2017/06/13

Gofish - 肺/ピアノのまわり


アーティスト:Gofish(ゴーフィッシュ)
タイトル:肺/ピアノのまわり
カタログ番号:SD07-007
発売日:2017年7月10日
収録曲数:2曲
パッケージ:紙ジャケット(シングル)/インサート(アートワーク&歌詞掲載)
アートワーク:松井一平(BREAKfAST、TEASI、わすれろ草、ネス湖)
定価:¥1,200+税

*先行予約につきまして、ご好評いただき予定枚数に達しましたので、スウィート・ドリームス・プレス・ストアでの予約受付をいったん終了させていただきます(6月24日)。今後、キャンセルが発生したり、在庫が確保できた際にはあらためてご注文を受付ますので、ご迷惑をおかけしますが、どうぞご理解いただけますようよろしくお願い申し上げます。なお、先行受注分につきましては6月26日(月)より発送開始いたします。どうぞお楽しみに。

待望の新作アルバムを今秋に控えたGofishからの緊急7インチ・シングル
近年のライブのハイライト、名曲の誉高い「肺」がついに音源化、なんとコーラスでイ・ラン参加

 一度聴いたら忘れられなくなるメロディがあります。もし忘れてしまっても、思い出すことが大きな喜びに繋がるような言葉があります。あなたは小さな演奏会の帰り道、自分の口にその日はじめて聴いた歌を響かせる楽しみを見つけてしまうでしょう。そして、ふとひとりになったとき、その楽しみに何度も何度も襲われます。「肺は/正常に血液に/酸素を送って/息をとめて/息を」。Gofish=テライショウタが到達したマジカルな言葉選びと、永遠にリフレインしていく胸をうつメロディ。その音源化を待ちわびる声が高まる中、ついに発表される「あの」ヤバい曲、それが「肺」です。まずは一度聴いてみてください。この曲を「名曲」と呼ぶことに私たちは何も躊躇しません。

 そして、その「名曲」はライブの共演者にも愛され、さまざまなシンガーがコーラスを重ねてきました。柴田聡子、井手健介、池間由布子、藤井邦博……、彼らの顔にもまた大きな喜びが宿るのを目撃された方は多いのではないでしょうか。しかし、その場に居合わせながら、たまたまコーラスをしそびれてしまったアーティストがいます。昨年の11 月、名古屋のライブハウスで出番を控えた韓国ソウルのSSW、イ・ランは、共演のGofish が歌った「肺」のメロディと不思議な歌詞に心奪われます。ツアー中になんども口ずさむ「はーいーわー♪」の歌。その年末にその曲の録音予定があることを知った彼女は間髪入れず「わたしがコーラスやります」と告げ、まさかと微笑むメンバーをよそに、その年の瀬、本当に日本にやってきたのでした。そして、そのときに彼女がコーラスを添えた3曲(!)のうちの1曲が、この「肺」です(残りは今後リリースされるアルバムに収録予定)。稲田誠、黒田誠二郎のトリオのコーラスがつくる分厚いレイヤーにあっても浮遊感あるイ・ランの歌声は、耳をすませばすぐそこに見つかるでしょう。

 さらにカップリング曲には、こちらもライブで観客の度肝を抜いた「ピアノのまわり」を収録。スピード感溢れるトリオのアンサンブルから一転、息切れがリズムをつくるシュールなアレンジが鮮烈なパンク・フォークにぶっ飛ばされてください。泣いても笑っても限定500 枚、松井一平(BREAKfAST、TEASI)の美しいアートワークが目印です。

写真:三浦知也

Gofish(ゴーフィッシュ):名古屋を拠点に活動するテライショウタのソロ・プロジェクト。近年はコントラバスに稲田誠(BRAZIL、DODDODOバンドほか)、チェロに黒田誠二郎(ゆすらご、ex 細胞文学)を加えたトリオとしても活動。Gofish名義では今までに4枚のアルバムを発表しているが、サード・アルバム『とてもいいこと』(2012 年)以降、この3人のアンサンブルを中心とした作品を発表している。2015年には柴田聡子との共作レコード(10”+CD)「Gofishトリオと柴田聡子」と通算4枚目のアルバム『よかんのじかん』をリリース。以降、コンスタントにライブ活動を続けている。彼はまた結成から20 年を超えた日本屈指のハードコア・バンド、NICE VIEWのボーカル&ギターとしても知られ、松井一平、稲田誠、村上ゴンゾ、黒田誠二郎、ASUNAを擁する「ネス湖」というミステリアスなグループの一員でもある。

曲目
Side A 肺(6’30”)
Side B ピアノのまわり(2’04”)


*上記サウンドクラウドの試聴曲は「肺」のフル・バージョンとなります。「SD07-007」収録曲はこの試聴曲のシングル・エディット(6'30")となりますので、あらかじめご了承ください。

2017/04/20

Fountainsun Japan Tour 2017


FOUNTAINSUN JAPAN TOUR 2017
ファウンテンサン ジャパン・ツアー2017

ポスト・ハードコアの重鎮がゴシック・アメリカーナを経由してたどり着いた光あふれる桃源郷。アコースティックなスモール・アンサンブルならではの親密さをたたえながら、ダニエル・ヒグスのシアトリカルなパフォーマンスにシュールリアリスティックでアナーキーなアメリカの裏側が透けてみえる唯一無比のサイケデリック・フォークをご堪能ください。

新代田 環七フェスティバル
5月14日(日)東京・新代田 FEVER(03-6304-7899)
出演:ファウンテンサン、曽我部恵一、柴田聡子、イ・ラン 他
開場 12:00pm/開演 1:00pm
料金 3,300円(参加店舗会場)/3,500円(プレイガイド)/4,000円(当日)*ドリンク代別
問い合わせ:FEVER

5月15日(月)山形・米沢 Dococa Coffee(0238-24-6322)
出演:ファウンテンサン、あべあいこ山崎隆史+北山泰一
開場 7:30pm/開演 8:00pm
料金:2,000円(予約)/2,500円(当日)*ドリンク代別
予約:会場、山崎口琴製作所(ym.koukin@gmail.com

5月17日(水)名古屋 spazio rita(052-265-7176)
出演:ファウンテンサン、しょうにゅうどう(カタリカタリ 河合愼五Ett 西本さゆり)、Gofish
開場 7:00pm/開演 7:30pm
料金 2,000円(予約)/2,500円(当日)*ドリンク代別
予約:会場(info@spazio-rita.com

5月18日(木)広島・尾道 JOHN Burger & Cafe(0848-25-2688)
出演: ファウンテンサン、Straight & Palmernovoisoi
選曲: ICHI & nuttsponchon
開場 6:00pm/開演 7:00pm
料金 1,500円 *ドリンク代別

5月19日(金)京都 UrBANGUILD(075-212-1125)
出演:ファウンテンサン、Gofish林拓
開場 7:00pm/開演 7:30pm
料金 2,500円(予約)/3,000円(当日)*ドリンク代別
予約:会場

5月20日(土)金沢 KAPO
出演:ファウンテンサン、レッド・ブリュットJSCAASUNAふくらはぎばたけ(+ペンと書物)、rima kato + ten tote
出店:niginigi
開場 2:30pm/開演 3:00pm
料金 3,000円(予約)/3,500円(当日)/2,000円(学生)
予約:ao to ao(windowofacloudyday@gmail.com|電話 080-4259-5823)

ころがる円盤
5月21日(日)松本 Give me little more.
出演:ファウンテンサン、レッド・ブリュットJSCAASUNA、Her Braids
選曲:DJ ハナクソ
開場 5:30pm/開演 6:00pm
料金 2,800円(予約)/3,300円(当日)*ドリンク代別
予約:会場(give.melittlemore@gmail.com

5月23日(火)東京・渋谷 7th FLOOR(03-3462-4466)
出演:ファウンテンサン、青葉市子
開場 7:00pm/開演 7:30pm
料金 3,500円(予約)/4,000円(当日)*ドリンク代別
チケット:会場(nanakaiyoyaku+0523@gmail.com)、e+(https://goo.gl/ufBDLZ

協力/主催:FEVER(新代田)、山崎口琴製作所(米沢)、田辺舞(名古屋)、Gofish(名古屋)、ICHI(尾道)、ao to ao(金沢)、tell me why(金沢)、Give me little more.(松本)、MARKING RECORDS(松本)、藤沢千史(松本)、7th FLOOR(東京・渋谷)

