちら)、リアルタイムでツアーの一端を知ることもできるけど、ここにあらためて2016年のツアーの様子をまとめてもらった。本当は昨年、このウェブサイトをリニューアルして読み物ページもつくってみようと彼に依頼していた原稿だけれど、諸事情がありリニューアルにかける時間も当分なさそうなので、この機会に掲載することにしました。

 今回のツアーもいきなり乗り継ぎ便に遅れそうになったり、預けた荷物が出てこなかったり、いろいろと災難に巻き込まれているようだけど、不思議といつもなんとかなってしまうのが彼の地力(?)なのかもしれない。一緒にいると心配してハラハラしてしまうこともあるけれど、一旦あきらめて彼のペースに歩みを揃えると見えてくるものがあるのだろう。そして、彼が何度も海外に呼ばれる理由のひとつはきっとそれなのかもしれない。

 ちょうどHEADZからはASUNAのファースト・アルバム『Organ Leaf』がリイシューされ、その始まりから彼の音楽は国内・海外を問わず、越境的な性格を持っていたことも、このツアー日記から感じ取ってもらえれば幸いです。決して自己アピールが上手い性格ではないのに、毎年のように請われて海外に出て行き、そこでつながった相手もまた、彼が現在暮らす金沢の町に立ち寄って演奏をしていく。それをあまりにも自然にやっているだけになかなか顧みられることはなさそうだけれど、大事なものほどそうなのだと僕は信じたいと思っています。

 さて、それではASUNAの2016年ツアー日記のはじまりはじまり。何度かに分けて時々掲載していきますので、最後まで楽しんで読んでいただければ幸いです。

以上、福田教雄でした。


 高校生のときに読んだソニック・ユースの伝記本(編注:『ソニック・ユース・ストーリー』リットーミュージック刊)の中で、リー・ラナルドがバンドの初期の頃からずっと書いているツアー日誌の一部が紹介されていて、そのほとんどは長期ツアーの過酷さや苦労話のようなものだったのだけれど、自分にとってはバンドの冒険譚のように感じられてわくわくしながら読んだものだった。

 その当時、英語が全然読めもしないのに海外の『Resonance』とか『The Wire』などの音楽誌を買っていて、謎の演奏家やバンドたちの写真ばかりを眺めて、この音楽はきっとこんなだろうなとか頭の中で鳴り響く音の勝手な妄想にふけってばかりで、バンドをやってるどころか楽器もまったくできないのにオモチャのカセットレコーダーと付属のマイクでワーワーと謎のノイズ? でもないナニカ? を、ひとり部屋でバカみたいに叫んだり遊んだりしてるだけだった。

 そして現在。英語もいまだろくに読み書きできず、やってる音楽も当時とそんなに変わらないけど、こうやって海外ツアーの日誌を書くことになった。とはいっても、2008年に初めてヨーロッパに行ってから毎年海外ツアーに呼ばれてるのに、リー・ラナルドのようにいつも日誌をつけていたわけでもなく今回が初めて。今までのツアーも何か記録しておけばよかったと思うけど、いつも帰ってからわずかな知り合いに、こんなことがあったんだよー、って話したりするくらいだったし、いまだに自分自身のホームページ的なものを持ったことがないのでそんなことを公開する場所もなく、自分がやってる「aotoao」レーベルのツイッターやフェイスブックもレーベルとしての情報がメインなので、個人的なこともライブ情報くらいしか書いてない。しかももの覚えにかなり偏りがあるので自分のことはすぐに忘れてしまう。いま住んでる金沢でもそんなツアーの話をする相手もいないし、特に自分の存在自体も知られてもいない。だから時々自分でも「あ、自分ってほんとに海外にツアーとか行ってたんだっけ?」とかそんな気持ちになる。

