2014/10/02

Nikki McClure Exhibition - Waiting for High Tide


 寒い寒い2002年の2月以来なので、実に12年ぶりにニキ・マックルーアが日本にやってきます。もともとは『Catch That Beat!』というファンジンを発行していた池田弥生さんに紹介してもらい、東京・代官山で小さな展示会を『map』として共催したのですが、もちろん絵の展示会を催すなんて初めてのこと、今から思えば随分と素人くさかっただろうなと照れくさく思います。今だって素人ですが、でも、その素人の最初の一歩がニキ・マックルーアだったことは自慢してもいいでしょう。

 その後にはじめた『Sweet Dreams』の表紙はいつも彼女の切り絵で、2008年に発行した第2号ではニキ・マックルーアの大きな特集もつくりました。米ワシントン州オリンピアに暮らす町の芸術家。1996年にはじめた切り絵は、スリーター・キニーザ・クラブススローンズといったバンドがリリースした作品のカバーを飾り、また、自身もとてもユニークな音楽家としてKレコーズより7インチ・シングルを2枚リリースしています。彼女の背景にはライオット・ガールという運動があって、また、クライムシンクというアナキストのコレクティブが発行する書籍の表紙を手がけるなど、今でも「政治的」であることを恐れていません。と同時にオリンピアの町のマンホールやパタゴニアのTシャツなど、人の目に多く触れる仕事も担い、また、彼女が毎年つくってきたカレンダーは数えきれないほどの部屋に飾られてきて、今ではちょっとした町の特産品と言えるぐらいです。


 そのニキ・マックルーアの切り絵作品の個展『潮が満ちるまで〜Waiting for High Tide』が、東京・目白のブックギャラリー・ポポタムで開催されます。彼女の精緻な切り絵は、実物を見ると浮き上がっているところもあって、まるで立体作品のような面白みもあります。切り抜かれていてもすべてがつながっている。それはどこか僕らが目指しているものに似ていないでしょうか。

 今回の作品展では新作切り絵や特製シルクスクリーン・プリントの販売だけでなく、カレンダーやTシャツ、絵本などの書籍、グリーティング・カードやステッカーといったオリンピアからの「特産品」も数々揃えました。ぜひ誰かを誘っていらっしゃってください。そうそう、初日は夕方からニキ・マックルーアとその夫のJT、大きくなった愛息のフィンくん、来日中の家族3人も会場にいるはずです。ささやかなレセプションを催しますのでどうぞお楽しみに!


ニキ・マックルーア個展『潮が満ちるまで〜Waiting for High Tide』
会場:東京・目白 ブックギャラリー・ポポタム(03-5952-0114)
東京都豊島区西池袋 2-15-17
会期:2014年10月3日(金)~10月7日(火)
時間:12:00~19:00 (初日は20:00まで。18:00よりレセプションあり)
定休日:会期中無休
入場料:無料

なお、今回の作品展は東京での展示のあと、和歌山県紀伊田辺市のいこら茶屋(10月16〜17日)、京都のトランスポップ・ギャラリー(10月23日〜11月9日)を巡回します。

2014/09/24

レイチェル・ダッド『ウィー・レゾネイト』取扱店のお知らせ


レイチェル・ダッドのニュー・アルバム『ウィー・レゾネイト』のリリースから1週間、「近くだとどこで売ってますか?」というお問い合わせもチラホラあったので、ここでお取扱店をお知らせします。ぜひお近くのお店、気になっていたあの店この店で実際に手に取って見てみてください。もちろん今まで行ったことのないお店で買ってみるのも一興かと。また、下記のお店でも売り切れのお店があるかもしれません。その場合にはお取り寄せいただけるととても嬉しいです。

CLASSICS RECORDS(オンライン)
タワーレコード(オンライン)
ディスクユニオン(オンライン)
Lilmag store(オンライン)
Record Shop "Reconquista"(オンライン)
タワーレコード 札幌ピヴォ店(札幌)
THE STABLES(弘前)
タワーレコード 仙台パルコ店(仙台)
more records(さいたま)
cafe couwa(久喜)
雨と休日(東京・西荻窪)
HMV 立川(東京・立川)
オトノマド(東京・下北沢)
古書コンコ堂(東京・阿佐ヶ谷)
タワーレコード 池袋店(東京・池袋)
タワーレコード 渋谷店(東京・渋谷)
タワーレコード 新宿店(東京・新宿)
DISC SHOP ZERO(東京・下北沢)
BEAMS RECORDS(東京・原宿)
ブックギャラリー・ポポタム(東京・目白)
木木(鎌倉)
sone records(浜松)
nowhere(富山)
オヨヨ書林(金沢)
TOKLAS(敦賀)
ON READING(名古屋)
タワーレコード 名古屋近鉄パッセ店(名古屋)
タワーレコード 名古屋パルコ店(名古屋)
ART ROCK NO.1(京都)
ガケ書房(京都)
喫茶ゆすらご(京都)
恵文社一乗寺店(京都)
JEUGIA 四条店(京都)
タワーレコード 京都店(京都)
ヴィレッジヴァンガード アピタ西大和店(奈良)
タワーレコード 梅田大阪マルビル店(大阪)
タワーレコード 梅田NU茶屋町店(大阪)
タワーレコード 難波店(大阪)
manon(西宮)
AGIT. FOR HAIR(神戸)
タワーレコード 神戸店(神戸)
ハルモニア(姫路)
borzoi record(鳥取)
タワーレコード 広島店(広島)
SPITAL(福岡)
PEANUTS RECORDS(熊本)