ファウンテンサン(Fountainsun):ワシントンDCの名門ディスコード・レコーズより11枚のアルバムをリリースしてきたポスト・ハードコアの怪魚、ラングフィッシュのフロントマンであるダニエル・ヒグスが、写真家/アーティストとして長く米国で活動するフミエ・イシイとはじめたニュー・プロジェクト。ヒグスのシャーマニスティックな語りとイシイの無垢な歌声が同居するエキゾチックなユニバーサル・フォーク・サウンドをトレードマークに、現在はワシントン州オリンピアを拠点に活動中。これまでにリリースしたアルバムは『Music Today』(2015年)と『Sweep The Temple』(2016年)の2枚。なお、2017年5月には『Sweep The Temple』の国内盤リリースと共に全国8公演からなる再来日ツアーを予定している。

2017/04/18

Fountainsun - Sweep The Temple


アーティスト:ファウンテンサン(Fountainsun)
タイトル:スウィープ・ザ・テンプル(Sweep The Temple)
発売日:2017年5月15日
フォーマット:CD
収録曲数:9曲
パッケージ:E式紙ジャケット(ダブル)/16Pブックレット(メンバーであるフミエ・イシイのエッセイを掲載)
定価:¥2,000+税

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ポスト・ハードコアの伝説、ラングフィッシュのダニエル・ヒグスの現在地
歌声と語りと演奏の調和、いつか昔話で聞いた甘美な桃源郷がここに見つかりました。

 セカンド・アルバム『スウィープ・ザ・テンプル』を手に、前作『ミュージック・トゥデイ』の翌年、ふたたびファウンテンサンのふたりが姿を現わしました。豊穣と葡萄酒と酩酊の酒神、ディオニューソスに守護された居心地のよい蟄居で、彼らは日々の瞑想と修行に励みます。ざざっ、ざざっ…、竹ぼうきをスウィングさせて朝の作務に励むふたり。
「Sweep The Temple(寺を掃く)」というタイトルが示唆するように、本作の中心に横たわるテーマは「純化」です。聖域を洗い清め、自然の理を理解して己の限度を知ること。『スウィープ・ザ・テンプル』は行動=作務の呼びかけであり、その呼びかけの具現でもあります。矛盾する観念や社会の束縛から身を切り離し、内なる声にしたがって住処を掃き清める。その場所こそが自らの寺院となるのでしょう。

 多種多様な楽器を操り、自分たちのアナーキックな聖域を浄化していく彼らは、フォーク、たとえ話、バラッド、狂詩曲といった昔ながらの表現を用いながら、徐々に現実世界との位相をずらしていきます。録音からマスタリングまで整音を手がけたのはティム・グリーン。彼もまたラングフィッシュ同様ディスコード・レコーズから作品をリリースしたポスト・ハードコアの異端、ネイション・オブ・ユリシーズを振り出しに、ダニエル・ヒグスと同じ修験道に分け入った同志のひとり。本作の柔らかく穏やかで眩しいばかりの歌と演奏には、彼が大きな貢献を果たしていることも忘れてはならないでしょう。

1. Sweep the Temple
2. I Give You My Heart (for Brother Kamel)
3. Many Miles
4. Minor Woodland Deity
5. Garden Gate IV
6. Mupi’s Song
7. Obsession or Devotion
8. Aesop
9. Lamps of Friendom


ファウンテンサン(Fountainsun):ワシントンDCの名門ディスコード・レコーズより11枚のアルバムをリリースしてきたポスト・ハードコアの怪魚、ラングフィッシュのフロントマンであるダニエル・ヒグスが、写真家/アーティストとして長く米国で活動するフミエ・イシイとはじめたニュー・プロジェクト。ヒグスのシャーマニスティックなマントラとイシイの無垢な歌声が同居するエキゾチックなユニバーサル・フォーク・サウンドをトレードマークに、現在はワシントン州オリンピアを拠点に活動中。これまでにリリースしたアルバムは『Music Today』(2015年)と『Sweep the Temple』(2016年)の2枚。なお、2017年5月には『Sweep the Temple』の国内盤リリース(本作)と共に全国8公演からなる再来日ツアーを予定している。

2017/03/06

Le Ton Mité - Past Conditions Future Compositions


アーティスト:ル・トン・ミテ(Le Ton Mité)
タイトル:過去の状況 未来の作曲(Past Conditions Future Compositions)
発売日:2017年3月15日
フォーマット:カセット・テープ(約30分)
収録曲数:23曲
パッケージ:5パネルのインデックス・カード+透明ケース入り
製作本数:100本(初回販売50本限定)
定価:¥1,000+税

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ル・トン・ミテの新作アルバム『複合過去 条件法未来』のスケッチ集
創作過程の熱狂が伝わるデモトラック集をカセットで限定リリース

 すでにアナウンスしているマクラウド・ズィクミューズの音楽プロジェクト、ル・トン・ミテのニュー・アルバム『複合過去 条件法未来(Passé Compose Futur Conditionnel)』のデモトラック集を、スウィート・ドリームス・プレスのオリジナル作品として限定本数リリース(計100本|初回販売50本のみ)することとなりました。

 アルバム制作まっただ中だった2016年春に23曲のデモトラックを厳選して収録。この時点でマクラウドはアルバムに50曲を収録することを宣言していましたが、楽曲はそれぞれ紆余曲折を経て最終的な形となっていったことが本作を聴くとヴィヴィッドに伝わります。そんな制作の過程も一緒にトレースして楽しめてしまう、オレンジ色の可愛いカセット・テープが仕上がりました。今後、CD化されたり追加プレスをする予定はございません。お早めにどうぞ。

「アメリカ合衆国は今や架空の物語となってしまったけど、みんなが今でもどうにかして毎日生き抜いている。これはカルト宗教なんだ。ときに人々が分断されてしまうことがある」(マクラウド・ズィクミューズ)

Side A
1. Décalage Hommage
2. The Storm Welcomes Us
3. Did Pharoah Sanders Play Like This?
4. Square Dance
5. Petit Petit Jean
6. Liberty
7. Petit Bis Bis
8. Hooch Vin
9. Buffle
10. Funky Independence
11. Mystery Lo-Fi Trail
12. Sky City
13. Holy Demo

Side B
1. Olympia by Guitar
2. Give Me One Hour in a Lake
3. Al Gives Us a Demo
4. Viking Spirit
5. Demo – Capitalism
6. Haceta Heading
7. Crater Lake Magic
8. We Would Have Been Late
9. I Want to Go Home
10. Giant

ル・トン・ミテ(Le Ton Mité):元々は米ワシントン州オリンピアを拠点にしていたマクラウド・ズィクミューズのソロ・プロジェクトとしてスタート。キャルヴィン・ジョンソンディアフーフカール・ブラウらと親交するが、その後、ベルギーのブリュッセルに活動場所を移動し、パートナーのアン・ブルーグニをメンバーに加えて現在に至っている。ギャラリー兼レタープレス印刷工房兼ゲストハウスのホテル・ラスティークというスペースも運営し、マヘル・シャラル・ハシュ・バズ、テニスコーツ、yumboダルガリーズASUNA川手直人、野村和孝(PWRFL Power)ら日本の音楽家との深い交流でも知られている。