 2010年にバンドのHELLLでアメリカ・ツアーに行ったときに一度だけ「aotoao」レーベルのページに特別にツアー日誌を書いたことがあったけど、実際ツアーに行ってみると毎日いろんな場所に移動してはライブしてたくさんの人に会ったりとツアー日誌を書く時間も気力もない、というのがほんとのところ。HELLLのツアーのときは日程に余裕もあったり、バンドだし演奏以外では自分の負担も少なく(他のみんなに任せっきりだっただけだけど……)。そのおかげで日誌を書けていたのだった、のだけど、そのアメリカ・ツアーの終盤には、ソロでも2回ライブがあったり、現地でのレコーディングなど、いろいろ書くべき事柄がたくさんあったにも関わらず、自分のこととなると急に書くのが恥ずかしくなったり、やっぱり書く時間もなかったりで、結局そのツアー日誌は尻切れとんぼで後半が書かれないままになってフェードアウト、からの日誌の気恥ずかしさですぐ削除。という感じだった。なので、今回の日誌も書きはじめたもののそうなる可能性大。今もヨーロッパ行きの飛行機の中で時間があるから携帯でこうやってメモ程度に書いてるだけで、実際にツアーが始まったらこんな時間もないので、たぶん何も書けないままになるんじゃないか……。でもこういう機会もなかなかないし、時間がなくて途中乱雑になってしまうかもしれませんが、なんとかこのツアー日誌、書き進めていけたらと思いますのでよろしくお願いします。


 まずは、今回のツアーの発端から。話は10年ほど前に遡ります。2003年にラッキー・キッチンという当時スペインにあったレーベルから自分はデビュー・アルバム(編注:『Organ Leaf』2003年)をリリースしたのだけど、その後にラッキー・キッチンのリリースのファンだという同じくスペインはバスク地方のアリツァ・ランダルーズという人物から突然メールがあり、彼がこれから始めるというレーベルのコンピレーションに参加してくれないかとオファーがあった。

 当時、ラッキー・キッチンは欧米では割と知られていて(日本でも局所的に人気があった)、いくつかその流れからリリースなどのオファーが海外からあったのだけど、自分の英語力のなさでいろいろ恥をかいた経験があり英語恐怖症(?)のようなものに陥っており、英語のメールはもう見たくない、みたいな感じでまったく返事を書かなくなってしまっていて、そのメールも最初はスルーしていたのだけど、アリツァ氏は何度かメールをくれたり、そのコンピには日本からminamoも参加することになってると安永哲郎さんから聞いたりして、ようやく自分もなんとか曲をつくって送ることができた。のだけど、なんとその後は一向に先方からは連絡もなく、そのまま時間が過ぎていき、結局そのコンピレーション・アルバムはリリースされることはなかったのだった……。

 それから幾数年が過ぎた昨年、突如フェイスブック上で彼からメッセージが。それは、2016年5月に彼の地元のガルダカオ市でフェスティバルを主催することになったので出演しないかというものだった。渡航費もカバーしてくれるという。ずっと連絡はとってなかったのだけど、過去数年のヨーロッパでのツアーやリリース作品など自分の動向をチェックしていてくれたようで、それで再び興味を持って声をかけてくれたみたい。さらに昔のリリースできなかったコンピレーションのかわりに、今回のフェスに合わせてASUNAの新作カセットを出さないかとも。これらの申し出を引き受けたことと、自分も7インチ作品をリリースしているベルギーのレーベル、ミュウ・ムザク(Meeuw Muzak)から、ブリュッセルとアムステルダムでレーベル・ショーケースとしてのツアーを5月に開催するので参加してくれないかとの連絡もあり、ちょうど両方の時期が重なっていることと、さらに加えて、東京からイギリスへと拠点を戻していたホーム・ノーマルからもアルバムのオファーがあり、その新作リリースも2016年の夏前あたりに決まっていたので、レーベル側と相談して、6月にロンドンでそのレコ発ライブをやることも決まり、晴れて再びヨーロッパ・ツアーを行なうことになったのだった。


 自分の場合はどこかのエージェントやマネージメントみたいなものに属しているはずもなく、ただ単にこうやって、どこからともなく突然連絡が来たりして、自然にツアーが決まっていく。自分自身でツアーに行く資金も気力もないので、毎回海外へツアーに行って帰って来るたびに、こういう良い条件のオファーは今後もうないだろう、と思っていると、また忘れたころに誰かから連絡が来る、みたいなことがここ数年たまたま続いている感じ。そして、ヨーロッパに行くとなったらその周辺各国の音楽家やオーガナイザーの人たちもよく誘ってくれるので、それらを引き受けていると毎回気がつけば1か月くらいのツアー日程になることが多い。今回は全体で1か月半のツアーになってしまった。ベルギー、オランダ、フランス、スペイン、ポルトガル、イギリス、ドイツ、チェコ、オーストリア……。全9か国。過去のツアーでのさまざまなトラブルやいつも崩してしまう体調のことを考えると不安しかないけど、考える暇もなく準備もちゃんとできてないままに気がついたら慌ただしく出発の日を迎えることになってしまっていた……。