もちろん、まだまだ取扱店は広く募集しています。全国のレコード/CD店、書店、雑貨店、飲食店の皆さま、お気軽にお問い合わせください。

2014/09/21

Jad Fair, Tenniscoats and Norman Blake - How Many Glasgow


アーティスト:ジャド・フェア、テニスコーツ&ノーマン・ブレイク(Jad Fair, Tenniscoats and Norman Blake)
タイトル:ハウ・メニー・グラスゴー(How Many Glasgow)
カタログ番号:SDCD-019
発売日:2014年10月15日
収録曲数:15曲
パッケージ:A式紙ジャケット(ダブル)
アートワーク:ジャド・フェア

定価:¥2,200+税

*ご予約・ご注文はこちらから

ジャド・フェアテニスコーツの共作第2弾! 
さらにノーマン・ブレイク(ティーンエイジ・ファンクラブ)も参加した
涙こぼれるハッピー・ゴー・ラッキー!
夏の名ごりとグラスゴーの夢……

 2011年3月、ローファイ・ロックのゴッドファーザー、ジャド・フェアはテニスコーツと最初の双頭ジャパン・ツアー(こちら)に乗り出し、そのツアー中の2日間を使って録音した曲は同年の10月『エンジョイ・ユア・ライフ』という愛すべきアルバムとなって世に出ました。しかし、それだけでストーリーは終わりません。その後もことあるごとに「またテニスコーツとツアーして録音がしたい」とメールで懇願するジャド伯父さん、そこでまた2度目のジャパン・ツアーが2013年5月に企画され(こちら)、しかもそこにはスペシャル・ゲストとしてティーンエイジ・ファンクラブのノーマン・ブレイクの姿もあったのでした。

 最初のツアーと同じように、ツアー中の休日の2日間は都内某所、大城真(夏の大△)のホームスタジオに4人の姿がありました。テニスコーツの曲にジャド・フェアが歌詞を乗せ、さやの歌声をノーマン・ブレイクの美しいファルセットが支えていく…。録音中の初夏の陽気はそのまま、本作を夏の予感とその思い出に満たしていきました。

 ダニエル・ジョンストンヨ・ラ・テンゴ、ティーンエイジ・ファンクラブ、パステルズテープビル・ウェルズパスタカス……。ジャド・フェアとテニスコーツが過去共同作業に励んだ相手をランダムにつなげても、なんら断絶はありません。別々のセッションにも関わらず共通するコラボレーション相手すら何人かいて、そして、ノーマン・ブレイクもそのひとりでした。

 震災の翌日、神戸旧グ邸でツアーを終えたジャド・フェアに共演者のゑでぃ鼓雨磨(ゑでぃまぁこんわすれろ草)がかけたお別れの言葉が前作なら、今回も舞台は同じツアー最終日の旧グ邸、アイドルのひとりを前にしてしどろもどろのボルゾイくんの問いかけが本作のタイトルとなりました。でもどこか「やあやあ、また来たね!」っていう風にも聞こえなくもないような……。さて、ジャド・フェアとテニスコーツ、ノーマン・ブレイクの4人があなたの玄関を再びノックします。トントントン、帰ってきたよ、いらっしゃいますか?

1. Vegan Song
2. Yes, We Can
3. 詞のあわわ
4. レインドロップス
5. Powerful Love
6. Wells
7. For You I Fell
8. うま
9. ミンシュテヌイ
10. This Is A Time
11. ガムナッツベイビー
12. とびらはひらくさ
13. I Have A Plan
14. ドンナの夏
15. Yo Yo Yo!