2017/03/02

Le Ton Mité' list of reference


 ル・トン・ミテことマクラウド・ズィクミューズが自身のSoundCloudにアップしている「Mystery Trail」の解説として、彼は下のような文章を寄せています。この曲だけでなく、アルバム『複合過去 条件法未来(Passé Composé Futur Conditionnel)』全体を紹介する良いきっかけになりそうな文なので、ここで訳出してみます。
静寂(サイレンス)は、音楽の世界で僕らが通常聴くことになるだろうと期待するものではありません。もちろんジョン・ケージなんて人もいましたが、普通ミュージシャンが演奏してくれるだろうと聴く者が期待するのは音のある音楽です。過去2年の間、なんと形容していいか見当がつかないなりに誰もがエンジョイできてしまうとあるグループが沈黙を守ってきました。そのグループこそル・トン・ミテ。2014年の秋以来、グループのリーダーであるマクラウド・ズィクミューズは、世界中を旅し、ツアーし、(曲を)書き、演奏し、ソロ・プロジェクトをひとつのグループへと変化させて、アルバム『複合過去 条件法未来(Passé Composé Futur Conditionnel)』を構成する一連の曲を録音してきました。そしてついに、静寂ではなく大音量で、このコレクションから数曲を公表するという決定がなされたわけです。 
ル・トン・ミテの風変わりなサウンドと小さなコンポジションに耳なじみがある人にとっては、これらの曲がとてもポップであることにショックを受けるかもしれません。しかしその実、奥へ奥へと這っていけば、あなたが知り、かつ愛しているものの進化を聴くことができるでしょう。また、ル・トン・ミテのことを何も知らない人にとっても、アメリカ横断ジェット気流を少しだけ体験できるうってつけの機会になるに違いありません。 
それこそが「Mystery Trail」、ディアフーフのジョン・ディートリックがプロデュースしたこの曲は分離したステレオに始まり、ギターのメロディラインと背景のビートが露わになっていく未知のサウンドで、あなたを魔法の土地のハイキングへと誘うでしょう。 
アートワークはイラストレーターのアン・ブルグニによるもの。ジャケットは、このアーティストが「アメリカの大風景」の中で経験した瞬間瞬間の解釈を反映したものですが、その反映こそはまたここにある像や線によってドキュメントされたものとなるのです。
さらに、進化したル・トン・ミテを聴いていただくために、マクラウド・ズィクミューズが送ってくれた資料の中に「参考作品リスト」を発見したので、ここでそれを紹介させていただきます。『複合過去 条件法未来(Passé Composé Futur Conditionnel)』の素というには大げさかもしれませんが、これらの音楽作品がマクラウド・ズィクミューズをインスパイアし、なにがしかのヒントを与え、少なくとも彼の創作意欲を大いに励ましたことは間違いありません。すべての作品に添えられていたわけではありませんが、マクラウド本人によるひと言コメントもあわせてお楽しみください。


MINUTEMEN - Double Nickels on the Dime
(SST, 1984)

信じられないほどの複雑さとスゴいリフ満載のこの2枚組アルバムは、友情と政治意識についての無制限の祝祭だ。経済的ジャム(Jamming Econo)。若いころの自分にとっては曲の長さについての指針でもあった。「最大の呪いを曲に、ギター・ソロは最小に」ってね。



THE BEATLES – The Beatles

(Apple, 1968)



DEERHOOF - The Runner's Four

(Kill Rock Stars, 2005)
ここにある曲は、視野やサイズの点でさまざま。このアルバムのリリースに続く彼らのアメリカ西/東海岸ツアーに同行できて、僕は本当にラッキーだった。このアルバムはアナログ盤だと2枚組になるんじゃないかな。



COCTEAU TWINS - Treasure
(4AD, 1984)

僕の弾くマリアッチ風アコースティック・ギターにエフェクターをかけると、このアルバムからの偶然にして明白なインスピレーションを聴いてとれるだろう。



NIRVANA - Nevermind
(DGC, 1991)

ディストーションをかけたグランジ・ギターのリフが必要なときもあるよね。



THE CURTAINS - Fly Bys
(Thin Wrist Recordings, 2002)

クリス・コーエンは、この後も本名で素晴らしい仕事を続けているけど、僕の人生を変えたのはとにかくこのアルバムなんだ。



MAHER SHALAL HASH BAZ - C'est la Dernière Chanson
(K, 2009)

2003年以来、僕もメンバーに加えていただいているグループ。ここから影響を受けないわけがない。



BRIAN ENO - Taking Tiger Mountain

(Island, 1974)
このアルバムを聴いたとき、これは新しいって思った。



MARVIN GAYE - What's Going On
(Tamla, 1971)

驚くべきは、マーヴィン・ゲイはある時期ベルギーのオーステンデに住んでいて、自身のラスト・アルバムの何曲かをここでつくっていたことだ。とはいえ、この作品で彼はいくつかの難問に取り組んでいる。彼はゲットーについて歌い、僕は近年の世界的ゲットー化について歌っている。



MIKE OLDENFIELD - Tubular Bells
(Virgin, 1973)

ヴァージン・レコーズが誇る独立独歩の音楽家。時間感覚はまったく正反対だけど、重ねられたギターから見えるものは同じだね。



PHAROAH SAUNDERS - Karma
(Impulse!, 1969)

彼はサン・ラがアーティストネームを提案するまで「リトル・ロック」って呼ばれていた。このアルバムはサンダースのサックス演奏の腕前と力をしっかりと伝えているね。



LOU REED - The Bells
(Alista, 1979)




RUM - Rum. 2
(Phillips, 1974)

ラジオ番組でかけるためにベルギーのアーティストを調べたり、レコードを集めているんだけど、ある友達が彼らのファースト・アルバムをくれたんだ。このアルバムは中古盤屋で見つけたもの。ヒュンメル(注:ヨーロッパ北部にあるチター属の楽器)をそれとなく使っている曲がある。ポール・ランスと連絡を取り合う間柄だったのは幸運だったよ。ライナス・ヴァンダーウォーケンのため、この楽器の録音テクニックについて問い合わせることができたからね。



NAPALM DEATH - Scum

(Earache, 1987)
メタルの俳句

2017/02/22

Tara Jane O'Neil - Tara Jane O'Neil


アーティスト:タラ・ジェイン・オニール(Tara Jane O'Neil)
タイトル:タラ・ジェイン・オニール(Tara Jane O'Neil)
カタログ番号:SDCD-033
発売日:2017年4月15日
収録曲数:12曲
パッケージ:A式紙ジャケット(ダブル)/ブックレット(歌詞対訳掲載)
ライナーノーツ:中村佑子
歌詞対訳:mmm(ミーマイモー)
定価:¥2,000+税

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前作から3年、タラ・ジェイン・オニール渾身の「シンガー・ソングライター」作品がついに完成
なによりも「うた」がそこにある、みずみずしいセルフ・タイトル・アルバム

 慈しみに満ちた前作『Where Shine New Lights』から3年、タラ・ジェイン・オニールがニュー・アルバムを完成させました。9枚目のオリジナル・ソロ・アルバムにして『タラ・ジェイン・オニール(Tara Jane O'Neil)』と初のセルフ・タイトル作品となったことからも、本作に込めた彼女の並々ならぬ気持ちを受け取っていただけるでしょう。

 収録曲の半分はマーク・グリーンバーグ(元カクテルズ、エンジニアとしてウィルコメイヴィス・ステイプルズアンドリュー・バードらの作品に参加)のアレンジのもと、彼がマネージメントするシカゴのウィルコ所有のロフト・スタジオで、残りはロスアンジェルスにあるタラ・ジェイン・オニールの自宅スタジオで制作されました。

 豪華な客演陣には元ディアフーフザ・カーテンズクリス・コーエンアイダのダニエル・リトルトン、ネルス・クライン・シンガーズデヴィン・ホフ、元ザ・ジンクスニック・マクリとジェイムス・エルキントン、チン・チン~EL-Pバンドのワイルダー・ゾビーなど、TJOのこれまで(ルイヴィル~シカゴ)と今(ロスアンジェルス)が交差する素晴らしい面々が集結しています。

 自身「シンガー・ソングライター作品」と形容しているだけに、今まで以上に「歌」と「ソングライティング」に焦点が当てられたアコースティックなアンサンブル、そして彼女の歌声がいつまでも心に残るエバーグリーンな最高傑作です。

オリジナル・プレス・リリースに掲載された作家・詩人マギー・ネルソンのテキストより:タラ・ジェイン・オニールや私が世に出たころは、私たちが何者なのか、そして私たちがやっていることがなんなのかを名づける言葉は少しだけしかなかった。それでもなお、私たちはやり続けた。とりわけタラ・ジェイン・オニールはパイオニアだった。その他大勢と同じく、私は基本的にはただ、私が彼女の中に見たものを追いかけただけだった。彼女が持ち合わせていた革新や存在についてのあふれるような自信や自然な主張を我が物にできることを祈りながら。90年代中盤にタラ・ジェイン・オニールとカムのライブを見た帰り道、私はそのときに見たタリア・ツェディックとタラ・ジェイン・オニールがギターで成し遂げたことを、ひとりの作家としてなんとか言葉にしていくのだと心に誓ったことを決して忘れないだろう。

1. Flutter
2. Blow
3. Sand
4. Joshua
5. Kelley
6. Laugh
7. Cali
8. Purple
9. Pink
10. Great
11. Metta
12. のりおりて(作詞・作曲:二階堂和美)*日本盤ボーナス・トラック