https://www.facebook.com/kaiolafestibala/videos/868533166606567/

 この映像は、出演することになったそのスペインのフェスティバル「Kaiola Festibala」のためにASUNAの紹介ビデオとして「Kaiola Festibala、Coming Soon!」って言ってるような自分が写ってるビデオを送ってくれないかと言われて、そんなの恥ずかし過ぎてできない、と思って、そのかわりにつくったのがこれ。ライブ・インスタレーションみたいにして自分で撮影した。

*第2話へ続く

2018/04/03

Rachael Dadd - Connected to the Rock / Archipelago


アーティスト:レイチェル・ダッド(Rachael Dadd)
タイトル:Connected to the Rock / Archipelago
カタログ番号:SD07-009
発売日:2018年5月15日
フォーマット:アナログ7インチ・シングル+CD(ボーナス・トラック4曲追加収録)
リミックス:トウヤマタケオ(Connected to the Rock)
アートワーク:アーロン・セワード
歌詞対訳:喜多村純
価格:1,800円+税

ご予約受付開始まで今しばらくお待ちください。

祝来日10周年、エマ・ガトリルを含む初のバンド編成のツアーに合わせ緊急リリース
次作アルバムへの期待ふくらむ待望の新作EP(アナログ7インチ・シングル+CD)

 エマ・ガトリル含む初のバンド編成による来日10 周年記念ツアーを2018 年4 月中旬よりスタートするレイチェル・ダッドから届けられた待望の新作。7インチ(2 曲収録)とCD(追加収録曲4 曲)の組み合わせに、2017 年10 月にパートナーであるICHI がリリースした「一週間歌/ Emerald House」同様、ふたりの良き仲間である画家、アーロン・セワードの精緻な水彩画を掲載したカードタイプのパッケージ含め、一対の作品として手にしたい仕様としました。

 バンジョーの細かい爪弾き に先導されながら、日常音や自然音をたっぷり取り入れた空間が広がるミニマル・サウンドスケープ・フォークとでも言うような新境地に到達したレイチェル・ダッド。この作風がこれから予定されている6枚目のアルバムの内容を指し示しているかもしれません。

 まさに彼女の日々の生活と、彼女を取り巻く環境と自然をそのまま楽曲にしたかのような、レイチェル・ダッドというノマド・シンガー・ソングライターの底知れなさとその眼差しが発揮された2 曲はもちろん、CD に追加収録された4 曲も素朴なだけではない、彼女のメッセージがそれぞれに込められた楽曲が並びます。さらに、近年の彼女が1年の半分を過ごす広島県尾道市在住の音楽家、トウヤマタケオのリミックスも収録。ここではうってかわって氏のピアノの響きがゆったりと波紋を広げ、得もいわれぬ美しいトラックへと生まれ変わりました。ブリストルの南西にある勇壮なチェダー渓谷と静かな瀬戸内の島々、それぞれへのコネクションを宿したレイチェル・ダッドの新世界はこんなにも豊かです。


レイチェル・ダッド(Rachael Dadd):英ファーナム出身のシンガー・ソングライター。2004年より拠点をブリストルに移し、ディス・イズ・ザ・キットことケイト・ステイブルズとのホエールボーン・ポーリーやウィグ・スミスとのザ・ハンドといったサイド・プロジェクトも開始、ブリティッシュ・フォークの可憐な超新星として注目を集める。最新アルバムは2014年の『We Resonate』。近年は尾道(日本)とブリストル(イギリス)で1年の半分ずつを過ごし、マグパイという手芸ブランドも手がけ、展示会やワークショップなど精力的に活動している。

【7”】
Side A. Connected to the Rock(岩とつながって)
Side B. Archipelago(島々)

【付属CD】
1. Connected to the Rock(岩とつながって)
2. Archipelago(島々)
3. Two Islands
4. Animal
5. Arrows
6. Connected to the Rock(トウヤマタケオ Remix)



Rachael Dadd - Bite The Mountain (Reissue)