2014/09/02

Rachael Dadd - Special Gift CD-R


 下のエントリーで触れたとおり、9月15日にリリースするレイチェル・ダッドのニュー・アルバム『ウィー・レゾネイト』をご予約もしくはご注文いただいた方にプレゼントをひとつご用意しました。それは1枚のCD-Rで、レイチェル・ダッドの未発表曲/テイクが6曲収められています。また、上に画像を掲載しましたが、ジャケットもしっかりと印刷したものをおつけします。アートワークは『ウィー・レゾネイト』同様言わずもがなのベッツィ・ダッド(レイチェルの実妹です)で、この数年レイチェルの心をとらえてきた日本の海女の姿を描いたシリーズからの1枚です。

 収録曲のことも紹介しておくと、4曲目までレイチェルがブリストルの自宅のキッチンや庭で録り下ろしたリラックスしたアコースティック・テイクが並んでいます。それはもう、まるで彼女の普段の様子を覗き見ているような聴き心地で、「やあ、レイチェル!」なんて歩道から手を挙げて声をかけたくなるような佇まいの4曲です。

 さらに残り2曲は、レイチェルがコラ奏者のウィル・ニューサムと組んでいるザ・ハンドというユニットがあるのですが(日本にも来てツアーしたことがあるのでご存知の方もいらっしゃるでしょう)、そのふたりが蘭アムステルダムのVPROというラジオ局で収録したセッションからの楽曲です。こちらはグッと背筋が伸びて、音と手元に集中するふたりの姿を捉えた息を飲むような演奏です。

 あらためてトラック・リストも下に。ぜひ実物を手にしてみてください。なお、この特製CD-Rを入手するには、スウィート・ドリームス・プレス・ストアでご予約・ご注文いただくか、また、スウィート・ドリームス・プレスの作品の取扱店の一部でもお買い上げのお客様にお渡しする予定です。あなたの行きつけのレコード店や馴染みの雑貨店や飲食店もこちらの特約店になっているかもしれません。ぜひご確認ください。もちろん、確実に入手されたい方はスウィート・ドリームス・プレス・ストアでのご予約をお勧めします。どちらにしても数に限りがありますのでお早めにどうぞ。なお、この『ウィー・レゾネイト』につきましては、Amazonでの販売は予定しておりません。

 さて、レイチェル・ダッドのニュー・アルバム『ウィー・レゾネイト』、リリースまでもうすぐです。どうぞお楽しみに!

Rachael Dadd – Home Recordings
1. My Wealth That Is You (in the kitchen)
2. Elephants Swimming (in the kitchen)
3. Polly Vaughan (in the kitchen)
4. In The Morning (in the garden)

The Hand – Radio Sessions for VPRO station in Amsterdam
5. Untitled Kora Ukulele Instrumental (The Hand, VPRO session)
6. On We Skip (The Hand, VPRO session)

2014/08/07

Tonofon Solo & Sweet Dreams 2014


 トクマルシューゴくんに声をかけてもらって、10月に共同でイベントを企画制作することとなりました。題して「トノフォン・ソロ&スウィート・ドリームス2014」! …と、あまりひねりはありませんが(笑)、トクマルくんのトノフォンがかねてから開催してきたソロ・ミュージシャンを集めたイベント(過去にはテニスコーツのさやさんや高木正勝さん、Alfred Beach Sandalが共演されていました)をスウィート・ドリーム ス・プレスがドタバタ賑やかす格好となりそうです。

 出演者の面々や構成はトクマルくんときのしーと3人であれこれと決めていきました。また、会場の「しぜんの国保育園」は、今まで「はるでら」のようなイベントを開催させていただいたおなじみ簗田寺(りょうでんじ)が運営する保育園なのです。簗田寺のちょうど裏手にあって、バス停からだとひとつ手前の坂を上がって少し歩くと、そこに白いきれいな建物が姿を現わします。それが会場のしぜんの国保育園です。場内のホールだけじゃなく、エントランスや廊下、幾つか小さなお部屋やテラスも使わせてもらって演奏や展示を楽しんでいただこうと思っています。

 それでは以下に概要を。追加出演者など、これからどんどんアップデートしていきますので、どうぞご注目ください。また、トノフォンのほうに特設サイトが公開されています。チケットの入手方法や会場までのアクセスについてはそちらをご覧ください。

イベント特設サイトはこちら

TONOFON SOLO & SWEET DREAMS 2014
10月26日(日)東京・町田 しぜんの国保育園
出演:トクマルシューゴ、mmm、酒井己詳西森千明てぬぐいmangnengスッパマイクロパンチョップ ほか
録音(出張・新曲の部屋):黒岡まさひろ伴瀬朝彦(ゲスト)、仲原達彦(司会)
映像:戸井安代
展示:松井一平ユカワアツコ *「small village -保育と表現-」展併設
開場 1:30pm/開演 2:00pm
料金 3,500円(前売)4,000円(当日)*中学生以下無料
問い合わせ:Tonofon、Swe et Dreams Press
アートワーク:松井一平
協力:しぜんの国保育園 small villagesaitocno
チケット:TIXEE