タラ・ジェイン・オニール(Tara Jane O’Neil):米ケンタッキー州ルイヴィル生まれのシンガー・ソングライター/マルチ演奏家。現在はカリフォルニア州ロスアンジェルス在住。ポスト・ハードコア・バンドの嚆矢のひとつであるロダンのベース奏者としてキャリアをスタート。バンド解散後もソノラ・パイン、ファルスタッフといった短命なグループで活動しながら、充実したソロ活動もスタート。ファースト・アルバム『Peregrine』(2000年)を皮切りに本作含めて9枚のソロ・アルバムをリリースしている。その他、辣腕演奏家として、セバドーアイダ、カム、マイケル・ハーレージャッキー・O・マザーファッカーパパMなど客演作品多数。日本にもたびたび来日し、二階堂和美との共作アルバムを2011年にリリースしている。

2017/02/19

Music Videos from "Passé Composé Futur Conditionnel"


先日ご紹介したル・トン・ミテのアルバム『複合過去 条件法未来(Passé Composé Futur Conditionnel)』は、収録曲50曲のうちいくつか、すでにミュージック・ビデオが公開されていますが、ゆくゆくは50曲すべてに映像をつけたいとマクラウド・ズィクミューズ叔父貴の鼻息も荒く。というわけで、すべてのビデオ完成まで少し時間はかかりそうですが、ここに一覧できるように集めていこうと思います。というわけで、突然ですがル・トン・ミテ劇場の開幕です。どうぞごゆるりとお楽しみください。

9. Petit Jean / 11. Petit Bis

18. Indépendance


22. Mystery Trail

28. Space Needle


29. A Dog (Un Chien)


36. L'Esprit Viking

2017/02/09

Le Ton Mité - Passé Composé Futur Conditionnel


アーティスト:ル・トン・ミテ(Le Ton Mité)
タイトル:複合過去 条件法未来(Passé Composé Futur Conditionnel)
カタログ番号:SDCD-029
発売日:2017年3月15日
収録曲数:51曲(日本国内盤のみボーナス・トラック1曲追加収録)
パッケージ:E式紙ジャケット(シングル)/B3変形サイズ・ポスター(歌詞掲載)
ライナーノーツ:澁谷浩次(yumbo)
定価:¥2,000+税

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ル・トン・ミテことマクラウド・ズィクミューズの新作アルバムはなんと50曲収録!
スラップスティックでアヴァンでカラフル、全方向に磨きをかけたポップ・アルバム

 ヨーロッパ各地を流れ流れて2008年の秋にベルギーの首都ブリュッセルに漂着したマクラウド・ズィクミューズ。近年は通常の音楽活動だけでなく、手作り楽器の発明やアーチェリーの新競技、パペット・ショー、フォークロア・イベントの企画制作などにいそしみながら、すっかりヨーロッパの生活になじんでいましたが、アメリカを再訪。その旅からのインスピレーションをまとめたサウンドトラックとしてニュー・アルバム『複合過去 条件法未来(Passé Compose Futur Conditionnel)』を完成させました。

 もともと一触即発な短編チューンがトレードマークのル・トン・ミテでしたが、今回は50曲(!)を68分にギュッと凝縮。さらにスラップスティックに磨きをかけて、旅の途上で見た一生分の風景、内省、偶然の出会い、耳に入った面白話や足跡をひとつずつの楽曲に投影させていったのでした。

 本作を支えるミュージシャンは、ブリュッセルの仲間たちに加えてディアフーフのジョン・ディートリックやア・ホーク・アンド・ア・ハックソーのヘザー・トロストの名前も。アヴァン・ジャズにバロック、フォークにR&B、エチオピア風ソウル、ポスト・パンクもグランジも飲み込んだ愛らしい折衷主義と快活なミニ・コンポジションに拍車をかけています。

 一見、すぐに蒸発して気化してしまう文化的多様性の驚異や、流浪する人間精神への楽しげな賛辞のようにとれる本作『複合過去 条件法未来(Passé Compose Futur Conditionnel)』ですが、しかし、その実はもはや記憶の中のそれとは似ても似つかぬ国になってしまったマクラウドの母国アメリカに対する惜別の句といえるのかもしれません。これはマクラウド自身の、ノスタルジアに対する悲痛な格闘の叫びであり、彼のような正真正銘の放浪芸術家がこの何年もかかって格闘した努力の成果でもあります。もはや故郷とは特定の場所を指すものではなく、ある精神状態のことなのだ。彼はそう悟ったのでした。

「アメリカ合衆国は今や架空の物語となってしまったけど、みんなが今でもどうにかして毎日生き抜いている。これはカルト宗教なんだ。ときに人々が分断されてしまうことがある」(マクラウド・ズィクミューズ)

1. Décalage Horaire
2. Oude Dworp
3. Cantina Mexicana
4. L'Orage Qui Nous Accueille
5. Class War
6. La Danse Carré
7. Did Pharoah Saunders Ever Come Back?
8. Sources Chaudes
9. Petit Jean
10. Anse De Liberté
11. Encounter Group (Ultimately We March!)
12. Petit Bis
13. Hooch Wine
14. Buffalo
15. Eureka!
16. Gaspillage
17. 5' = 45'
18. Indépendance
19. Paysages Éphémères
20. Al-BBQ-uerque Pizza
21. Antonio
22. Mystery Trail
23. Tamale Claus
24. El Camino Real
25. Un Litre De Salsa
26. Dans L'Ombre De Georgia O'Keefe
27. Holy Dirt
28. Space Needle
29. A Dog
30. Retour À La Double Cime
31. Olympia By Bus
32. Donne Moi Une Heure Dans Un Lac
33. Ghost Buildings Of A Past Life
34. Butoh Dancers
35. Al Gives Us A Ride
36. L'Esprit Viking
37. Micro-Capitalism (My Friends Are Hustlers)
38. Amtrak Cascades
39. Haceta Head
40. Mare Résiduelle
41. Pois Frais
42. Jamming Foiré
43. Crater Lake Majesty
44. Les Ricocheteurs
45. An Awkward Moment
46. One Minute Later
47. Last Of The Boxes
48. Hommeling
49. There Was A Dome Of Awesome But Now It's Gone
50. Passé Composé Futur Conditionnel
51. Class War (Full Sax Remix) *日本国内盤ボーナス・トラック


ル・トン・ミテ(Le Ton Mité):元々は米ワシントン州オリンピアを拠点にしていたマクラウド・ズィクミューズのソロ・プロジェクトとしてスタート。キャルヴィン・ジョンソンディアフーフカール・ブラウらと親交するが、その後、ベルギーのブリュッセルに活動場所を移動し、パートナーのアン・ブルーグニをメンバーに加えて現在に至っている。ギャラリー兼レタープレス印刷工房兼ゲストハウスのホテル・ラスティークというスペースも運営し、マヘル・シャラル・ハシュ・バズテニスコーツyumboダルガリーズASUNA川手直人、野村和孝(PWRFL Power)ら日本の音楽家との深い交流でも知られている。



2016/12/12

Laura Gibson Japan Tour 2017


「おまえはおまえの生を変えなければならぬ」。リルケの言葉を胸にポートランドからニューヨークへ移り住んだローラ・ギブソン。すべてを手放し、そしてまた見つけ出す。その喪失と再発見の過程でストーリーテラー〜シンガー・ソングライターとして大きく成長した深い冬の歌声をお届けします。

 共作アルバム『Bridge Carols』リリースを受けたイーサン・ローズとの来日ツアーから早8年、久しぶりにローラ・ギブソンが日本にやってくることになりました。そういえば前回来日時には到着前に飛行機が大きく揺れたようで、到着ゲートからイーサン・ローズとふたり、目を大きく回しながらふらふらになって出てきたことを覚えています。ふたりの様子が目も当てられなくて、しかし、彼らもなんとか到着できた安堵からか、3人で会うなり自然に笑い声が洩れたのでした。そういう親しみやすさは彼女の歌と音楽を支える大切なもののひとつですが、一方で当時アメリカン・ゴシックと言われたような影を彼女の歌声もまた引きずっていきます。ノスタルジアと歴史の闇を揺れ動きながら、しかし、最新作『エンパイア・ビルダー』でコンテンポラリーなシンガー・ソングライターとしての確固とした力量を開花させたローラ・ギブソンの「今」をぜひ体験ください。季節も冬、彼女の可憐な代表曲「Hands in Pocket」であたたまるには絶妙のタイミングでのツアーがはじまります。