アーティスト:レイチェル・ダッド(Rachael Dadd)
タイトル:バイト・ザ・マウンテン(Bite The Mountain)
カタログ番号:SDCD-040
発売日:2018年5月15日
パッケージ:CD(ジュエルケース/32pカラーブックレット付属)
ゲスト:ICHI、ロジ・プレイン、稲田誠、コルネリ、アキツユコ
ライナー・ノーツ:飯島直樹(Disc Shop Zero)/喜多村純(含:歌詞対訳)
価格:2,000円+税

ご予約受付開始まで今しばらくお待ちください。

長らく廃盤となっていたレイチェル・ダッドの傑作アルバム、待望のリイシュー
彼女の生活への向き合い方が溢れる14分に及ぶ新録ボーナストラック収録の新装版

 2008 年より頻繁に来日し、列島の津々浦々まで歌声を届けていった英ブリストルのシンガー・ソングライター、レイチェル・ダッドの来日10 周年を記念して、長らく廃盤となっていた人気アルバムのパッケージを一部仕様変更し、彼女の家族や友人たちが次々と現われるフィールド録音をコラージュした長尺のミニマル・フォーク/サウンドスケープ「Sketchbook」を追加収録した待望のリイシュー。

 通算4作目のオリジナル・ソロ・アルバムとして2011 年に発表された本作は、ミックスとマスタリングにGofish トリオのコントラバス奏者としても知られ、BRAZIL、PAAP、DODDODO バンド他での活動も知られる稲田誠を迎え、公私ともに渡るパートナーであるICHI、コルネリ、アキツユコといった日本の同志も多数参加。彼女が日本で見て、聴いて、感じた驚きやシンパシーを凝縮した傑作として、今でも愛され続けているクラフト・フォークの名作です。

 三角形のおむすびの歌やハリネズミの歌など、童謡が持つコミュニケーション・ツールとしてのチャーミングな感性を曲想に持ちながら、と同時に現代社会への懐疑や戸惑いも隠さず、ていねいに言葉に紡いで表現していく点は、彼女の音楽世界の奥行きの深さを裏打ちしていると言えるでしょう。

 この後、傑作アルバム『We Resonate』(2014 年)で生命力みなぎる世界中のリズムへと眼差しを移す以前に、すでに彼女が音楽に託す情感とメッセージが揺るぎないものだったことが伝わるハンドメイド作品。ここには彼女が愛され続けていくその理由の大きなひとつが込められています。


レイチェル・ダッド(Rachael Dadd):英ファーナム出身のシンガー・ソングライター。2004年より拠点をブリストルに移し、ディス・イズ・ザ・キットことケイト・ステイブルズとのホエールボーン・ポーリーやウィグ・スミスとのザ・ハンドといったサイド・プロジェクトも開始、ブリティッシュ・フォークの可憐な超新星として注目を集める。最新アルバムは2014年の『We Resonate』。近年は尾道(日本)とブリストル(イギリス)で1年の半分ずつを過ごし、マグパイという手芸ブランドも手がけ、展示会やワークショップなど精力的に活動している。

1. Balloon
2. Tsubomi
3. Claw And Tooth
4. In The Morning
5. Moth In
The Motor
6. The Distance
7. Hedgehog
8. Rice Triangle
9. Time Makers
10. Tower Tower
11. Good Good Light
12. Anchoring
13. The Wind And The Mountain
14. Window
15. Sketchbook(* 国内盤限定ボーナストラック)





イ・ラン - 神様ごっこ(増補新装版)


アーティスト:イ・ラン(이랑)
タイトル:神様ごっこ(신의 놀이)
カタログ番号:SDCD-039
発売日:2018年4月15日
収録曲数:10曲
パッケージ:84Pブックレット(歌詞対訳/韓国語原詞掲載)/二つ折りCDホルダー
ライナーノーツ:成田圭祐(イレギュラー・リズム・アサイラム)
定価:¥2,000+税

ご注文はこちらからどうぞ。

2010年代、韓国ソウルの自立音楽シーンを象徴するマルチ・アーティスト
絶版となっていた2016年発表のエッセイ+セカンド・アルバム、待望の増補新装版

2016 年秋のリリース以来、その歌声、文章、活動姿勢やインタビューを通しての発言が大きな注目を浴び、1年で初版2,000 部を完売した韓国ソウルのマルチ・アーティスト、イ・ランの名作『神様ごっこ』の増補新装版。今回は初版の箱型パッケージではなく、CD を収める二つ折り厚紙ホルダーと本のセットへとパッケージを変更、初版発売時にリクエストの多かった韓国語の原詞を巻末に掲載し、また、2017 年暮れにその後の気持ちを綴って自身のSNS で発表した2ページを追加しての再登場となります。