LAURA GIBSON JAPAN TOUR 2017
ローラ・ギブソン ジャパン・ツアー2017

1月26日(木)東京 7th FLOOR(03-3462-4466)
東京都渋谷区円山町2-3 O-Westビル7階
出演:ローラ・ギブソン、フジワラサトシ
開場 7:00pm/開演 7:30pm
料金 3,500円(予約)/4,000円(当日)*ドリンク代別
チケット:会場(店頭販売/電話予約)、e+

1月27日(金)名古屋 KDハポン(052-251-1324)
愛知県名古屋市中区千代田5-12-7
出演:ローラ・ギブソン、レイチェル・ダッド+田辺舞(ダンス)
開場 7:00pm/開演 7:30pm
料金 3,500円(予約)/4,000円(当日)/2,500円(学割)
*ドリンク代別、学割:学生証など証明となるものをご持参ください。
予約:会場kdjapon@gmail.com

1月28日(土)金沢 アートグミ(076-225-7780)
石川県金沢市青草町88 北國銀行武蔵ヶ辻支店3階
出演:ローラ・ギブソン、rima katoten toteASUNA
開場 5:00pm/開演 5:30pm
料金 3,500円(予約)/4,000円(当日)/2,500円(学割)
*学割:学生証など証明となるものをご持参ください。
予約:aotoaowindowofacloudyday@gmail.com)、tell me why(tellmewhysy@gmail.com|090-5688-6750)

1月29日(日)京都 アバンギルド(075-212-1125)
京都府京都市中京区木屋町三条下ル ニュー京都ビル3階
出演:ローラ・ギブソン、西森千明
開場 6:30pm/開演 7:00pm
料金 3,500円(予約)/4,000円(当日)*ドリンク代別
予約:会場

1月30日(月)東京 7th FLOOR(03-3462-4466)
東京都渋谷区円山町2-3 O-Westビル7階
出演:ローラ・ギブソン、レイチェル・ダッドICHI
開場 7:00pm/開演 7:30pm
料金 4,000円(予約)/4,500円(当日)*ドリンク代別
チケット:会場(店頭販売/電話予約)、e+

協力:HEADZaotoao(金沢)、tell me why(金沢)
招聘:OURWORKS合同会社


ローラ・ギブソン(Laura Gibson):米オレゴン州にある人口5,000人ほどの小さな町コキーユに生まれたシンガー・ソングライター/チェロ奏者。可憐な佇まいと憂いに満ちた歌声でポートランドのSSWシーンで頭角を現わす。アルバム・デビューはハッシュ・レコーズからの『If You Come to Greet Me』(2006年)。スモール・セイルズのメンバーとしても知られるサウンド・アーティスト、イーサン・ローズとの共作アルバム『Bridge Carols』含め、これまでに計5枚のアルバムを発表した(うち3枚はHEADZにライセンスされ国内盤化)。日本にも2009年に来日し、リキッドルーム(東京)で開催されたフェスティバル「De La FANTASIA」出演を含めた5公演を大好評のうちに成功させている。

2016/10/18

Laura Gibson - Empire Builder


アーティスト:ローラ・ギブソン(Laura Gibson)
タイトル:エンパイア・ビルダー
カタログ番号:SDCD-032
発売日:2016年12月15日
収録曲数:12曲
パッケージ:A式紙ジャケット(シングル)/32Pブックレット(歌詞対訳掲載)
ライナーノーツ:荒田光一
歌詞対訳:mmm(ミーマイモー)
定価:¥2,000+税

ご注文はこちらから。

米オレゴン州ポートランドからニューヨークへ、新天地で待ち受けた困難を乗り越え
そのソングライティングの強さとしなやかさを増したローラ・ギブソン5枚目の最高傑作

 2014 年夏、ローラ・ギブソンは単身アムトラックの長距離列車に乗り、長く住み慣れたオレゴン州ポートランドからニューヨークへと移ります。西海岸と東海岸をつなぐ長い長いその路線の名は「エンパイア・ビルダー」。しかし、車上の人であるローラはもちろん、これからニューヨークで待ち受けている数多の不幸など知る由もなかったでしょう。

 到着早々、彼女は足を骨折し、上がり下りに不自由なアパートの5階の部屋を出ていくことになります。さらに翌春、彼女が住んでいたイーストビレッジの住処は大きなガス爆発事故のために建物ごと全焼(この事件は日本でも大きく報じられました)、彼女は命からがら逃げ出しましたが、持ち物のほとんどすべてをそこで失うことになりました。身元を証明するものも、楽器も、書き溜めた日記や歌詞も……。その後の数か月は友人宅のカウチやゲストルームを転々としながら生活を立て直すことに費やされ、さらに、入学した大学院の課題をこなしながらローラは失った歌詞を思い出すという作業に邁進したのでした。つまり、本作の背景には、こうした喪失と再発見の日々があります。

 また、学校で学ぶフィクション・ライティングの授業や講義を通じて、彼女はストーリーテラー/ソングライターとしての自分をいちから再構成し、見つめ直すのでした。そして、その喜びと自信の深まりは、彼女が困難を乗り越えて手にした大きなダイアモンドだったに違いありません。

 さらにこの作品を支えるため、旧友のキラ星のような音楽家たちが集められました。デス・キャブ・フォー・キューティーのデイヴ・デッパー、日本でも人気のマルチ演奏家ピーター・ブロデリック、そしてニーコ・ケースのダン・ハント、ディセンバリスツのネイト・クエリー、さらにSSW のアリーラ・ダイアンまで。自立、女性性、独居、人間関係や孤独をテーマに、喪失~再発見の瞬間を見事にとらえた『エンパイア・ビルダー』。強さとしなやかさを一層増した歌声とプロダクションは、大都市ニューヨークを歩く彼女のぴんと伸びた背筋を思わせる大きな飛躍のアルバムと言えるでしょう。

1. The Cause
2. Damn Sure
3. Not Harmless
4. Empire Builder
5. Five And Thirty
6. The Search For Dark Lake
7. Two Kids
8. Louis 
9. Caldera, Oregon
10. The Last One
11. The Easy Way*
12. Animals*
* 日本国内盤限定ボーナス・トラック

ローラ・ギブソン(Laura Gibson):米オレゴン州にある人口5,000人ほどの小さな町コキーユに生まれたシンガー・ソングライター/チェロ奏者。可憐な佇まいと憂いに満ちた歌声でポートランドのSSWシーンで頭角を現わす。アルバム・デビューはハッシュ・レコーズからの『If You Come to Greet Me』(2006年)。スモール・セイルズのメンバーとしても知られるサウンド・アーティスト、イーサン・ローズとの共作アルバム『Bridge Carols』含め、これまでに計5枚のアルバムを発表した(うち3枚はHEADZにライセンスされ国内盤化)。日本にも2009年に来日し、リキッドルーム(東京)で開催されたフェスティバル「De La FANTASIA」出演を含めた5公演を大好評のうちに成功させている。







2016/09/26

イ・ランと柴田聡子のランナウェイ・ツアー


 2016年9月にリリースした2枚のアルバム『ヨンヨンスン』『神様ごっこ』が各地で大きな話題を呼んでいる韓国ソウルのシンガー・ソングライター、イ・ランが、盟友、柴田聡子を誘って日本各地をツアーすることが決定しました。

ラティーナ』誌の表紙を韓国人アーティストとして初めて飾り、VICE JAPANのインタビュー(こちら)も評判を呼んでいるイ・ランの「いま」をぜひお見逃しなく。

イ・ランと柴田聡子のランナウェイ・ツアー

11月20日(日)松本 Give me little morep(080-5117-0059)
長野県松本市中央3-11-7
出演:イ・ラン、柴田聡子
開場 6:30pm/開演 7:00pm
料金 2,500円(予約)/3,000円(当日)
予約:会場(give.melittlemore@gmail.com
チケット:予定枚数が終了しましたので、予約受付を終了いたしました。キャンセル待ちの受付は上記連絡先までお願いします。

11月22日(火)名古屋 KDpハポン(052-251-0324)
愛知県名古屋市中区千代田5-12-7
出演:イ・ラン、柴田聡子、藤井邦博(魚座)、Gofish
開場 6:30pm/開演 7:00pm
料金 2,800円(予約)/3,000円(当日)/2,300円(学割)
*学割:学生証など証明となるものをご持参ください。
予約:会場(kdjapon@gmail.com

11月23日(水・祝)金沢 オヨヨ書林せせらぎ通り店
石川県金沢市長町1-6-11
出演:イ・ラン、柴田聡子
出店:金沢小町
開場 7:00pm/開演 7:30pm
料金 3,000円(予約)/3,500円(当日)
企画:tell me why(tellmewhysy@gmail.com|090-5688-6750)
チケット:予定枚数が終了しましたので、予約受付を終了いたしました。キャンセルがあった場合のみ、当日券のアナウンスをさせていただきます。

11月25日(金)鳥取 ボルゾイレコード(0857-25-3785)
鳥取県鳥取市新町201 上田ビル2F
出演:イ・ラン、柴田聡子、タナカ
開場 7:00pm/開演 7:30pm
料金 2,500円(予約)/3,000円(当日)
予約:会場(0857-25-3785)

11月26日(土)神戸 旧グッゲンハイム邸(078-220-3924)
兵庫県神戸市垂水区塩屋町3-5-17
出演:イ・ラン、柴田聡子、黒岡まさひろ
出店:喫茶ゆすらご
PA:西川文章
開場 6:30pm/開演 7:00pm
料金 3,000円(予約)/3,500円(当日)
予約:会場guggenheim2007@gmail.com
共催:塩屋音楽会

11月27日(日)大阪 豊崎長屋主屋
大阪府大阪市北区豊崎1-1-3
出演:イ・ラン、柴田聡子、斉藤友秋
出店:二月四日可否
開場 2:30pm/開演 3:00pm
料金 3,000円(予約)/3,500円(当日)
企画・予約:gallery yolchagallery.yolcha@gmail.com|090-3673-0337)
チケット:予定枚数が終了しましたので、予約受付を終了いたしました。キャンセル待ちの受付は上記連絡先までお願いします。

11月29日(火)東京・渋谷 7thpFLOOR(03-3462-4466)
東京都渋谷区円山町2-3 Owestビル7F
出演:イ・ラン、柴田聡子、Alfred Beach Sandal
開場 7:00pm/開演 7:30pm
料金 3,000円(前売り)/3,500円(当日)
チケット:予定枚数が終了しましたので、予約受付を終了いたしました。当日券の有無につきましては、公演当日、会場に直接お問い合わせください。

企画:スウィート・ドリームス・プレス
招聘:Some Echoes 株式会社
共催・協力:藤沢千史(松本)、Gofish(名古屋)、tell me why(金沢)、aotoao(金沢)、塩屋音楽会(神戸)、gallery yolcha(大阪)


イ・ラン(이랑):1986年韓国ソウル生まれのマルチ・アーティスト。映像作家、コミック作家、シンガー・ソングライターと活動は多岐にわたる。2006年、アマチュア増幅器(ヤマガタ・トゥイークスター=ハン・バッのソロ・プロジェクト)の「金字塔」のカバーから音楽活動をスタート、日記代わりに録りためた自作曲が話題となり、シングル「よく知らないくせに」でデビュー(2011年)。その翌年には初来日ツアーを実現させ、アルバム『ヨンヨンスン』をリリース。韓国自立音楽シーンとびきりのニュー・タレントとして大きな注目を浴びる。2016年9月にスウィート・ドリームス・プレスより『ヨンヨンスン』とニュー・アルバム『神様ごっこ』の国内盤がリリースされた。


柴田聡子(しばたさとこ):1986年札幌市生まれ。ギターの弾き語りでライブを行ないながら、これまでに2枚のデモCD(2011年)、ファースト・アルバム『しばたさとこ島』(2012年)、アナログ12インチ・シングル「海へ行こうかEP」(2013年)、セカンド・アルバム『いじわる全集』(2014年)、サード・アルバム『柴田聡子』(2015年)と、泉が湧くように作品リリースを続ける超新星。2016年には過去の楽曲の歌詞や書き下ろしの散文詩、長編詩などをまとめた初の詩集『さばーく』を上梓。その類稀な言語感覚をあらためて披露し、音楽のみならず、文学、演劇と分野を超えて柔らかな注目を集めるシンガー・ソングライター。
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2016/09/12

イ・ランと「ヨンヨンスン」と「神様ごっこ」へのコメント


 イ・ランと、9月15日にリリースする『ヨンヨンスン』と『神様ごっこ』について、たくさんの方からコメントをいただきました。こちらのコメントは『神様ごっこ』の特典冊子「イ・ランのこと」にも掲載しましたが、こちらでもあらためてご紹介しようと思います。急なお願いだったにもかかわらず快く引き受けていただいた皆様には感謝の言葉しかありません。そして、これらのあたたかいコメントがあなたとイ・ランを結びつける一助になることを願っています。順番はお名前の五十音順です。どうぞ。

 境界線を超えてゆこうとする人の姿は、どうしてこんなにも心を揺さぶるのだろう? ただ此処にいる自分があやふやすぎて、書くことや歌うことでしか、世界と自分を繋ぎとめられない人にとって、その暗闇を覗きみることと楽しく生きること、誰かと繋がってゆくことは矛盾しないはずなのに。うまくゆかずにすれ違ってしまう現実。人間関係、家族、大人になること、仕事、孤独、死……。イ・ランは日常の中で浮かび上がる、さまざまな感情をつぶさに見つめ、音楽や文章へ紡ぎ出す。その言葉はときに赤裸々で痛々しくもあるが、同時に人懐っこいユーモアにあふれ、それに触れた人の心をむき出しにしてしまう生命力にあふれている。
 此処ではない「何処か」、今の私ではない「私」、誰も見たことのない「真実」に到達したいと願うことは、神の領域に踏み込むことなのかもしれない。これは、神様になろうとした女の子の罪と赦しの物語(グレート・ジャーニー)。そのB.G.M.がこんなにも美しいことは、私にとって救いであり希望そのものだ。 /井口啓子(ライター、Super!)
 韓国インディー・シーンきっての才女、イ・ラン。型破りの才能の片鱗を窺わせたファースト・アルバム『ヨンヨンスン』、自由奔放に自身の歌世界を展開してみせたニュー・アルバム『神様ごっこ』。微笑とため息と独り言が混ざり合ったような歌の数々にひとたび触れれば、異才たちが集う韓国インディー・シーンにおいて彼女がなぜ「特別」な存在であり続けてきたか分かるはず。やさしくて、飾りっ気がなくて、少しだけ怖さを感じさせる歌だと思う。 /大石始(ライター)
 クールでユーモアのある女の子。先に彼女のイラストやコミックを知った私が初めて(映像でなく)ライブを見たのは桜台pool、ジンスタギャザリングの日でした。「良い知らせ 悪い知らせ」を日本語の歌詞で唄い、それを聞いた私は、カート・ヴォネガットが大好きということもあるかもしれないけれど、この場にいて幸せ!と思いました。イ・ランの唄っていること、書いていること、その言葉はいい、ほんとうにいい、と思います。 /大林えり子(ブックギャラリーポポタム
 現実と想像のあいだを、声とギターが揺れ動く。韓国にもモルディ・ピーチズやミランダ・ジュライに通じる感性の持ち主がいることを、『ヨンヨンスン』は教えてくれた。そして、『神様ごっこ』は、映画よりも映画的で、小説よりも物語的で、ユーモアと感傷に満ちた一枚だ。以前よりもクラシカルになった演奏に乗せて、イ・ランは葛藤を歌にしながら、ハハハ、ヒヒヒと、ひねくれた笑みをやさしく浮かべている。わかりやすさを求める世の中にそっぽを向けて、こんなアルバムを待ち望んでいた方も少なくないはずだ。 /小熊俊哉Mikiki
 ソウルで、東京で、会って遊ぶといつもとてもよいフィーリングをくれる。ランちゃんが放ってる熱や光にはなんだか頼もしい気分にさせてもらえる。心から正直な彼女のことばには人を引っ張る力がある。しなやかで強い人。また遊ぼう。 /北里彰久(Alfred Beach Sandal
 生き方自体が類稀なる才能。勤勉さを持ってして聡明。子ども顔負けの純粋さ。どこまでも広がる自由。大人になると、みんな蓋をしてしまうことにも、イ・ランは勇敢に開けたまんまです。イ・ランの世界の見方や、歌と曲が、儚くも美し過ぎます。触れると「はっ」となり、生きるアイデアとなります。 /黒岡まさひろホライズン山下宅配便
 気取らない、自然体の彼女が好きだ。テクノロジーが発達し、音楽の聴き方も多様化しながら、私たちはきっと口ずさめるシンプルなメロディーを求めている。好きな人に想いを馳せながら窓の外を眺める、電車の中で文庫本を読んでいるときにふと思いがけない風景に心奪われる、眠りにつく瞬間ふと幼い頃の母との記憶が頭に浮かぶ、そんなシチュエーションのときにブランケットのような柔らかさを持ったイ・ランさんの歌があれば完璧だと思う。私はそれに包まって、心の平穏を取り戻していく。 /多屋澄礼(Violet And Claire
 美しすぎて言葉を失う。前作ヨンヨンスン以上の傑作!  /チャーミー(Transceiver Records
 個人的にミュージシャンのお手伝いで、彼らのライブについてまわったことがある。主にライブ会場に行ってリハーサルを一緒に進め、ライブが無事に進行するのを見届けて家に帰るのだ。そうやって一緒に仕事をしてきたイ・ランのセカンド・アルバムを聴きながら、こんな考えが頭に浮かんだ。シンガー・ソングライターが自分の歌を何度も繰り返し歌うとき、どんな気持ちで歌うのだろう? ずっと同じ気持ちのまま歌い続けるのだろうか、それとも最初の気持ちを忘れてしまうのだろうか、あるいは、よりよい気持ちで歌えるようになるのだろうか? 自分のことを歌ってきたイ・ランの場合は、3番目の場合が多いだろうと思った。どんな選択においても明らかに引き返すことのできない道があるがゆえに、イ・ランのセカンド・アルバムは『ヨンヨンスン』と同じであるはずがないだろう。あなたもそう感じるだろうが、イ・ランのセカンド・アルバムには前作とは明らかに違う話が収められている。明るい作品とは決して言えないが、折に触れて覗き込んでしまうほかないこのアルバムを聴いていると、曲を書いて歌うイ・ランの(カバー写真にもある)いまの姿を眺めているようだ。いろんな面で不思議なアルバムだ。 /パク・ダハム(ヘリコプター・レコーズ
 今から数か月前のこと、いつも遊んでいる友達夫婦と元バンド・メイトのなみちゃんとソウルに久しぶりに遊びに行った。その時にしばらく会う機会がなかったランちゃんと久しぶりに会って、お互い会わなかった間の話、今の話を短い時間に語りあった。会わなかっただけで同じボートに乗っていたんだね、という感覚と確信が押し寄せてきて、とても懐かしく、何が起こっていても、今の彼女が高速スピードで輝きを増していることを嬉しく思った。
 『神様ごっこ』を聞いて、エッセイも読んで、彼女の作品を通して自分自身をもう一度見つめる時間を持てた。自分の中にも驚くほど同じような問題や喜び、恐れなどを見出して、頭の中が整理されていくようだった。個人的にもとても大切な作品に出会えたことを嬉しく思いながら、ランちゃんの進化しつつ相変わらずまっすぐな歌がより深い深いところに届いて、これが人生の深みなのかなと思っています。『ヨンヨンスン』を再び日本盤として聞けるのも嬉しい! また日本でライブが見れる日も近いかな? そのとき、きっと私はまた笑顔に涙を浮かべるでしょう。 /藤沢千史