 2018 年の元日には実際の臨津江に赴いて日本語+韓国語手話でカバーした「イムジン河」のビデオが大きなニュースとして取り上げられ、2年ぶりとなった来日ツアーも、8時間でチケットを完売した東京公演をはじめ全5公演すべてがソールドアウト。会場からは、その感情豊かなパフォーマンスにすすり泣く声さえ聴こえてきたイ・ランの傑作セカンド・アルバムが、さらにお求め安い価格となりました。

 ぜひ彼女の歌声を通して、今あなたが生きている世界、そして日々の暮らしの中で通り過ぎていく疑問や嘆きにあらためて耳を傾けてみて下さい。彼女の歌はきっとあなたひとりだけのものとなるでしょう。

「考えて、話をして、友達に会って質問して、また考えた結果、私にとっていちばん楽しいのは「誰かを好きでいること」だということが分かった。私はいつも誰かをすぐ好きになって、これまでたくさんの恋人や友達とつきあってきた。私は、まるで子どもみたいなやり方で人とつきあってきたと思う。気に入った人がいれば後先を考えずに近づき、「こんにちは。私、あなたが好きです。仲良くしよう」と伝えるのだ。この方法が通用する人としない人がいて、歳をとるほど通じない人が増えてきた。ちょっと前なら、もっと簡単にみんなと仲良くなれたのに」(本文より)


イ・ラン(이랑):韓国ソウル生まれのマルチ・アーティスト。シンガー・ソングライター、映像作家、コミック作家、イラストレーター、エッセイストと活動は多岐にわたる。2006年に音楽活動をスタート、日記代わりに録りためた自作曲が話題となり、2011年にシングル「よく知らないくせに」でデビュー。翌夏にファースト・アルバム『ヨンヨンスン』を、2016年には自身が主催したイベント『新曲の部屋』コンピレーションとセカンド・アルバム『神様ごっこ』をリリースして大きな注目を浴びる。2016年には柴田聡子と「イ・ランと柴田聡子のランナウェイ・ツアー」を成功させ(今後ふたりの共作リリースも予定)、2018年のジャパン・ツアーも全4都市5公演をすべてソールドアウト。その発言や一挙手一投足がセンセーションを呼んでいる。

1. 神様ごっこ
2. 家族を探して
3. 物語の中へ
4. 悲しく腹が立つ
5. 笑え、ユーモアに
6. 東京の友達
7. 平凡な人
8. 世界中の人々が私を憎みはじめた 
9. 私はなんで知っているのですか
10. 良い知らせ、悪い知らせ





2018/02/27

Rachael Dadd with Band + Emma Gatrill + ICHI "Go Echo Japan Tour 2018"


 毎年のように訪日して、しかも列島中を隅々まで演奏して周り、毎晩かかわった人たちを音楽とその人間性で惹きつけていくアーティストもなかなかいないと思いますが、レイチェル・ダッドが貴重なそのひとりであることに異論がある方はほとんどいないでしょう。初来日より10年、そしてその10年が実り多いものだった証として、ついに彼女がフルバンドを引き連れてジャパン・ツアーを敢行します。パートナーのICHIはもちろん、シンガー・ソングライター/ハーピストとしても大いに注目されるエマ・ガトリル、さらにその他のメンバーも実力派ばかり。ツアーというよりも、どこかキャラバンとでもいうような佇まいの「Go Echo Japan Tour 2018」が決定しました。

 さらに、趣向を凝らした各会場のチョイスからは、レイチェル・ダッド、ICHIのふたりとツアーを重ねてきた主催者カウ・アンド・マウスの並々ならぬ心意気と愛情の深さを感じ取っていただけるかもしれません。シンプルでフォーキーなソロ・パフォーマンスに定評ある彼女ですが、さらにスケールアップしたダイナミックな演奏にご期待ください。レイチェル・ダッドのアーティスト性の豊かさや芯の強さのようなものが端々からこぼれ落ちていくような、そんなパフォーマンスを披露してくれるはずです。このツアーは胸を張って「必見」かと。どうかお見逃しないように。