2016/09/09

イ・ラン『ヨンヨンスン』『神様ごっこ』の特典と取扱店につきまして


 『ヨンヨンスン』と『神様ごっこ』、イ・ランのアルバム2タイトルのリリースまで1週間となりました。楽しみにされている方も多いようで本当にありがたく思っています。スウィート・ドリームス・プレス編集部も先々週あたりから毎日のように何かの入稿やその完成品の到着が続き、組み立て作業に大わらわ。今のところ大きな問題もなく良い仕上がりの2枚となりそうですので、どうぞ実物をお楽しみに。ただ、特に『神様ごっこ』につきましては手作業での組み立てで仕上がりがすべて均一とはいかないかもしれません。あしからずご容赦いただけると幸いです。

 その代わりというわけではありませんが、今回はいろいろと特典をつくってみました。まず、ファースト・アルバムの『ヨンヨンスン』にはイ・ランの描き下ろしのイラストを使った「イ・ランとジュンイチのラッキー・シール」を。

ジュンイチはもちろんイ・ランの愛猫のこと。
A6サイズのシートに5つのシールがレイアウトされています。

 そして、新作『神様ごっこ』にはイ・ランについてのあれこれ満載の小冊子『イ・ランのこと』をおつけします。特別寄稿に九龍ジョーさんと野中モモさん。映像やコミックを含めたレビュー・ページには村尾泰郎さん、路地と人原田淳子さん、『おならzine』制作で知られる「=3=3=3(プププ)」の中村友紀さん。さらに総勢10名から寄せられたさまざまなコメントに新旧2本のインタビュー、イ・ランの未発表秘蔵写真も多数掲載しています。というわけで、気づけば28ページのボリュームに。まったく採算に合いませんが(笑)、どうぞ酔狂と笑って読んでみてください。どちらも数は多くありません。在庫あるうちにどうぞ。

『神様ごっこ』の封入ブックレットと同じB6サイズなので、
この冊子も一緒にフォルダーに収納できます。

また、さらにスウィート・ドリームス・プレス・ストアと、イ・ランが日本のホームベースと慕う東京・新宿のイレギュラー・リズム・アサイラムでお買い上げの方には特製CD-Rもプレゼントします。こちらの収録曲はホライズン山下宅配便黒岡まさひろAlfred Beach Sandalも参加した「I Saizeriya U」、上記イレギュラー・リズム・アサイラムの開店10周年を祝してイ・ランが贈った「IRA」の2曲に、イ・ランが活動をはじめてまだ初期の宅録曲を3曲(2006年お「Junichi」、2008年の「Winter Bird」、2009年の「0」)、以上の計5曲を収録しています。一部、録音状態が悪く聞き苦しい部分もありますが、それもまたご愛嬌。また、数に限りがありますので、先着での配布(お一人様1枚ずつ)となります。どうぞご了承ください。

シンプルなものですが、こんなジャケットもつくってみました。
もちろんイラストはイ・ランによるものです。

 なお、「イ・ランとジュンイチのラッキー・シール」と『イ・ランのこと』は下記の初回出荷店での配布となります。引き続きご注文を募っていますので、新規取扱店が増えましたらその都度追記していきますね。

 また、以前こちらでご報告しましたようにスウィート・ドリームス・プレスはアマゾンでの取り扱いを中止しておりましたが、アマゾンのマーケット・プレイスを販売プラットフォームのひとつとして使用されているお店も多く、どうしてもこちらの感知せぬうちに商品ページが作成されてしまうこと(つまり、こちらから流さなくてもスウィート・ドリームス・プレスの商品をアマゾンで購入できることが多々あるのです)や、利用される方それぞれの地理的な理由や生活の要請もあることを再考し、取り扱いを再開することにしました。

 とはいえ、一票を投じるようにお好きなお店でご購入いただけたら、という考えは変わりません。今後も流通経路については状況を見ながら試行錯誤していくことと思いますので、ご不便をおかけしますが、どうぞよろしくお願いします。なお、アマゾンでご購入の方には上記特典をおつけすることができませんので、あらかじめご了承ください。

イ・ラン『ヨンヨンスン』『神様ごっこ』特典配布店リスト

スウィート・ドリームス・プレス・ストア(オンライン)*『ヨンヨンスン』特典「イ・ランとジュンイチのラッキー・シール」の配布は終了しました(9月25日)*『神様ごっこ』特典冊子「イ・ランのこと」の配布は終了しました(9月17日)*特性CD-Rの配布は終了しましたLilmag(オンライン)|レコンキスタ(オンライン)|珍庫唄片(オンライン他)|classics records(オンライン)|ブリッジWEB通販(オンライン)|興文堂書店(栃木・鹿沼)|monsoon donuts(群馬・前橋)|Bushbash(東京・小岩)|ブックギャラリー・ポポタム(東京・目白)|イレギュラー・リズム・アサイラム(東京・新宿)|FALL(東京・西荻窪)|LIKE A FOOL RECORDS(東京・新代田)|more records(さいたま)|MARKING RECORDS(松本)|林ショップ(富山)|オヨヨ書林(金沢)|TOKLAS(福井・敦賀)|sone records(浜松)|FILE-UNDER RECORDS(名古屋)|ON READING(名古屋)|誠光社(京都)|喫茶ゆすらご(京都)|JEUGIA Basic.(京都)|アオツキ書房(大阪)|LVDB BOOKS(大阪)|HOPKEN(大阪)|gallery yolcha(大阪)|AGIT for HAIR(神戸)|space eauuu(神戸)|ボルゾイ・レコード(鳥取)|タワーレコード新宿店タワーレコード渋谷店タワーレコード横浜ビブレ店タワーレコード池袋店タワーレコード京都店タワーレコード梅田マルビル店タワーレコード梅田NU茶屋町店HMV & BOOKS TOKYO(東京・渋谷)|HMV立川(東京・立川)|ディスクユニオン各店(取扱店については事前にお問い合わせください)

2016/09/08

今月のショーケース:FALL


 西荻窪のFALLで、昨年と同じくこの初秋の時期に2回目の「今月のショーケース」をやらせていただくことになりました。前回は在庫があるものを全タイトル展示・販売しましたが、限られたスペースの中ちょっと欲張りすぎたかなという反省を踏まえ、今回は厳選した12タイトルのみの展示・販売です。その代わり、それぞれの作者と作品について他ではあまり書いていないあれこれをポップにまとめて添えてみました。前回同様どの作品も試聴できます。また、サンプル盤につきましては、自由にジャケットを広げたり、ブックレットのページをめくってみてください。

 来週にはイ・ランの新作アルバム2タイトルも加わる予定です。また、9月21日からは展示している12タイトルの半分を入れ替えようと思います。前半はどちらかというと身の回りの人たちの邦楽作品が中心で、後半は海外の人たちの作品や海外の人と日本の人との共作が中心になります。もちろん2016年に入ってからリリースしている比較的新しい作品につきましては会期を通して展示します。ぜひ実物を手にとってみてください。

今月のショーケース
会期 9月7日(水)〜10月2日(日)
東京・西荻窪 FALL
東京都杉並区西荻北3-13-15-1F
時間 12:00pm〜8:00pm

http://gallery-fall.tumblr.com/post/150070085152/sweet-dreams-press

2016/08/25

ICHI: Around the Moon Japan Tour 2016


 さて、本年4月にもパートナーのレイチェル・ダッド、さらにコラ奏者のウィル・ニューサムとの三頭ツアーを敢行し日本全国を渡り歩いたICHIが急遽単身来日、秋深いジャパン・ツアーをすることが決定しました。題して「アラウンド・ザ・ムーン」ジャパン・ツアー。現在のところアナウンスされているのは下記公演ですが、今までのことを考えるとそこはICHIくんのこと(西日本の公演については、もちろんブッキングはカウアンドマウスさんです)ここからまたさらに公演数が増えたり増えなかったりしそうです。

 というわけで日々の変動にどうぞご注意ください。いつの間にかあなたの街のどこか楽し気な場所で竹馬に乗ったICHIくんが登場しないとも限りません。心優しい旅人です。どうぞ通報などしないよう拍手喝采で迎えましょう。それではICHIの「月の周りで」ツアー、最後まで360度たっぷりとお楽しみください。


OTONOTANI 2016
10月1日(土)岐阜 岐阜県揖斐高原貝月スキーリゾート
岐阜県揖斐郡揖斐川町日坂1509-15
出演:ICHI、溺れたエビ!CRUNCHDOIMOIトクマルシューゴHei TanakaNICE VIEW、Maher Shalal Hash Baz、呂布カルマ
開場 10:00am
料金 5,000円(一日券前売)/6,000円(一日券当日)*このほか2日通し券、バンガロー付き2日通し券などもあり
問い合わせ:OTONOTANI 2016

10月4日(火)高知・香美 ももくり館
高知県香美市土佐山田町1588-1
出演:ICHI
開場 6:00pm/開演 7:30pm
料金 2,500円(予約)/3,000円(当日)*ドリンク代別、小学生以下無料
予約:巡舎 meguriyameguriya2015@gmail.com)、ハルモニアcowandmouse1110@gmail.com|080-3136-2673)
協力:巡舎 meguriya

10月5日(水)松山 ミロコカフェ
愛媛県松山市湊町3-1-1-2F
出演:ICHI
開場 7:00pm/開演 8:00pm
料金 2,500円(予約)/3,000円(当日)*ドリンク代別、小学生以下無料
予約:ミロコカフェ(070-5350-5365)、ハルモニアcowandmouse1110@gmail.com|080-3136-2673)
協力:音ノ晴レ文ミ

10月7日(金)松江 BOKUDAMI
島根県松江市上乃木4-8-18
出演:ICHI
開場 7:00pm/開演 8:00pm
料金 2,500円(予約)/3,000円(当日)*ドリンク代別、小学生以下無料
予約:しょうが女子会syouga.joshikai@gmail.com|090-7504-3426)
協力:しょうが女子会Cafe Bar E.A.D

10月8日(土)広島 LOG
広島県広島市中区土橋町6-17-2F
出演:ICHI
開場 6:30pm/開演 7:30pm
料金 2,500円(予約)/3,000円(当日)*ドリンク代別、小学生以下無料
予約:アスメモasumemoao-info@yahoo.co.jp|082-533-6498)
協力:アスメモ

10月9日(日)三重・四日市 radi cafe apartment(059-352-4680)
三重県四日市市諏訪栄町1-6
出演:ICHI
開場 7:00pm/開演 7:30pm
料金 2,500円(予約)/3,000円(当日)*ドリンク代別、小学生以下無料
予約:会場(locci@radicafe.com *HPに予約フォームあり|059-352-4680)

10月14日(金)大阪 SIO Gallery
大阪府大阪市中央区南船場1-3-26
出演:ICHI
開場 7:00pm/開演 8:00pm
料金 2,500円(予約)/3,000円(当日)*ドリンク代別、小学生以下無料
予約:会場(space.siosiosio@gmail.com|080-3847-0814)、ハルモニアcowandmouse1110@gmail.com|080-3136-2673)
協力:SIO Gallery

10月18日(火)長崎 Public Rebel Store
長崎県長崎市中園町7-10-1F
出演:ICHI
開場 7:30pm/開演 8:00pm
料金 2,500円(予約)/3,000円(当日)*ドリンク代別、小学生以下無料
予約:会場(puka_puka483@yahoo.co.jp|095-849-2158)

10月19日(水)佐賀 CIEMA
佐賀市松原2-14-16 セントラルプラザ3F
出演:ICHI
開場 7:00pm/開演 8:00pm
料金 2,500円(予約)3,000円(当日)*ドリンク代別、小学生以下無料、学生料金は共に500円オフ(学生証を受付でご提示ください)
予約:会場(0952-27-5116)、routes(0952-37-5883)、Clip!SAGAticket@clip-magazine.com
協力:LONG SIX BRIDGE

10月20日(木)熊本 はけみや保育園
熊本市北区高平3-35-28
出演:ICHI
開場 9:30am/開演 10:00am
料金 無料
問い合わせ:会場(096-344-7281)
協力:LONG SIX BRIDGE

10月20日(木)熊本 cafe viale
熊本市東区江津1-1-12
出演:ICHI
開場 7:00pm/開演 8:00pm
料金 2,500円(予約)/3,000円(当日)*ドリンク代別、小学生以下無料
予約:会場(096-362-3751)、LONG SIX BRIDGE(予約フォーム)、TSUTAYA書店熊本三年坂チケットカウンター
協力:LONG SIX BRIDGE

10月21日(金)福岡 スピタルハコザキ
福岡県福岡市東区箱崎1-32-31
出演:ICHI
開場 8:00pm/開演 8:30pm
料金 2,500円(前売)/3,000円(当日)*ドリンク代別、小学生以下無料
予約:会場(yoyaku@spital.jp|092-409-8500)


ICHI(イチ):英ブリストル在住の発明音楽家。木琴、鉄琴、トランペット、アコーディオン、コントラバス、メロディカ、タップシューズ、風船、タイプライター、自作楽器などを自在に操り、その奇想天外でユーモラスなライブ・パフォーマンスは世界中で喝采を浴びている。最新アルバムは2015年にリリースしたサード・アルバム『maru』。NHKで放送中のアニメーション『おんがく世界りょこう』の主演キャラクター「イチくん」のモデルでもあり、同番組に楽曲提供もしている。