レイチェルが初めて日本を訪れて今年でちょうど10周年! この記念すべき年に、日本で念願だったバンド編成でのライブを初披露します。

​ メンバーは「flau」からソロ・アルバムもリリースもしているエマ・ガトリルジェイムズ・ホールデンローラ・マーリングなどのバンド・メンバーとして活躍中のマーカス・ハンブレット、そして、ロウ・チャイムズでドラムを務めるロブ・ペムバートン。以上、メンバー4人全員イギリスからの来日となります。

 ほぼ新曲で構成される今回のバンド・セットは、大好評を博した最近作『We Resonate』(2014年)からも数曲を披露する予定です。根強い人気を誇るフォーキーなソロ・パフォーマンスの感触も残しつつ、多彩なコーラス・ワークとポリリズム、ジャジーなホーン・セクションも加わり、バンドならではのダイナミックでドラマティックな展開から、ときにサイケデリックなアプローチも含み、バラエティに富んだ物語がそこに待ち受けています。

​ オープニング・アクトには、バンド・メンバーでもある魅惑のハープ奏者、エマ・ガトリル、さらに、見たこともないような楽器を操り、キラキラ輝くおもちゃ箱をひっくり返したようなひとりサーカス楽団、ICHI(イチ)が登場します。やまびこのように全国に響き渡る「Go Echo Japan Tour 2018」をお見逃しなく!!

Rachael Dadd with Band + Emma Gatrill + ICHI 
Go Echo Japan Tour 2018

4月17日(火)大阪 大阪倶楽部
大阪府大阪市中央区今橋4-4-11
出演:レイチェル・ダッド(バンド)、エマ・ガトリル、ICHI
開場 6:30pm/開演 7:00pm
料金 3,500円(予約)/4,000円(当日)

4月20日(金)東京・原宿 VACANT
東京都渋谷区神宮前3-20-13
出演:レイチェル・ダッド(バンド)、エマ・ガトリル、ICHI
開場 6:30pm/開演 7:00pm
料金 3,500円(予約)/4,000円(当日)*ドリンク代別

4月21日(土)金沢 金沢21世紀美術館シアター21
石川県金沢市広坂1-2-1
出演:レイチェル・ダッド(バンド)、エマ・ガトリル、ICHI
ライブドローイング:アーロン・セワード
開場 6:00pm/開演 6:30pm
料金 3,500円(予約)/4,000円(当日)

4月22日(日)名古屋 三楽座
愛知県名古屋市中村区則武2-14-21
出演:レイチェル・ダッド(バンド)、エマ・ガトリル、ICHI
開場 5:00pm/開演 6:00pm
料金 3,500円(予約)/4,000円(当日)

4月24日(火)広島 広島牛田教会
広島県広島市東区牛田中2-7-34
出演:レイチェル・ダッド(バンド)、エマ・ガトリル、ICHI
開場 7:00pm/開演 7:30pm
料金 3,500円(予約)/4,000円(当日)

4月25日(水)松山 コスモシアター
愛媛県松山市湊町7-5
出演:レイチェル・ダッド(バンド)、エマ・ガトリル、ICHI
開場 7:00pm/開演 8:00pm
料金 3,500円(予約)/4,000円(当日)

4月27日(金)熊本 早川倉庫
熊本県熊本市中央区万町2-4
出演:レイチェル・ダッド(バンド)、エマ・ガトリル、ICHI
開場 7:00pm/開演 8:00pm
料金 3,500円(予約)/4,000円(当日)

4月28日(土)福岡 住吉神社能楽殿
福岡市博多区住吉3-1-51
出演:レイチェル・ダッド(バンド)、エマ・ガトリル、ICHI
開場 5:00pm/開演 6:00pm
料金 3,500円(予約)/4,000円(当日)

以上、全公演とも予約・問い合わせはすべて「Cow and Mouse」(cowandmouse1110@gmail.com|080-3136-2673) まで。件名に「レイチェルバンド」続けてご希望の公演地を明記の上、お名前(フルネーム)、お電話番号、公演場所、チケット枚数をご記入いただき、上記メールアドレスにお申し込み下さい。確認後、ご購入方法などを主催者より折り返しご返信いたします。

企画・制作:Cow and Mouse
協力:スウィート・ドリームス・プレス、flau、海月猫、アスメモ、音ノ晴レ文ミ
招聘:OURWORKS合同会社


メンバー:
レイチェル・ダッド(Rachael Dadd):ボーカル、ギター、バンジョー
エマ・ガトリル(Emma Gatrill):ボーカル、クラリネット、キーボード
マーカス・ハンブレット(Marcus Hamblett):エレキギター、フリューゲルホルン、シンセサイザー
ロブ・ペムバートン(Rob Pemberton):ドラム、シンセサイザー

オープニング・アクト:
エマ・ガトリル(Emma Gatrill):ボーカル、ハープ、シンセサイザー
ICHI(イチ):スティールパン、木琴、トランペット、様々な自作楽器

ツアー詳細ページ:
https://www.cowandmouse.info/rachaeldaddtour2018

2018/02/12

Bitchin Bajas - Bajas Fresh


アーティスト:ビッチン・バハズ(Bitchin Bajas)
タイトル:バハズ・フレッシュ(Bajas Fresh)
カタログ番号:SDCD-036
発売日:2018年3月15日
収録曲数:9曲(CD2枚組)
パッケージ:縦型デジパック/インサート
ライナー・ノーツ::𣏤栂木一徳
ミックス:ジム・オルーク
ゲスト:ジム・ベッカーニック・ブロステベン・ラメール・ゲイ馬頭將噐田中徳崇
定価:2,400円+税

ご注文はこちらから。

ライリー・ウォーカーらの制作でシカゴ新世代を代表するプロデューサー、
クーパー・クレインの真骨頂が堪能できるスペース・ロック・トリオ、待望の新作

 ボニー・プリンス・ビリーことウィル・オールダムをボーカリストに迎えた共作アルバム『Epic Jammers and Fortunate Little Ditties』(2016 年)と、その後の合同ジャパン・ツアーでついに全貌を露わにしたシカゴのスペース・ロック・トリオ、ビッチン・バハズ。メンバーの背後に設置されたスピーカーから直接放出されるアンビエントともフリー・ジャズとも言えぬ揺らぐような音界は、ニューエイジ・リバイバル華やかなりし昨今においてもひときわユニークな逸材として刻まれた3人でしたが、そのニュー・アルバムがついに国内盤化されます。

 リーダーのクーパー・クレインはライリー・ウォーカールキュイ・デジュー(Circuit Des Yeux)の客演や制作で今やシカゴ新世代を代表するプロデューサーのひとり。そして、その真骨頂が最大限に発揮されるのが、このビッチン・バハズです。管楽器も絡めた清冽な演奏と圧倒的な音響ボキャブラリー/ナラティブをご堪能ください。

 ミックスをジム・オルークが担当し、アイアン&ワインキャリフォンとの仕事で知られるジム・ベッカー、トロンボーン奏者のニック・ブロステ、コルネット奏者のベン・ラメール・ゲイといった今をときめく敏腕演奏家が参加しているだけでなく、収録曲「Yonaguni」は来日時に東京・高円寺のUFOクラブで馬頭將噐(ギター)、田中徳崇(パーカッション)を迎えたセッションを収録し、さらに日本限定で長尺のボーナス・トラックを2曲挿入、新たな生命を宿した特別仕様となりました。むしろ本バージョンをこそ完全版と呼びたくなるような、いつまでも覚めぬダブルディスクの夢へようこそ。

曲目

Disc I
1. Jam 1
2. Circles on Circles
3. Angels and Demons
4. Yonaguni
5. 2303

Disc II
1. Be Going (six organs take)*
2. Yonaguni pt.2*
3. Chokayo
4. Be Going*日本国内限定ボーナストラック

ビッチン・バハズ(Bitchin Bajas):2006年から米イリノイ州シカゴで活動を始めたクラウト・ロック/サイケデリック・バンド、ケイヴのギター奏者、クーパー・クレインのソロ・プロジェクトとして2010年にスタートしたアンビエント/ニューエイジ/スペース・ロック・ユニット。その後、マージャン(Mahjongg)のダン・クイリヴァンと同じくケイヴからロブ・フライが参加してトリオ編成に。2013年のアルバム『Bitchitronics』からドラッグ・シティに移り、ナチュラル・インフォメーション・ソサエティとの『Automaginary』や、映像作家オリヴィア・ワイアットとの『Sailing a Sinking Sea』、ボニー・プリンス・ビリーとの『Epic Jammers and Fortunate Little Ditties』等、本作を含めて計6枚のアルバムをリリースしている。